この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2013年11月06日

こんにちは柳です。今回は一泊二日で石鎚山のワンゲルの新歓期のテンプレルートの西之川周回コースに行ってきました。

今回はTと問題児と噂のM

アプローチは金曜夜BOX集合からの、京阪、地下鉄乗り継ぎ、オレンジフェリー、無料接続バス、西之川行きせとうちバスというこれまたテンプレアプローチ。

京阪で出発待ちをしていたら、先に出たはずのid御一行に遭遇。結局フェリー降りるまで一緒に行動した。

フェリーはなかなかきれいでびっくり。風呂があるのを知っていたら準備していったのに...

なんかidは個室をとってたけれど俺たちは雑魚寝。雑魚寝フロアだけ露骨な安っぽさはあったけど十分快適文句なし。

西之川行のバスだが、終点ひとつ前のロープウェイで乗客全員降りてびっくり。西之川は俺たちだけ。

人もそれなりに住んでるのかと思っていたが、ほぼ廃村でびっくり。

8;50登山届を帰りの登山口に突っ込んで、西之川林道を進む。途中崩落通行禁止の標識があったが、林道のあちこちで修復作業をしていたのでそのことだろうと思い、とりあえず気に留めつつ入山口まですすむ。

途中観光課の危ないかもしれないからしばらく入山は遠慮してねの看板があったが、しばらくとはいつなのかわからないし、崩落しているという話も聞かなかったので、危なければ引き返すということで入山する。(下山後調べた結果一応崩壊しているという情報は見つかったが、なかなか出てこなかった)

入山しばらく急登、その後常住近くまでゆるい道が続き、また急登。このあたりの水場の状況について気を付けてみていてほしいと言われていたが、水場はそこらじゅうにあって絶対困ることはない感じだった。終盤釜床谷沿いの一日目の山場というべき急登にさしかかる。とにかくアホみたいにジグザグのぼる。昔は鳥越に営業小屋があったらしい。途中まで釜床谷のすぐ横を登っていくが、最後は釜床谷の中を登る。ここまではっきりしたいい道だったのだけど、ここで明瞭な道がなくなった。

ルンゼなんかガレてるもんだし、道がついてないのもしょうがないだろうと思い、適当に上りやすそうなところを探して登った。割と落石しやすい感じで心配だったが、別に高度なのぼりを強いられるわけでもなかった。

そこを抜けると瓶が森。一瞬で周りが笹だらけになってびっくり。瓶壷を目の前に黄色いテープが張ってあり、看板も立っていたためまさかここから先通行止め!?ここで引き返すの?と思ったが、瓶壷までが通行止めだったようだ。崩落個所とは先ほどのルンゼのことらしい。ここで悟った。

こんな高度の高いところに平原があって豊かな水があることに感動。ガスさえなければ完璧だった。

その後、白石小屋、瓶が森ヒュッテ横を通り女山へ向かう。この辺は車道できた人たちがちらほら。

女山山頂はガスでやや白。風が冷たかった。しかし、今回の山行中は基本ずっとシャツ一枚で過ごせる風もなく温暖な気候だった。女山をくだり、男山経由し駐車場へ、ここからシラサ避難小屋へは車道で行こうかと思っていたが、ミスって結局ずっと登山道を行った。15:30CS1 山荘シラサも避難小屋も素晴らしかった。

夜はハッシュドビーフ。前回の食当でとんでもないゴミを作り上げたという森君だったが、めちゃくちゃうまかった印象。腹いっぱいになったし、18時ごろには寝る。

二日目起床は3時、森君の芯入りごはんをお茶づけでごまかし、3時40分出発。

真っ暗ではあったが、石鎚スカイラインを爆走する。これは、昼過ぎから雨が降り出すということと、12:00のバスに乗らないと当日中に京都に帰るのが困難&バイトに間に合わないなどいろいろ事情あってのことである。

5時には土小屋につき、自販機で水分を調達。この時点でまだ暗いが、土小屋からの道は整備が行き届いているのでリヒトで突撃、狙い通り尾根に上がって、東陵分岐付近で明るくなる。二の鎖元に6:45着

この時間idはまだ二の鎖もとでテントでボケッとしていたという話であるからびっくりである。

奴らを探したが見つからなかった。

二の鎖もとでメインザックをおろし、二の鎖へ。若干朝雨が降っていたものの、気温も高かったのと、CLが行きたかったため鎖場を登る。問題はないものの若干すべって嫌な感じであった。三の鎖は工事中なので巻道を行く。あっさり7:20山頂着。天狗に行こうかと思ったが、こんなガスの中行くのはアホなのでやめた。上から見た三の鎖はこわそうだった。

適当に写真を撮って高速下山へ。途中ロープウェイ始発組とすれ違いながら紅葉を拝みつつ成就へ。

さすがにメインルートだけあり整備されている。

成就ではほら貝を吹く集団を眺めながらレスト。ロープウェイで下山したい気持ちを必死にこらえ、西之川への分岐に向かう。その後ただジグザグえげつない下りを下りきり下山。

温泉の京屋につくころ雨が本降りになってきた。神回避だった。

その後はバスで伊予西条へ。高速バスで梅田まで行き、そこから京阪。

コースタイムもこの時期にしては異常に長くキツイ山行だったが、パーティー全員バテることもなくいい感じのペースでよかった。

まぁもう西之川周回ルートはいいかなという感じではある