この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2015年05月07日

木戸です。

5/2-3にM岡氏と平S氏(!)と台高の堂倉谷に行ってきました。

簡単に感想等を。滝名はさわナビ準拠。詳しい記録は「がんもの山行記録」に載るかも。

経験豊富なお二方と一緒で大変楽しい遡行になりました。ありがとうございました。


・5/2の早朝に京都を出発して入山。登山道は桜やツツジが見られとてもきれい。快晴。

・堂倉滝の巻きは、吊り橋を渡ってしばらく行ったところにあるもう一つの吊り橋の基部から明確な道がある。モノレール沿いにしばらく行ってルンゼを下降。難しくは無いが落石が怖い。

・斜10mは胸まで浸かりつつ右岸に渡渉して登る。残置のある左岸壁は上のほうが悪そうで推奨できない。

・堰堤を越えてすぐ上のところでCS。とても良いところ。平S氏が釣り成功。焚火をしておいしいカレー(肉が三種類、しかもから揚げになってた)を食べて酒を飲んで愉快なひと時を過ごす。アマゴうまし。

・2日目は曇りのち小雨。シャワークライミングがそこそこあり、さすがに寒い。

・12m滝は左岸を平Sがリード。中間支点は全部灌木、最終支点は立木。落ちるとやばそうなところ。

・3段25mは案外簡単で、ザイル不要。

・3段15mの落ち口の突破は難しいとされているが実はそこまででも無い。落ちてもたいしたことないので怖くも無い。

・全体的に、核心とされている滝でザイルを出した方が良いのは12m滝くらい。むしろ、小滝の突破や小さな巻きのルート取り、巨岩の登りなんかの処理で微妙に嫌なところが多かった。そういう意味でトップの突破力が大きく影響すると思う。今回平S氏に大体トップをつとめてもらったので、だいぶ楽できた。あと増水してると結構つらいと思う。

・明るくきれいで、適度な難易度。台高ではとても良い沢だと思う。