この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2013年06月17日

どうもネミー(T)です。6/15~16に予備合宿で高島トレイルに行ってきました。その報告です。

メンバーは、林T、O田、S上、私の4人でした。

アプローチはレンタカー。私が運転し、石田川ダムへ。下山地点がべつの場所になるので、I田先輩にこの車は運転して帰ってもらいました。

↓6/15

石田川ダムから林道をしばらく歩き、入山。途中1度レストをはさみながら主稜線へ。ここまでは、比較的楽に高度を上げられる登山道でした。この時点で、ガスが出てきていたので、武奈ヶ嶽pisonは、カットしました。その後はひたすら尾根歩き。しばらくすると雨がぱらついてきたので、セパを着用しました。一部踏み跡が不明瞭な部分もありましたがRFも問題なくこなし、進むことが出来ました。アップダウンがそれなりにあったので低山の割には、きつい一日目でしたね。武奈ヶ嶽pistonをカットしたことと、CS1の近江坂から水場が近くないこともあり、この日はCS1の先の抜土まで行って泊まることに。林道の脇の空き地にテントを張りました。夕食は、スパゲッティだったのですが、準備の問題で一人ずつ食べることに、わざわざテントの中に4人いるのに弧食という、不思議なかんじでした。その後は、秘密兵器を消費し、就寝。

6/16

この日は、当初3時30分起床の予定だったのですが、全員寝坊し、4時30分起床。朝、飯を食い、準備をして5時50分に出発。この日は出発直後に300mほどの登りがあった以外は小さな勾配の続く尾根歩き。前日と違いこの日のコースは以前から赤坂山歩道として親しまれていたからか、よく整備されており、いいペースで歩けました。そういえば、すべてのピークでガスがひどく、展望は望めませんでした。

登山道が良く整備されていたからか、快調に設定したコースタイムの8割ほどで黒河峠につきました。この時点で10時07分。ここからが、悲劇の始まりでした。ここからは林道歩きであることが皆分かっていたため、気が抜けて逆方向の林道に入ってしまったのです。歩きながら違和感を感じてはいたのですが、まあ林道だし、などとなめくさっていたため、1時間後、4~5km歩いたとき、ようやく間違いに気づきました。

このときは、4人ともかなりの精神的ダメージを食らいましたね、絶望感を振り払いながら、下りより速いペースで黒河峠に復帰。この時、12時22分。本当なら、もう温泉に入りゆっくりしているはずの時間でした。2時間を無駄にしたことを後悔しながら、そこから小一時間歩き、白谷温泉で下山。全員心が折れていました。

その後は、バスと電車を乗り継ぎ京都へ。打ち上げはO将でした。

今回は、CLである自分の希望で、高島トレイルに行きましたが、予想以上に整備されており、快適な登山になりました。行動中はほぼガスがひどく展望がなかったことは残念でしたが、おかげで気温もそれほど高くなく、かえってよかったのかも知れません。他のメンバーも山の中ではしっかりと読図をしており、常に現在地を考え歩けていたことはいい部分でした。

そして、最大の教訓は、林道でもRFをする、気を抜かないということですね。林道に出た時点で半分下山した気になっていたのでこのようなことが起きたのだと思います。

まあ、いろいろありましたが、part2としても十分なボリュームの山行だったのではないでしょうか。