この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。

2012年08月07日

どうもネミー(T)です。8/4~6に行ってきたpart3の報告です。

メンバーは、CLが私、SL木戸さん、食当K木、装備I田です。

1日目 天気 晴れ時々曇り


5:00 金沢駅集合

7:25 入山

7:56 猿壁登山口

8:28~38 レスト

9:22~32 レスト

10:12~32 レスト

11:07~55 チブリ尾根避難小屋 レスト(昼寝)

12:35~45 レスト

13:25~35 レスト 御舎利山

14:35~45 レスト

15:31~41 水汲みレスト

16:07 CS1(南竜ヶ馬場野営場) 行動時間 8時間42分(レスト 1時間40分)

18:30 就寝

 1日目は、午前中見事に晴れ渡り、樹林帯を太陽に照らされながら歩き続けました。CLは、寝不足と軽い熱中症でフラフラになってしまい2度長めにレストを取らせてもらい、チブリ尾根避難小屋では、軽く昼寝をさせてもらいました。おかげで午後は幾分楽になりました。この日は、他のメンバーは、比較的しっかり歩けていたと思います。

夕食はトマト鍋でした。2日目に使う予定のぺミ肉をこの日に回しました。なかなかおいしかったです。CLは、飯を食った後、SLに22時の天気図を取るよう頼み、早々にぶっ倒れて寝てしまいました。


2日目 天気 晴れのち曇り


3:00 起床

4:30 出発

5:31~46 レスト

6:22~37 水汲み レスト(白山室堂)

7:11~31 御前峰

8:49~9:00 レスト

9:50~10:00 レスト

10:50~11:01 レスト

11:51~12:01 レスト(三俣峠)

13:02 CS2(ゴマ平避難小屋)  行動時間 9時間(レスト 1時間25分)

18:30 就寝


2日目は行動中は常に日差しが出ていて、じりじりとした暑さの中行動しました。朝起床してから米を炊き、飯を食い出発。もう少し朝の準備が早くできたとおもいます。その後、展望歩道を使い、白山室堂まで行きました。アルプス展望台では、多くの人がご来光とともに万歳三唱をしていました。非常に多くの登山者がここを登っていました。1ピッチ目は軽くI田がばてていたので長めにレストをとることに。白山室堂では、水汲みを行いました。多くの人がラジオ体操をしているのが不思議な光景でした。

その後白山御前峰山頂へ。天気がよく、くっきりと広がる稜線が見え、素晴らしい風景でした。御前峰を下ってからは、しばらく大きな勾配も無く、快適な登山道でした。途中、2度雪渓を渡りましたが、特に危険なものではなく、キックステップも教えられたので、1回生には良い経験になったと思います。稜線に戻ってからは、非常に快適な尾根歩き。ただ、常に太陽が容赦なく照りつけていたので、非常に暑く、それによって体力を奪われたかなと思います。最後の3ピッチは、下りの傾斜がきつく、また間名古の頭のまきの登りが予想以上に急であったことなどから、中々にきついものになりました。特にI田が、CS2までのラストの1ピッチで度々こけそうになっていました。この日は、全員かなり疲れていました。1回生は、これほどのアップダウンは、初経験だったからでしょう。夕食は、カレー。全員2杯ずつ食べました。

夕食後、この2日間の行動を見るに3日目の8時間の行動は厳しいのではないかという話になりました。元来の予定では、北縦走路を用いて、白川郷に下山する予定でした。しかし、途中にCS可地点も無く、標高が下がっていく中、天気が良かれ、悪しかれ、だれかがバテて動けなくなったらどうしようもなくなると考えました。結果、中宮道ならば、コースタイムは5時間半で、かつ途中に小屋があり、アップダウンも少ないということで、こちらの登山道を使うことにしました。行動予定にない、登山道を使うということで、万一のために書置きを残すことにしました。


3日目 天気 雨のち晴れ


3:00 起床

4:00 水汲み

4:45 出発

5:34~44 レスト

6:58~7:13 レスト(シナノキ平避難小屋)

8:38~48 レスト 

9:48 下山(中宮温泉) 行動時間 5時間3分(レスト 35分)


3日目は、まず1時半ごろに凄まじい雨に起こされました。このままで、今日の行動は大丈夫かなと思っていると、2時ごろに弱くなり始めたので、一安心しました。3時に起床して飯を食った後、とりあえず水を汲みに行くことに。夜の雨の影響もあって登山道が滑りやすくなっていたので、少し日が昇って耀なってからの出発にしました。行動をはじめ1ピッチが終わるころには、晴れ間が見え始めました。シナノキ平避難小屋に着くまでは、そこそこ急なくだりでしたが、体力に余裕があったので、ちゃんと歩けていました。そこからは、ほとんどアップダウンのない巻き道だったので、長めの1ピッチ。最後は200mほどの下りでしたが、前日に比べると1回生の2人はきれいに歩けていました。

そして、中宮温泉に下山。温泉に入り、タクシーを呼び、白川郷まで行った後打ち上げを行い、解散しました。


感想・反省点等

 I田:今までの山行で一番疲れた。とにかくアップダウンが急なのが多くて辛かった。道が岩だらけで歩きにくく、日差しが強かったのでバテ気味だった。2日目は完全に参った。パーティの足を遅らせてしまい申し訳ない。3日目のコース変更は本当にありがたかった。おかげでなんとか歩けた。ペースがいつも非常に遅れがちなので非常に申し訳ない。蚊取り線香を忘れたのはごめんなさい。

 K木:急な下りが多くとてもつらかったが、山頂からの景色はとてもきれいで良かった。地図をちゃんと読めていなかったので、練習しようと思った。

 木戸:・白山山頂あたりはきれいだった。それ以外は…

    ・白山は8月のクソ暑い時期に行くのは適していない。アルプスにしよう。

    ・エスケープのないロングルートに行く際はもっと慎重になっていい。今回なら白山山頂から先に行く     際

 ネミー:1日目はCLとして、非常に不甲斐ない姿をさらしてしまった。体調管理は気を付けなければならないと再認識した。特に熱中症。また、全行程を通して下りで遅れがちになって、パーティ内での間隔が開き気味になってしまっているので、そこを十分気を付けるべきだと思った。

最大のミスは、最初からエスケープとして、中宮道を取るべきだった、もしくは正規の下山道を、それにすべきだったということである。1回生の2人はワンゲルに入るまで山経験がないし、part1、2の二回しか本格的な登山経験がない。また、事前によりコースを見ておけば、8月の熱中症の危険が特に高い時期なのだから、8時間の、それに勾配のきつい行程が厳しいことが分かったはずだ。

前述のとおり、今回はパーティの体力等を検討して、役員会の規定に反することになるが、急きょコースを変更することにした。

今後はこのようなことがないよう、無理のない計画、エスケープや、CSポイントを取るようにしていきたいと思う。


この記事へのコメント

お疲れ様。

かなり大変やったみたいやね。

escape routeの不備については、

役員として審査した側にも責任があると思う。

申し訳ない。

合宿は、これよりも長い行程になるわけだから、気をつけて。

Posted by y川(3) at 2012年08月08日 01:28

この経験は、自分が審査するときも生かしたいです。

合宿では、よりメンバーの様子に気を付け、慎重に行動します。

Posted by ネミー at 2012年08月08日 10:00

お疲れさま。2500m超えるルートは1回生にはちょっときつかったかな。まあでも合宿に向けていい練習になったと思う。


大雪山は傾斜はあまりないけどビバーク出来る場所が無いから、体調管理と天候判断は慎重にね。

Posted by NKG(3) at 2012年08月08日 22:07