この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2015年07月13日

M里です。久しぶりに土日の天気が良かったので、7/11~12に奥ノ深谷遡行・口ノ深谷下降に行ってきました。メンバーはM里、S木、S原、O和田、O柳、M瀬の6人。M里は3回目の奥口ですが、なんだかんだ言ってやっぱりいいところです。詳細は追記にて。やっとPart2も終わり、あとは完成編と合宿です。今週は堂倉谷と北海道合宿の審議を行います。今から楽しみで楽しみで早く行きたくてしようがないです。夏休みが待ち遠しい。

写真:http://photozou.jp/photo/list/2619556/8664428


7月11日(土) くもり

5:50 坊村着

6:10 入山

6:50 入渓。S木、S原がそろって白滝谷の方に入ろうとした。やはりルーファイは大事。

7:17~8:39 2段10m。右の壁でランビレ。合図は笛で行った。

9:02~9:14 滑り台で遊ぶ。

9:25~9:40 9m。右岸高巻き。

9:54~11:04 斜7m。ランビレ。支点はすべてカムで取った。

12:38~12:48 遡行終了。レスト。

13:42~13:52 レスト

14:08 CS1。

この日は水量が多めで、滝の一つ一つに迫力があって楽しかった。行動もスムーズでよかったと思う。

夕食はそぼろ丼と野菜炒め。ここ2回の山行は撤退続きで、ペミをしても山で食べられないということが続いていた。食当のM瀬は辛かったことだろう。3度目にしてようやく山で食すことができたその料理は、非常においしかった。夕食後は秘密兵器を放出して宴会。

夜も更けたころ、遠くに光る小さな点を見つける。近づいてみるとホタルであった。比良にもいるのかと意外の感に打たれる。その後も2匹ほど見つけた。緑色の粒が点滅しながら舞う様子はやはり幻想的だった。

さらには、M瀬が川で小魚を手掴みしてテン場に戻ってきた。大きな成魚も見たという。もう21時を過ぎていたが、その言葉を聞いてみんな立ち上がり川へ向かった。暗い川をライトで照らしながら大物を探す。稚魚は結構見つかった。大物も2匹ほどいたがサッと泳いで逃げてしまう。そろそろ戻ろうと引き返し始めた時、O和田が大物を発見。O柳とM里で隅まで追い込み手掴み寸前までいったが、跳ねて逃げてしまった。その後もしばらく粘って探すが見つからず、断念。O柳はかなり悔しがっていた。

そんなこんなで寝るのはかなり遅くなった。でも充実した1日だった。やはり沢は楽しい。


7月12日(日) 晴れ

5:00 起床。4時に起きるはずだったが…。周りはすっかり明るい。外で調理をしていると虫が寄ってきて、足を刺してくる。痛痒い。藪よりも虫が多くて不快だった。

6:18 出発

6:34~6:46 15m。右岸巻き。斜面の泥が滑りやすくて怖かった。

7:20 斜6m。S木のみ洞窟状の滝をくぐって下った。他は右岸巻き。

8:00 斜12m。右岸巻き。足元が切れ落ちていて怖い。

8:45~9:35 斜10m。S原がクライムダウンに成功するが、高度があり危険そうだったので、S原を登り返させてから全員懸垂下降を行った。斜瀑の先の右岸を少し登り、木を支点にしてアプザイレン。ザイルは前日にテン場で50mと30mを連結しておいた。

9:55~10:45 飛瀑13m。右岸からアプザイレン。支点は立ち木。

11:35~11:43 下降終了。水汲みレスト。アプザイレンを2回こなしたので、ゴルジュの手前で下降終了して左岸の登山道に出た。

12:00 林道

12:13~12:38 CLが三ノ滝を見に行きたくなったので、行きたい人だけ行くことにした。M里とO柳は下まで降りて飛び込んだり泳いだりして遊ぶ。ちょうど暑くなってきていたので気持ちよかった。三ノ滝の水量の多さには圧倒された。

13:03 坊村。下山。


比良とぴあに寄り、回転ずしを食べて、山中越えして、18時ごろ帰京。


だいたいコースタイム通りでした。完成編に行っても問題はないと思います。

やっぱり沢は暑い時期の方が楽しいです。暑い時期なら、下降が早く終わったら三ノ滝付近で遊ぶことをお勧めします。