この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2013年05月06日

どうも、Y川(4)です。G.W.中に日帰りで滝本本谷に行ってきたので報告をします。

4人Party+運転手1人でした。


タイムズレンタカーでC1クラスを借りたため、マーチでアプローチするはめになってしまった。日帰り装備なのでなんとかなったが、やはり狭かった。今後はC2クラス以上を借りるようにしようと思う。夕食は出発前に各自で済ませるようにした。

Boxを出発し、6時間程かけて「道の駅瀞峡街道 熊野川」に到着した。2011年の台風12号のせいで建物は流されてしまったが、駐車場は健在で、トイレも設置されていたので快適に0付できた。自動販売機もあった。

4時半に起床し、4時50分に駐車場を出発した。このまま、入山地点へ車を走らせたのだが、県道44号線は小口を過ぎた当たりからかなり悪くなり、石もかなり落ちていたので日の出後に来て正解だと思った。

6時に林道の入り口に付き、駐車。ここで沢装備をつけたりして、6時25分に出発。10分程ですぐに宝竜滝に到着した。美しい滝だが、いかんせん水量が少なかった。

左岸側の支流から取りつき、巻く。巻き道はかなり明瞭についていた。足場がグズグズで悪いという情報があったのだが、晴天が続いていたためかそんなことはなく、全く苦労しなかった。そのまま1ノ滝を巻き滝上に出て、2ノ滝を鑑賞した。こちらも綺麗だが水量は少なかった。2ノ滝も左岸から巻いたが、こちらも巻き道明瞭で非常に簡単だった。

巻き終了時点で7時5分。

ここからは平凡な河原が続くのだが、topが極めて速いのとCLの体力が落ちていたのとで、CLが結構ばてた。そして、右手首を少しひねって軽い捻挫気味になった。ペースの調整には気を付けようと思った。

7時16分に下コッペ滝に到着。7時25分までレストを取った。

下コッペ滝は遡行図通り、右岸巻き。それに続くコッペ滝も簡単に左岸巻きできた。

7時48分に取水堰堤に到着する。ここから急に水量が増える。だいぶ水を搾取されているみたいだ。

すぐに奥コッペ滝にさしかかるが、ここは簡単に右岸巻きできる。

8時にイオノ谷との分岐に到着。地形図上では410mの二股。ここは左手の本流を進む。

8時10分に燈明滝に到着。水量の多さもあいまって立派な滝だった。ここで10分間レスト。燈明滝は左岸巻き。これも簡単。

巻き終わると目の前に白滝がある。巻くなら右岸巻きっぽかったのだが、topが直登に挑戦することに。みんなで応援しつつ、見守る。シャワークライミング気味でかなり寒そうだったが、難なく登攀に成功していた。かなりかっこよかった。僕を含めた他のメンバーは無難に巻いた。

そこからゴーロと連瀑帯が続くのだが、ぶっちゃけこの部分が一番しんどかった。

僕は最後からついていくので、時折topと別のルートで登ったりしていた。

そのせいで一度詰んでしまって、TopとHKにスリングを使って引っ張りあげてもらうことになった。非常に情けない気持ちになった。やっぱり無理は良くないと思った。

9時にナベラゴの滝に到着。地形図上では最後の滝マーク。簡単に右岸から巻けた。

滝上は延々と続くナメになっていた。日光も差し込んでいて非常に美しかった。来てよかったと思った。

そこからはずっと平凡な河原だった。右岸側で伐採されている部分があり、日が照って暖かかったので、25分ぐらいレストを取った。平和で素晴らしかった。

その後は特に何事もなく、10時10分にボタバ谷導水路に到着した。予定ではこの奥の二股までピストンする予定だったが、なんだか満足してしまったのでカットした。

尾根に詰め上がるまではすぐだった。さわナビの記録では下山でかなり迷っていたので、警戒しつつR.F.しつつ進んだ。一度topが現在地の勘違いをしていたが、それを除けば迷うことはなかった。ただ、植林用のネットが尾根沿いにはってあるので、ぼーっとそれ沿いに歩いていると迷ってしまうのかもしれない。実は下山路が郡市界沿いなので、それを示す赤いプラスチックの杭を辿っていくと巡視路まで自動的にたどり着くのだけれど。

11時30分に巡視道にたどり着く。この道は滝本集落と取水堰堤をつなぐもので、これを歩けばとても簡単に下山できる。そのまま何も考えずに進んで11時55分に下山した。

帰りは皆疲れていたので、運転を全てK村に任せてしまった。ありがとう。

打ち上げは餃子の王将でした。結局boxに到着したのは8時半だった。



今回の山行の反省点としては、CLとTopの連携不足がある気がする。あまり、CLとTopの距離が開かないようにしたい。そして、これは個人的なことだけれど、やっぱりしばらく沢に行かないと体力はかなり落ちるらしい。健康的な生活を送るようにしよう。

滝本本谷は非常にいい沢でした。アプローチはかなりしんどいけれども、それをおしても行く価値はあると思う。