この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2013年11月06日

o路です。part2の奥口に行ってきました。メンバーは僕、M里、M崎、T橋、Kの5人です。藪に行くのか沢に行くのか出発前にごたごたしてしまって申し訳ありませんでした。

11/2 晴れ

4時box集合。ザックの重さを量るとやはりM崎のザックは軽いということが証明された。出発後、Kの地図を取りに引き返したりしながら、5時40分坊村着。ここで、もはや恒例となったKの忘れ物騒動が起こり、結局あったので6時15分入山。林道を歩いて6時55分入渓。小滝を越えていき、7時30分2段10m。予定通り去年と同じく滝の裏側の穴を登る。持って行った30mザイルでは少し短めだったのでsecの自己確保は木からスリングを伸ばしてとった。topのM里がランビレし、途中まで僕が後ろからついて行ってどうやって登るか説明した。Kは右側の壁から別ルートで簡単に登り、待機。topがしばらくしても動きがないので様子を見に行くと、せまくてザックのせいで登れないとのこと。色々とやってみてもダメだったので、仕方なく空荷で少し上まで行った後に下からザックを渡す。そのまま登って出口付近にザックを置き、穴から出た後に外から引っ張り出そうとするが通らず。後続が下から押せば通るかなと思い、ザックを置いたままにしてザイルを固定させてM崎をプルージックで登らせることにする。まず、下で僕がM崎のザックを預かり、上に置いてあるM里のザックを外に出したのちに下からM崎のザックを渡すつもりだったが、どうやってもM里のザックが通らなかったので、小さいM崎のザックを外に出してM里のザックは僕が持って戻って簡単なほうから運んだ。その後T橋がトップロープで空荷で登り、僕はひたすら簡単なところを往復して自分のザックとT橋のザックを運んだ。9時終了。みんな寒そうだった。9時20分4段40m上部の水に浸かるところ。寒いので左岸から巻いた。かんたん。9時30分斜10m。左岸巻き。上にある滝もそのまま巻いた。これもかんたん。9時40分9m。右岸巻き。巻き道自体は悪くないが、高度感があった。10時05分斜7mランビレ。支点はすべてカムでとった。中二人がプルージックで最後にsecがトップロープ。Kは必要ないからとフリーで登った。10時30分終了。10時40分逆くの字右岸側から。11時45分遡行終了。大橋はなかったが、二股と登山道の看板から遡行終了地点だと判断した。12時までレスト。13時15分CS1到着。早く着いたので、邪魔にならないところにテントを張って天気図の時間まで寝る。そのあとご飯を食べて宴会をして20時30分就寝。

11/3 曇り

4時半起床。escape下山する可能性も考えていたが、天気図と前日坊村で見た予報から昼まではもつだろうと思い下降することに。明けを待って6時15分出発。6時45分右岸スラブ上を木をつかみながら歩く。M崎が足を滑らせていた。木を持っていたので別に大丈夫だったが、こういうのはあまりよくない。7時05分岩の間のザックピストン。まずtopを偵察に出したが、その間にKが右岸を大きめに巻くルートを行ってみたところ、そちらのほうが早そうだったのでtopにKと合流してもらい、後の三人はKのルートから行った。8時10分斜10m右岸巻き。滝の横を通り過ぎた後トラバースしてから少し下ったところで懸垂下降。去年やったところと同じかどうかわからなかったが、簡単に降りられそうだったのでここでした。木の位置的に、降りる途中横に振られるから気を付けるように言っていたが、案の定振られていた。途中、Kの落とした落石が非常に危険だった。また、カラビナをつけるところが悪かったのだと思うが、Kのセルフが引っ張ったら抜けていた。色々と危なかったと思う。9時20分終了。9時30分飛瀑13m。右岸側を少し下ってから懸垂下降。30mザイル1本で十分だった。下降図にある折り返してクライムダウンはよくわからなかった。10時30分終了。10時50分10m右岸巻き。ガレたルンゼへのトラバースがすごく怖かった記憶があったのだが、思ったより簡単だった。高度感はあった。11時05分水汲みレスト。すでに懸垂下降を二回やっているので登山道に出る。11時25分下降終了。装備を解除し10分休憩。12時10分下山。


今回、遡行も下降も非常にいいペースで進めたのでよかったです。CLが一度行ったことがあったのは大きいと思いますが。1回生の動きにも、特に大きな問題は感じませんでした。帰りは比良とぴあによって堅田のスシローで打ち上げをして帰りました。