この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2012年11月05日

どうもネミー(T)です。11/3・4にpart2で鈴鹿山脈に行ってきました。

山の名前を見てもどこに行ったのかピンとこないと思いますが…。

1日目は5:30に出町柳駅に集合し、電車・バスを使い登山口へ。関西周辺の山での予備合宿では、今年初めてアプローチに公共交通機関を使いました。今年は、かなり楽してるということですね。

銚子ヶ口までは、よく踏まれている登山道。この日も数グループに会いました。登山口であったおじさん方にルートの説明をしたら「いいね~」と言われたのが印象的でした。鈴鹿ハイカーたちにとっては意外とメジャーなのかもしれません。

この日は、朝から曇り空で風も強く一日中寒かったです。山頂付近はずっとガスってて展望ないですし。2日目が残念だから1日目は少しでも展望のあるルートを選んだのですが。

銚子ヶ口からクラシまでは赤テープが少しはあるものの不明瞭なルート。読図をしながら、岩尾根、ヤセ尾根を登っていきました。予想以上に危なそうな場所もありましたが、1回生は、よく歩けてました。

クラシ山頂ではガスでかなり真っ白になっており風も強かったのでさっさと峠に下りました。佐目峠についた時点で15時を過ぎていたのでここをCS1にしました。

CS1でもトラブルがありました。風が強かったというのは上述のとおりですが、テントを立てた直後、テントがあおられ、「パキッ」という嫌な音が。不安に思いながらポールを出してみると見事に割れています。どうしたものかと思いましたが、ロープを使い、何とか泊まれる形状にすることができました。

夕食はキムチ鍋。なかなか良かったです。

2日目の起床は5:26。全員で、1時間寝坊してしまいました。外を見ると天気は一転して快晴でした。ちゃっちゃと朝飯を食い、出発。

佐目峠からタイジョウまでは比較的順調に歩けました。ここもヤセ尾根が多いので、下りには十分注意して歩かなければならなかったです。一部悩むところがあったようですがそれ以外は特に問題なく。

タイジョウまでは1時間半弱でついたのですが、そこからが問題でした。とりあえず目標の尾根の方角をコンパスにセットし下り始めました。しかしこの尾根がまた足元は崩れやすい、捕まるものも少ないとなかなか危ない。一旦隣の北向きの尾根に逃げました。この尾根は踏み跡は結構あるのですが、一向に目指す西北尾根に行ける様子もないので、タイジョウに引き返すことに。ここまでで一時間。もう一度、少しルートをずらし再び同じ尾根に突入、やはり危険なことに変わりはなく、進むことも厳しいと感じられたので、引き返しました。

この時点で、10時前。予定通りコースを歩いたとして、まだ5時間はかかります。かつ、現状こんなに時間を使って進めていないのだから、このまま進むことは危険と判断し、escape下山することに。

タイジョウから杉峠に下り、あとは延々と沢沿いの道を歩いて下りました。下山途中で前日に登山口で会ったおじさん2人組が。今日タイジョウ付近がわからなかったことを話すと、「そうだったかな」と言っていました。さすが鈴鹿ハイカーだなという感じですね。

甲津畑のバス停で下山連絡。すると、来ないと言っていたK村がすでに下山予定地にいるとのこと。八日市駅で合流し、K村カーで帰ってきました。打ち上げはちゃんぽん亭で近江ちゃんぽんを食べました。

part1、part2と、前期に比べハードな山行になっていますが、1回生にはよい経験になっているのではないかと思います。