この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2016年01月31日

来年度から部長をやることになりました杉原です。


1/31に和束50cmゴルジュへ行ってきました。



写真:http://photozou.jp/photo/list/2619556/8793418



そもそも、このゴルジュの存在を知ったのは某有名人が運営する辺クラ同人というサイトだった。自分の家から(多少遠いものの)自転車で行くことのできる距離だったので、暇な時間を見つけて是非行ってみたいと思っていた。家から自転車で往復3時間ほどの所だったが、山越えがとてもしんどくて、次に行くことがあれば絶対に自動車を使うと心に決めた。



和束とは茶畑で有名な地域で、日本古来の風景が残るTHE 村という感じの地域である。


辺クラ同人では「放課後や仕事後にお勧め。」と書いてあって、某有名人も夜中にヘッドランプを用いて遡行していた。これを見て、ザイルとハーネスを使わずに遡行できると判断して行った。



自転車でのアプローチと、入渓までが大変だった。なにせ谷がなかなか見つからなかった。入渓してすぐにゴルジュがあると思いきや、堰堤を越えてから5分ほど遡行してからようやくゴルジュが出てきた。



ゴルジュが始まってからは急激に細くなり、まさに50cmゴルジュだった。登攀能力は予想していた通り必要なかったが、岩がもろもろ過ぎて登れないという場面には出くわした。ルンゼというルンゼも細くなっていて、本流からそれることになってしまうが、進んでみたくなるほどだった。途中で3m程の滝を二つ登って進むと、すぐに不動滝があった。たまに残置ロープがあり、まあ誰でも行ける沢だろう。(夜に遡行するのはどうかと思うが....。)不動滝は右岸巻きで容易だった。不動滝を巻き終わってからは急に平穏になった。さらにポットホールがいくつもあった。ここらへんはどうやらポットホールで有名らしい。さらに少し進むと、トンボ池と書いてある看板や建物が出てきた。



そこから、一本西の谷を下降するか、尾根を使って下山するか少し悩んだが、とりあえず道があるので道沿いに進んだ。すると道が無くなったので、尾根沿いに進んだ。そして少しすると青のテープが巻いてある道に合流したので、進んで行くと、舗装された道路が出てきた。夕暮れになってきたのもあって、これを使って下山しようと思ったが、少し進むと下降する予定だった沢が横にきた。何を思ったのか、その沢に降りてしまった。何だか楽しそうだったのだ。しかし結果的に全く楽しくなかった。簡単にどんな感じだったのかを説明すると、砂→10m程の滝を持つ本格的なゴルジュ→敷き詰められたゴーロ帯→砂→釣り堀→下山という感じだった。ここでゴルジュに出会った時は絶句した。こんな小さな沢にあるとは思えないほどに大きなゴルジュだったからだ。これは左岸巻きで巻いて沢沿いに降りた。踏み跡らしきものがあった。その後のゴーロ帯は腹が立つことこの上なかった。まず、ゴーロがぴっちりと詰まっているので水がゴーロ帯の下を流れている。そのゴーロ帯の上には水が流れていないのでヤブヤブしていた。少し行くとまた砂になり、堰堤を右岸巻きで越えると釣り堀が出てきた。ここに行きしな自転車を置いてきたので、まあ予定通りという感じだった。



取り敢えず楽しかったです。また機会があればみんなで行きましょう。


この記事へのコメント

おおお、日列島本最峡ゴルジュ!!

最近の京大ワンゲルさん頑張ってますか。

Posted by けんじり at 2016年02月01日 08:15

けんじりさん


先輩から噂は伺っております。

頑張り具合はまずまずというところでしょうか...(笑)

岳人2月号での記事は部内でも面白いと評判がいいです。

今後の活躍も期待しています。

少なくとも僕に関しては、まだまだ未熟ですが、また機会があれば沢でお会いしましょう!

Posted by 杉原 at 2016年02月01日 20:02

岳人2月号は気合い入れて書きました。

剱沢大滝オススメですよ。

ブログ『辺クラ同人』をよろしく。

比良の谷で会いませう。

Posted by けんじり at 2016年02月02日 20:29