この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2014年09月15日

O路です。9/10~11で完成編の黒石谷へ行ってきました。全員の予定が合わなかったため、参加したのはT橋、S原、K、僕の4名です。

とりあえず、top、secが完成編まで終えることができて良かったです。

しかし今期は天候に悩まされましたね。レンタカーを借りた後に予報が悪化するのはホントに辛かった…。


以下報告です。

9/10 曇り時々晴れ

6:07 入山:2時半BOX集合の割に早く入山できた。可能そうならCS可を目指すことに。

:33 入渓:踏み跡から入渓。

:40 末広8m:右岸巻き。手前から巻かないと水に浸かって寒かった。

:50 ゴルジュ:右岸の杣道で巻く。

7:05 巻き終わり:踏み跡から谷に戻った。

:13 クツロ谷出合

:55 末広2段8m:右岸側から登ったが、左岸側から泳いで直登のほうが簡単そう。

8:07 7m:右岸巻き。踏みあとがあり、きれいに巻けた。直後に男女滝。

   男女滝:中央を適当に登った。特に難しくなかった。

:27 明神滝下:核心。大岩の下をくぐり、上に出たところの岩壁を登った。下から見ていかにも簡単に登れそうだったため、ザイルも要らないだろうと登り始めたが、予想よりはるかに難しかった。このルートを行くならザイルを出すべきだし、そもそも岩の下から出た後もっと後ろに戻ってカンテを登れば楽に登れただろう。T橋の突破力に助けられてしまった。

9:15 明神滝上 

:25 扇滝:右岸の杣道で巻く。ルンゼから谷へ戻れる。

10:02 霞滝前の廊下:奥に霞滝が見える。さっさと右岸の杣道で巻いた。橋が落ちていたが、少し戻って踏み跡を辿れば通過できた。

:17~33 菅平谷出合(本来のCS1):早く着いたし天気も良いのでCS可を目指す。良いテン場。

:50 3条2段9m:左岸巻き。

11:28 鬼滝下      

:53 ランビレ開始:下段は簡単に直登。上段でザイルを出した。上段は左岸の樹林帯へ逃げて、落ち口へトラバース。50mザイルぎりぎりで安全圏に届いた。トラバースは高度感があるのでザイルを出した方がいい。まずT橋がリード、中二人はプルージック、最後にS原がトップロープで登った。中間、最終支点は木からスリングで、secの自己確保はカムで右岸の岩壁から補助ザイルを伸ばしてとったが微妙だった。

12:51 鬼滝上

13:28 遡行図で直登可と書いた廊下:直登は難しそうなので左岸巻き。少し戻って大きめに巻く。踏み跡がありきれいに巻ける。

:40~50 一つ目のCS可:正直そんなに良いところではない。

:56 H10m:右岸から。

14:05 二つ目のCS可:ここで幕営。快適なテン場。晩御飯は白菜と豚バラの柚子あえ。今期は脱Cook Do化が進んでいるが、なかなか美味しかった。適当に宴会をして22時頃就寝。夜中にそこそこ雨が降っていた。


9/11 曇り時々晴れ

この日は下山のみ。

6:00 起床

7:15 出発:しばらくルンゼを詰めていた後に尾根に逃げた。尾根にちゃんと乗ると道があった。最初から尾根を歩いたほうが楽?

8:00~:10 黒石岳手前のピークでレスト

:20~23 黒石岳

9:40~50 1075m付近の分岐:ずっと道が続いていて、分岐をスルーしてしまった。分かりにくい。現在地を特定してレストした。

11:05 下山(林道):久しぶりに晴れていたので車まで戻った後水遊びをして帰った。


総括

・初日にCS可まで行けて良かった。

・Kは久しぶりの沢でかなり苦労していた。

・巻き道のルートを探すと上に石垣が見えたのには笑った。巻きは総じて簡単だった。

・思いのほか泳いだ。天気は良かったが寒かった。

・明神滝は失敗だった。

・鬼滝はそんなに難しくなかったが、ルートを決めるのに時間がかかってしまった。

・1075m付近の分岐は分かりにくかった。道に惑わされないように注意が必要。