この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2015年04月01日

F田です。合宿代替PWおよび個人山行がすべて終わったので、報告いたします。

合宿代替PW

3/25(曇りのち晴れ)

9:00 入山

9:45-55 レスト@白谷小屋

10:20 辻峠(piston開始)

  :30-35 レスト@太鼓岩

  :45-50 レスト@辻峠(piston終了)

11:10 楠川別れ

  :50-12:00 レスト@トロッコ道

12:45-13:00 レスト@ウィルソン株

13:30-40 レスト

14:15-30 レスト@縄文杉

15:35-40 レスト

  :45 新高塚小屋(CS1)


3/26(快晴)

5:00 起床

6:10 出発

 :55-7:05 レスト

8:00-10 レスト@焼野三叉路(piston開始)

 :55-9:15 レスト@永田岳

9:55-10:00 レスト@焼野三叉路(piston終了)

10:30-50 レスト@宮之浦岳

11:40-55 レスト

12:40-50 レスト@黒味別れ(piston開始)

13:15-25 レスト@黒味岳

  :52 黒味別れ(piston終了)

14:05-15 レスト@花之江河

15:15 淀川小屋(CS2)


3/27(晴れのち曇り)

4:00 起床

5:05 出発

 :46 淀川入口

6:00-10 レスト

8:05-20 レスト@鯛之川出合

9:27-35 レスト

10:40-50 レスト

11:55-12:05 レスト@ハイキングコース分岐(piston開始)

12:30-40 レスト@蛇之口滝

  :55-13:05 レスト@ハイキングコース分岐(piston終了)

14:30 尾之間(下山)


個人山行Part1 太忠岳@ヤクスギランド

3/29(曇りのち晴れ)

8:15 入山

9:00-10 レスト@ヤクスギランドのハイキングコース分岐

10:05-15 レスト

10:50-11:00 レスト@太忠岳

12:15-25 レスト@ヤクスギランドのハイキングコース分岐

13:15 下山


個人山行Part2 モッチョム岳

3/30(晴れのち曇り)

8:05 入山

9:00-10 レスト@万代杉

10:50-11:20 レスト@モッチョム岳山頂

12:50-13:00 レスト@万代杉

13:40 下山


詳細は追記へ 前日の3/25の朝に鹿児島入りした後、全員と連絡を取ってみると食当のF田が鍋を持ってくることを忘れてしまったことに気づき、急遽ダイエーにて鍋を二つ購入した。完全に僕の注意不足です、焦らせてしまってごめんなさい。その間にT田には先にフェリー乗り場に向かわせ、僕は家Dと合流してから鹿児島港に向かいました。

 しかし、着いてみるとT田がいない。出港まで残り一時間なのにいなかったので焦りましたが、ペミの準備を始めた直後に到着。道に迷ったらしい。汗

 そのあとは、肉をペミしたり、船に乗ってグダグダしました。ここでT田の荷物が(水無し・共同装備無しで)14キロあることを知らされました。誇らしげにいうことでは無いので注意しましょう。そして、家Dから西表島の合宿Part1がなくなったことも知らされました。沢メンはご愁傷様です。

 種子島についたあたりで船内からかなりの人がいなくなりました。あとで知ったのですが、26日にロケットの打ち上げがあったそうです。去年、入島日と入山日が同じPartyがかなりつらそうだったので、心配だったのですが波も穏やかでよく寝むれました。


 そして、3/26の朝7時に宮之浦港に到着、8時のバスまで暇なうえにちょっと肌寒かったので初日のテンションはわりと低かった気がします。そして、バスに乗り白谷雲水峡へ、どんどんバスに人が乗ってきて満席状態に。最初のバス停で乗って本当に良かった。やっぱり人は多く、行列の後に続いたり、ガイドの話を聞いている横をすり抜けたりしながら先へ進み、白谷小屋へ。水汲みレストも兼ねていたら、なんか外人さんに話しかけられた。ほぼ同じコースらしい、ガイドっぽい人も一緒だった。そのあとは、辻峠まで一気に進み太鼓岩のpistonをした。去年は登らなかったが結構いいところだった。piston時の1回生2人の速度が異常で着いていけませんでした。人が多かったのでそこそこ楽しんだら降りて、再出発。すぐにトロッコ道に出たので道に沿って歩くことに。途中T田さんの靴ひもがほどけて、家Dに呼びかけても聞こえてなかったので仕方なくエ○ンと呼んだら、なぜか反応しました。もうエレ○ですね。

 そのあとはウィルソン株まで進み、名所なので少し長めにレストを取りました。その後の登りが結構きつかったので、30分ごとにレストを取って縄文杉へ、珍しく人がいなく、結構のんびりしました。そのあとは新高塚まで行こうとしたんですが、僕がちょっとつらかったので直前で5分ほどレストをもらい、新高塚まで進みました。たぶん汗が冷えて体力が一気に奪われたせいだと思います。夕食はすき焼きでした。残った汁の問題とか全部放り投げて眠ってしまいました。1回生には迷惑をかけてしてしまいました、本当にごめんなさい。しかも夜は寒かったです。


