この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
2015年08月05日
M里です。8/3・4で完成編として堂倉谷に行ってきたので報告します。メンバーはM里、S木、S原、O和田、O柳、M瀬と客人のT橋、M崎の合計8人(!)。沢とは思えない人数の多さですね。それでも行動はまあまあスムーズでした。台高の沢のスケールの大きさを改めて実感できて、楽しい山行になりました。詳細は追記をご覧ください。
写真:http://photozou.jp/photo/list/2619556/8678638
8月3日(月) 晴れ→曇り
1:30 BOX発。ワンゲルタクシーに依頼して、10人乗りのハイエースでアプローチ。K村さん、ありがとうございました。
5:35 大台ヶ原駐車場着。
6:05 入山
6:37~6:42 日出ヶ岳。青空が広がっていて気持ちがいい。
7:50~8:00 堂倉避難小屋。レスト。
8:40~9:05 堂倉滝。長い縦走で暑かったので、釜で泳いで遊ぶ。
9:09~9:30 堂倉滝の巻き。2つ目の吊橋の手前から明瞭な道があり、モノレールまで出てからガレたルンゼを下った。落石が頻発。
9:40~10:20 30m滝。滝のすぐ右横を登ろうと試みるが、高度感があり断念。少し戻るとテープと明瞭な巻き道を発見。簡単に巻けた。
10:30~10:45 広い釜で飛び込んで遊ぶ。O和田の携帯が完全に沈黙。
11:10~11:17 斜10m。左から登る。簡単。
11:34~11:49 アザミ谷出合。レスト。
12:01 奥七ツ釜滝。その後の斜15mは腰まで浸かってから右を直登。
13:00~13:15 堰堤。堰堤の左のすぐ上をトラバースしようとするが、高度感があり断念。左を大きく巻く。
13:37 林道出合。林道に上がる。
13:57~14:12 林道地池谷出合。レスト。林道を少し進んでから堂倉谷に下りて、CSを探すことにする。
14:28 地池谷出合。CS1。
CS1でテントを立てて、いろいろなものを干そうとしていると、雲行きが怪しくなり雨が降ってきた。そして猛烈な雷雨になった。慌ててテントに入る。最初は雷の轟音に震えていたが次第に慣れて、やることもなかったのでみんな寝た。テントは浸水。フライが何の役割も果たしていなかった。1時間ほどして目覚めると雨は止んでいた。沢は増水して茶色く濁っていたが、テントまで来ることはなかったのでよかった。夕食は炊き込みご飯。焦げたにおいが漂っていたが、思ったよりうまく炊けていておいしかった。雨で焚き火は無理かと思われたが、1・2回生が固形燃料を使って焚き火を成功させた。その執念には感服する。S木とO柳は釣りにチャレンジしていたが、暗くなったので諦めていた。北海道ではぜひ釣ってほしい。
8月4日(火) 曇り
3:30 起床。沢の濁りはなくなり、増水も引いていた。
5:22 出発。林道に上がる。
5:52 堰堤を越えたところで林道から沢に下りる。直後に二股。
6:52 シャクナゲ谷出合
7:15 7m。直登。
7:40~8:55 幅広12m滝。滝の右で1・2回生はランビレの練習。ただ、あまり支点を取れるところがなく、いい練習になったとは言えなかった。3回生はフリー。簡単に登れた。
9:20~9:34 2段25m。1段目は右を直登。高度感があって怖い。2段目は左のルンゼを登った。
10:17~10:22 水汲みレスト。途中で遡行終了して堂倉山の北西の鞍部に上がり、尾鷲道に出て下山することにする。
10:52~11:02 レスト
11:07 尾鷲辻。去年の光谷の時と違って、今回は最後まで登山道を辿れた。
11:35 駐車場。下山。
林道を歩いたので、だいぶコースタイムを短縮した。2段25mの1段目は緊張を強いられた。それ以外は泳いだり小滝を直登したりと、特に問題となるようなところはなかった。
帰りもワンゲルタクシー。下山後に運転しなくていいというだけで、だいぶ気が楽だった。入之波温泉に寄る。ぬるくて長湯できて気持ちいい。京都に帰ってさとのやで打ち上げ。満腹で満足。
やはり台高の沢はスケールが大きい。水量も多く、何度も泳ぐことになった。こんなに水と戯れながら遡行できるのも真夏ならではだろう。非常に楽しかった。
完成編も無事に終わりました。特に問題はなかったので合宿に計画通り行こうと思います。何か指摘があればコメント欄またはM里まで。