この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2016年06月20日

E藤です。6/18~19の日程で、大峰に行く予定だったのですが、メンバー2人の体調不良により、大普賢岳の手前で撤退しました。以下、行動の記録です。



6/18(土)快晴


近鉄大和上市駅に8:20に集合した。Y山が地図とコンパスを忘れて、急遽地図をコピーしてくるというハプニングがあったが、全員8:30発のバスに無事乗れた。10:01に和佐又口のバス停に到着し、和佐又ヒュッテまでコンクリートの道を歩いて向かった。今思えばここが一番きつかった。アスファルトは照り返してくるし、直に日光も当たるし、登りでもあったので、入山する前に皆体力気力ともに消耗してしまった。さらに、M嶋が歩いている途中で生理学のノートを落としてしまった、ということもあった。後から聞いた話だが、A川とM嶋はこの時点で体調に違和感を感じていたそうだ。11:01に和佐又ヒュッテに到着し、すこし休憩してから入山した。


11:13 入山

途中、尾根に出た地点がわかっているかどうか1回生に聞いてみたところ、ちゃんと分かっていたので良かった。


12:06~12:28 レスト

シタンの窟というところでレストをとった。ここで、M嶋が腹痛を訴える。M嶋には横になって休んでもらった。長めにレストをとって、12:28に出発した。


12:59~13:09 レスト

石の鼻というところでレストをとった。ここは眺めが良かった。見渡す限り山、山、山だった。

M嶋もきつそうだったが、A川も腹痛ということで座って安静にしていた。また、A川は昨日まで頭痛がしていたらしい。レストをとった地点が横になれそうなほど広くなかったので、10分程度休憩して出発した。


13:28~14:06 レスト

A川が腹痛で辛そうだったので、大普賢岳の手前の平たいところでレストをとった。

M嶋もA川も腹痛とのことだったので、医療箱から正露丸を出して、飲んでもらった。飲んでから、また10分くらい待った。するとA川は腹痛が和らいでマシになったようだったが、M嶋は相変わらず横になったまま辛そうにしていた。M嶋は目がうつろになっており、「食欲がないから、おかゆも食べられないかも」と言っていた。

ハシゴや岩場はこれからも続くし、CS1まで3時間はかかるし、2日目は天気が崩れる予報が出ているし、2日目に2人の体調が回復する保証もないので(本人らは寝れば治るはず、と言っていたが…)、14:06に撤退することに決めた。

撤退を決定した後は、レストを2回ほどとりつつ、来た道を引き返し、16:10に和佐又ヒュッテに下山した。


川上タクシーというタクシーに和佐又ヒュッテまで来てもらい、大和上市駅まで行った。(13000円ほどだった。)

来た道をタクシーで通る時に、奇跡的にM嶋の生理学のノートを回収できた。よかった。

それからは各々電車に乗って無事帰宅した。


何とか無事に全員自力で下山、帰宅できたので安心した。A川はもともと腹痛になりやすいらしく、それ専用の薬があるらしいので、次からは持ってくるようにお願いします。M嶋の腹痛の原因がよく分からないのが心配である。水分、塩分補給はきちんとしていたはずなのだが、気温が30度を超える時期に、最初からアスファルトの道を歩くようなコースにしてしまったのが良くなかったのかもしれない…。もうすこし配慮のあるコース設定をすべきだったと思う。また、次の山行では健康に登ることができるよう、2人だけでなく、全員、食事や睡眠、体調管理にも気をつけよう。今回は読図があまり出来なかったので、次はやりたい。とにかく、次の山行で全員健康に最後まで登りきれるように願う。天気予報は今のところ微妙ではあるけれど、、今週末、part2に行けますように。