 3/27、すべてはこの日のための布石だった。朝5時起床・6時出発の予定でしたが、小屋内の人ほとんどすべてが同じ行動だったために少し遅れてしまいました。日の出がかなり早く、出発した時ぐらいにはもう結構明るかった、そのおかげかわかりませんが3時間くらいのコースタイムを2時間に圧縮できました。焼野三叉路に着いて空を見ると真っ青で、勝ったなとよくわからないことを考えてpiston装備を作ってました。そこからは、永田岳・宮之浦岳へと登り、かなり長めの山頂レスト+αを行いました。永田岳へのpistonも相変わらずの速さで、ちょっと個人山行で着いていけるか心配になってきました。一面真っ青な海と空が見られて満足です。家Dは永田の方が好みらしいです、三角点は大事にしましょう。pistonの途中、初日の外人さんとすれ違いましたがガイドっぽい人はいませんでした。(あの女の人は一体...) 宮之浦の山頂で、おじさんについさっきロケットが打ち上げられたという話をされました。ちょうど見えない位置にいるときにすべてが終わってしまっていたのでとても残念です。桜島の方からは黒煙が上がってましたし、イベント盛り沢山な日だったようです。そこからは、奇妙な形の岩を眺めたりしながらダラダラと降り、黒味別れへ。

 そこからは、本日のメインイベント黒味岳へのpiston。やっぱり去年の感動は間違いじゃありませんでした。岩の上から見渡せる海と山々、そこからは下山地点の尾之間や登ってきた永田・宮之浦も一望出来てとても綺麗でした。そこから下る途中でまたあの外人さんと出くわしました。T田さんは終始Yesとしか返答していませんでした。黒味別れに帰ってきて、花之江河までもうすぐだったためレストは取らずに花之江河へ。

 花之江河では穏やかな湿原が広がっており、ちょっとのんびりしたかったのでレストを取りました。天気も良かったので時間があれば昼寝したいぐらいでした。そこからは、ひたすら降り淀川小屋へ、途中で来期SLになるかもしれないT田さんに今どのあたりにいるかを推測させながら進みました。何となく察した方もいるかもしれませんが、このとき僕はだいぶ暇だったのです。そして淀川小屋に15時15分につきました。ほぼ一番乗りでした。そこではラジオの電波が通じなかったので、天気図はかけませんでした。しかし晴れるか悪くても曇りだろうと思っていたので、翌日に鯛之川を渡るという前提で小屋の中で地図を読ませていました。夕食は坦坦麺鍋でした、スープをもう一袋買っていくべきでしたね。そのあとは、前日に振るわれなかった秘密兵器が火を噴きました。F田Partyは全員きのこ派でした。夜は寒かったですがウィスキーのおかげかぽかぽかしながら眠れました。家Dは眠れなかったので空を見に行っていたらしいです。


 そして来る3/28の朝、4時起きという周りへの超迷惑な時間に動き始めました。というのも、バスが15時以降がかなり少なくなってしまうため早めに動き始めることにしました。まだ日が昇っておらずかなり真っ暗な中での山行になり、結構つらかったです。そして淀川入口に着いたら、人人人。入山口にいっぱい人がいて、鯛之川への道に人が座って靴ひも結んでいるという始末。とりあえず、全部無視して鯛之川へ。がしかし、もうすぐと思ってからが遠かった。あと10分もすれば着くと思ってからまさか30分以上かかるとは...

結局2時間近く行動させてしまい、だいぶ疲れさせてしまった。鯛之川はだいぶ綺麗だったが、渡渉には水に浸かって行くか、頑張って飛び跳ねるかしないといけないので確かに増水したら引き返すべきだろうと思いました。しかも、その後結構長い間川沿いを行くので万一渡渉成功しても、雨が降り始めていたら無理はしない方がいいと思いました。後で地元民から聞いた話だとやっぱりここあたりが一番死にやすい場所らしい。この川沿いのところまでは楽しかったんです。

 ここから先はもう二度は行きたくありません。コースタイムの3時間ってどんな人間が歩いたんでしょうかねぇ。道を塞ぐように倒れている木々を超え、背丈ほどの高さまで崩れ落ちた道を這い上がり、半藪状態の草木の間を潜り抜ける。木を掴み、木を潜り、木を踏み越えてやっとハイキングコースまで降りきれました。3時間半もかかってしまいました。疲れました。もうこの時には入山前の出来事なんて忘れてました。

 ハイキングコース分岐からは蛇の口滝へ、とてもきれいな滝でしかも滝壺も大きく、もう少し暑ければ泳いでいたかもしれません。つらい1日だったのでここに来ないんだったら本当に癒しがなかったと思います。そして、尾之間に降り温泉へ。温泉は石鹸も何もないので、温泉セットはしっかり持っていくべきですね。あとすさまじく熱いです。10分浸かれない温泉とか初めて経験しました。

