この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
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NMTです。
木戸・M戸・Y川・F田と共に屋久島の荒川・淀川を登ってきたので報告します。
9月4日 晴れのち雨
6:10 入山
6:38 沢津橋から入渓
7:34~39 レスト
8:50~9:02 レスト
10:18~28 レスト@朽ちた吊橋
11:40~50 レスト@支流からの10m滝付近
11:55 遡行図「すごいゴルジュ」
12:13 ゴルジュ巻き終了
12:45 新潟大学の研究チームに出会う
このあたりで雨降りだす。小雨。
12:55 淀川出合。淀川へ。
13:28~38 レスト@圧倒的左岸スラブの所
14:15 淀川小屋
19:00 就寝
バスとタクシーでアプローチ。宮之浦のバス停から屋久杉自然館まで910円。屋久杉自然館からジャンボタクシーでヤクスギランドまで5600円。台風一過で割と天気が良かった為登山客はたくさんいた。いつもあんな感じだったっけ?
ヤクスギランドから入山。実は9月2日にも来ていて、沢津橋まで行ったのだが台風による激しい雨のため入渓せずにヤクスギランドをめぐって戻ってきていた。
台風一過で天気が良かったとはいえ多少増水しているようで流れも早く、朝イチから皆濡れたくないので最初は巻き巻きの遡行だった。
30分ぐらいそんな感じで、川床に降り立った時はいい感じに太陽も昇っていて開放的な渓相と相まって美しい光景だった。
荒川は下流部(ヤクスギランド付近)から上流部まで淵が多く、腰まで浸かるところや泳ぐところもあった。(増水の影響?)
しかし残暑の残る亜熱帯の島ではそんなこともお構いなしでバシャバシャ行った。泳ぐ際に防水が甘いために最後までびしょ濡れのザックを背負っていた奴も居たが…。
朽ちた吊橋付近までは巨岩帯で迷路のようだった。際どいジャンプでとなりの岩まで飛び移るシーンもあったが皆危なげなく?飛び移れていた。特に後ろから見ていて、一回のF田はゴーロ帯や巨岩帯でかなり身軽な動きを見せていたので感動した。
支流からの10m滝がある所から少し行くとものすごいゴルジュで、ゴルジュ手前の生命感溢れるルンゼからの巻きから中が少し伺えるのだが両岸がスラブでV字の圧倒的迫力だった。
右岸からの綺麗な2条10mを見送りしばらく進むと何やら上流に人影が。先行パーティだったらだいぶ足の早いパーティだなとは思ったが近づいて話を聞いてみると新潟大学の研究チームがガイドさんにつれられて林道から沢に降りたようだった。沢で若い女性を見るのはこれが初めてかもしれない。
その後はしばらく平凡だったが小雨が降りだしてきた。左岸スラブを見送り幾つかの滝を突破すると橋と淀川小屋が見えてきた。
それなりにそれなりの夕飯を食べて、酒を少しだけ飲んでその日は寝た。割と寒かったから早く寝たかったんだと思う。
9月5日 晴れ
5:00 起床
6:42 荷物を一部デポして出発
8:00~25 レスト兼偵察@中又ルンゼ。中又を進む。
9:19~31 レスト
9:45 登山道に出会う。
10:23~35 レスト@花之江河
11:25 淀川小屋
11:45 出発
12:12 下山
その日は4:30起床のつもりが、自分は4:30に一度起きてもう一度寝た。結局5時起床になった。
その日は沢を登って登山道まで行き、また淀川小屋に戻ってくる行程だったのでテント等一分荷物をデポして出発。
淀川小屋から上流部は中又までは平凡。中又に入ると暗いゴルジュが数箇所あり、なかなか楽しい感じだった。しかしどれも突破は簡単。その内の一つは巨岩の下をくぐり抜けてからザックピストンという感じ。
滝も多くあり、最後には多段20mの立派が滝があってかるく感動した。この滝も、直登でも巻きでも越えられる感じの楽しい滝だった。
多段20mの上をしばらく行くと周りが鬱蒼としてきて登山道が出てくる。この道をしばらく行くと花之江河。個人的には二回目だったがなかなか雰囲気のいいところである。
そこからはやたら整備された道を通って淀川小屋。デポしていた荷物を回収して淀川登山口に下山した。
下山後は紀元杉のバス停まで歩き、バスの時間まで2時間ほどあったので、大乾燥大会をした。するとヤクザルが一匹そばによってきたのでそのサルと一緒に暇つぶしをしてバスを待った。
民宿に戻った後は焼き鳥屋で打ち上げ。百万遍の北にあったばん◯ょうの焼鳥よりよっぽどうまかった。
以上。
写真はピカサにアップしときました。
遡行図を書いたのでそのうちアップします。