この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2015年05月19日

ここ最近日帰り山行ばかりしているS上です。

5月17日に日帰りで藪漕ぎに行ってきました。今回は縦走めんにも藪漕ぎの魅力を知らしめられればと思い、廃村大河内からロボット雨量計跡までを往復しました。メンバーは、僕、H瀬、家D、M、新入生のE藤でした。

当初は1294ピークまで足を延ばし、帰路は源平谷山経由で廃村の鳥居に降りる予定だったのですが、往路で登山道ではなく律儀に藪漕ぎをしたため往復となってしまいました。残念でしたが往路は春なら登山道無視すれば完全な藪で、なかなか良いのではと思いました。また、時期が早かったためか毛虫も羽虫もおらず、快適な山行となりました。

毎回思うのですが、鬱陶しいから藪のネガキャンはいい加減控えてくださいね💚

以下追記。16日

19時頃BOX出発。僕と家Dで交代して日野川源流まで行くが、分岐に差し掛かり、カーナビ通りに進もうとしたら通行止めだったので橋の袂の空き地に駐車、0付。


17日

4:00 起床。4時半頃出発。ゲートを潜り抜けたが駐車場に出て行き止まりだったため、カーナビが間違っていたことが判明。車に戻り、橋を渡って林道終点まで行く。申し訳ないことをした。

5:20 気を取り直して出発。例の如く小さな滝を下降し、沢まで降りる。渡渉でE藤がこけて胸くらいまで浸かるが怪我は無し。自分も靴に浸水して気持ちが悪かった。始めの急登は結構滑りやすく、歩きにくかった。

普段の縦走では急な斜面や尾根を草木をつかみながら登ることはあまりないので新鮮だったと思う。

6:05 650m付近で10分休憩。最初の渡渉でそこそこタイムロスをしてしまった。途中から踏み跡が現れ、800m

付近に雪渓があった。流石豪雪地である。途中から登山道が尾根を外れるのだが、ここで忠実に尾根の真ん中を行くことにして藪漕ぎ開始。案の定斜面の下に向かって樹が生えているため、少し苦労する。

7:05 900m付近で10分休憩。源平谷山との分岐前まで灌木と笹が混ざった藪を漕ぐ。新緑の藪は気持ちが良かったが、如何せん見通しが全く効かないので源平谷山へ帰路を採ることに不安を覚える。分岐の尾根を過ぎてからは笹がメインとなるも、踏み跡が見つからず藪を漕ぐ。メッサ楽しい。流石に今回のメンバーで弱音を吐くような者は居なかった。そりゃそうか。

8:05 1090mのピークで木登りRF、休憩。皆楽しんでいたようである。E藤が結構植物に詳しいことが判明。相変わらず藪を漕ぐ。

9:17 1120mの小ピーク手前で休憩。この後もほとんど藪である。やはり秋に来た時と全然違う。尾根に忠実に歩いていたため、登山道が中々見当たらなかった。最後の数10mでやっと見つかったので踏み跡を辿る。

10:18 ロボット雨量計跡到着。ここで折り返すことを決定。雨量計跡には青いビニールシートが掛けられてた。誰がこんな処に来るのだろう。ロボットからは笹の草原が広がり、奥美濃の山々、白山などが見渡せた。長めの休憩と付近の散策(1294ピーク方面の鞍部まで)を楽しんだ。E藤も結構楽しそうにしていたので良かった。

11:05 ロボット発。ここからの下りは踏み跡がなければ結構難しいと思う。先頭を家Dに交代したが、安定感のあるtopを務めてくれた。

12:05 1120m付近で休憩。藪中では思ったよりも距離を稼げていないことを皆実感したようである。ホントそれ。途中から踏み跡が見られるようになる。往路より少しずれていただけであったようだが、藪が濃いために気付かなかったようである。途中、Mが地図を失くした!と言って捜索したが見つからなかった。尚、地図は下山後ザックの中から発見された。見つからなくて当然である。

12:50 1090mピークで休憩。この後topをH瀬に少しの間替わるが、途中で自分に交代する。

13:10頃 源平谷山との分岐でRF。往路方面に行く尾根を見つけるのに結構苦労するかと思いきや、案外あっさり見つかる。踏み跡も出てきたので尾根から離れすぎない程度にそちらを辿ることにする。途中から肉の食いたさが募ってきたのでスピードアップ。

14:20 780mの所でRF。せっかく藪に来たのだからそれらしいことをしておこうという事で尾根を確認する。この次の720mでもRF。風邪で喉をやられているのにずっと薀蓄をたれて体調が悪くなったH瀬以外全員参加した。この後、件の急傾斜を下っていくが、先頭の家DがしっかりとRFをし、ピンポイントで入山地点に降りることが出来た。実に頼もしい。本人曰く、藪は半期に1回で良いそうだが、もっと来てほしいと思った。

15:35 下山。最後の渡渉でまた濡れてしまった。


下山後は家Dが林道を40㎞で飛ばしたので怖かった。自重してくれ。

焼肉は例の如く「長浜で二番目に安くてうまい!」ことを自称する某店に行った。個人的には冷麺が無かったのが残念だったが肉は美味かったの良しとした。