 温泉から上がり、バス停へと歩き始めたその時、なんとレンタカーに乗ったN川先輩が現れました。「タクシーが来たんで」というN川先輩の言葉で一気にテンションが回復しました。1回生は完全に不意を突かれたみたいでとても驚いてました。僕は入山前に事情を聞いてはいたのですが、疲労で完全に忘却していたため、たぶん同じくらい驚いていたのでしょう。そのあとはN川先輩の案内で「とし」という居酒屋に行きました。トビウオのから揚げや串揚げなど本当においしかったです。


 3/28の朝は7時に宮之浦港に着いたK瀬を迎えに行きました。残念ながらこの日は雨が降るという予報だったため、観光するつもりでレンタカーを借りに行きました。しかし予報に反して結構晴れ間が広がっていて、海岸を巡って遊んでました。途中、N川先輩をバス停におろして別れました。ありがとうございました。そのあとは屋久杉自然館や屋久島環境文化センターに遊びに行きました。じっくり見て回ると思った以上に楽しい場所でした。K瀬の野鳥の知識が存分に発揮されました。そのあとは、ガジュマル園を巡ったのち、N川先輩お薦めの志戸子浜のサンゴひろいへ。結構長い時間サンゴひろいで遊んでいたら雨が降り始めたので撤収。夕食は宮之浦のグロースというカレー屋で食べました。内装がスナックとかに近い気がしましたが気にしない方向で。


 3/29は予定通り個人山行へ、しかしあいにく天気はさほど良くないため太忠岳に行くことにしました。SLをT田にCLを家Dにして後ろからそれについていくという形で進むつもりでした。ヤクスギランドへの車道は狭く運転が大変そうだったのですが、家Dが頑張ってくれました。しかし、そんな家Dがヤクスギランドに入ってすぐ右足のアキレス腱がちょっと痛むと言い始めました。とりあえず、行けるところまで行ってから考えようということで歩きましたがどうやら上り下りではそれほど痛まず、平らなところだと痛むようです。少し迷ったのですが、ヤクスギランドは結構人も来るし、遭難もしないだろうということで太忠岳への分岐で家Dとは別れることに。集合時間を14時としてヤクスギランド出口で合流することを決めました。そこから先はのんびりと登って行きましたが、まぁ普通の登山ですね。結構わかりやすい道でしたが、T田さんはなぜか大変そうな道にばかり行くので困りました。PW中にも注意しましたが、もうすこし広い視野を持って簡単そうな道を歩けるといいですね。山頂は真っ白で岩の上に登れるんですがそれだけでなにも見えませんでした。残念ですね。降ってから晴れてきたので行動をもう少し遅くすればよかったのかもしれないです。下山後は、フルーツ園に行きました。まぁ面白かったのではないでしょうか。そのあとは大川の滝へ。すごくダイナミックな滝で相変わらず綺麗でしたね。夕食は潮騒へ、首折れサバがおいしかったです。


 3/30の朝起きてみると狙い澄ましたかのような晴れで絶好のモッチョム日和でした。家Dの足も昨日休んだおかげかそれほど痛まないようでした。よかった。そして入山、わかっていたことだが登りがすごい。10分ごとに100m標高を上げてるといえばすごさがわかるだろうか。しかも、その登りがたいしてつらくないというのもまたすごかった。モッチョム岳の山頂に着いて、とてつもない見晴らしの良さと綺麗さに心を揺さぶられた。眼下に広がる町と海、はるか遠くで海と空が混じり合ってつながっていた、ふと後ろを振り返ると屋久島にそびえる山々が悠然と立ち並んでいた。しばらく山頂でグダグダしていたくなる。よくを言えば昼寝を1時間くらいしていきたかった。しかし、レンタカーとかいろいろ予定があったので下山へ。T田さんの好奇心のせいでつらい道を通った。反省してもらおう。下山後は千尋の滝を見に行こうとした。しかし立ち入り禁止の為、遠くから眺めるだけとなった。ついでに平内海中温泉を見に行ったり、春田浜に行きました。ほぼ昼寝をしていましたがとても綺麗で穏やかな海でした。夏に入りたい。夕食はN川先輩が帰る前に仰っていた安房の「かもがわ」へ。値段の割にボリューミーでおいしかったです。あと亀の手もおいしかったです。しかし、レンタカーを返そうとして問題が発生しました。まずガソリンスタンドが開いていない。しかもレンタカーの営業所も開いていない。どちらも20時まで開いているはずなのに開いていない。(サマータイムか)あと民宿いわかわの店も開いていないのでお金が払えない。とりあえず電話攻撃タイム、いわかわの人には30日に払ってと言われていたので焦ったが、朝7時から店が開いているので31日の朝でいいと言われた。レンタカーの営業所はレンタカーの返却期限が明日の9時までだったから閉めてもいいと思っていたらしい。ガソリンスタンドにはつながらない。とりあえず、31日の朝7時半ごろに開けてもらうように交渉した。そのあとは、民宿で打ち上げを行いました。お疲れ様でした。

 ちなみに、ガソリンスタンドも朝7時半くらいに開けてもらえました。