この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2015年11月01日

M里です。10月31日(土)に個人山行で大山に行ってきました。メンバーはM里、O田、F田、T田、I本、O和田、M嶋の7人です。写真をアップしましたのでご覧ください。

写真:http://photozou.jp/photo/list/2619556/8738817


以下、適当な報告

30日の22時過ぎにBOXを出発。下道で大山までシエンタ1台でアプローチ。5時前に駐車場に着き、そのまま準備をして入山。当然暗いのでリヒト山行。夏山登山道をひたすら登る。荷物が軽いのできつくはない。明るくなってくると日本海側を一望できた。弓ヶ浜と美保湾が美しかった。灌木帯に入ると、振り返るたびに素晴らしい景色が見えて皆のテンションが上がる。が、上を見ると稜線は雲に覆われていた。天気予報も曇りだったので、また山頂は晴れないのか……と思って悲しくなる。7合目付近から様子が変わりだした。ガスの中に入ったと思ったら、妙に上の方の景色が白い。木に霜が降りて、雪が積もっているように見える。ロープもぱりぱりに凍っていた。寒い。そのうち木道が現れた。ここまで来たら山頂まですぐだろうと思っていたら、木道に霜が降りていて非常に滑りやすく、ここが一番の難所だった。滑らないように四つん這いになったりして進む。7:20に山頂。周りはガスで何も見えない。写真を撮ってすぐに避難小屋に入って寒さをしのぐ。F田がガス缶と鍋を持ってきていたので、お湯を沸かしてココアを飲んだ。F田は神様だった。小屋でお菓子を開けてのんびりしていると、外が急に明るくなる。小屋を飛び出すとガスが晴れて展望が広がっていた。今回の山行はなんて恵まれているのだろうか。下りも常に景色が眼前に広がっていたのでなかなか楽しかった。途中からは紅葉の中を歩くことができた。これぞ秋山という爽やかな山道。元谷から見た大山の荒々しい山肌には目を奪われた。大神山神社に出て下山。日本一長い自然石の石畳を歩き、大山寺を通って駐車場に戻った。大山寺でO和田とはぐれたが、駐車場に戻ると先に着いていた。人騒がせな奴だ。下山時刻は10:55。松江に行くことを主張するO和田を数の力で黙らせて、境港に向かう。昼食は海鮮丼。水木しげるロードをぶらつく。意外と楽しいところだった。まだ松江を主張するO和田を無視して鳥取砂丘へ。16時半ごろ着。予想以上に広大な砂丘に一同興奮。裸足になって丘に登る。ちょうど夕暮れで、たいへん美しい景色だった。そして恒例の砂丘ダッシュ。経験者のO田が先陣を切る。盛大にすっころんだ。砂まみれ。他の皆は思いっきり駆け下りていたが、O和田だけはビビッていた。かなりの傾斜と高さだったので、駆け下りたときの快感は素晴らしい。海まで下りる。砂が冷たかったので、海水が温かく感じた。お土産を見てから帰路につく。9号沿いの台湾料理屋で夕食。そして0時前にBOX着。疲れたが、充実した旅だった。大山は素晴らしい山。時間が早かったので人が少なかったのも良かった。ここまで楽しい山行はなかなかない。ぜひまた登りたいものだ。メンバーも楽しんでくれたようで、発案者としては嬉しいことこの上ない。