この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
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どうも、H澤です。
今日D3のきのや先輩と比良の貫井谷を遡行してきました。
巷の噂であえて右俣を遡行した人がいるとかいないとか聞いたんですが、僕らは左俣へ行ったので一応報告しておきます。
なんか最近個人山行報告ブログみたいになってますね。
7/24 曇り時々晴れ
9:05 京都バスに乗って上貫井で下車。左岸の小道を登っていって3つ目の巨大堰堤を越えたところから入渓。
9:34 二俣。きわめて明瞭。左へ。
すぐにこれでもかというくらい滝が連続。登れないCS5mを巻いた以外は全部直登して第1ゴルジュまでは特に問題なく通過。
台風の影響が残っていたのか水量はかなり多く、もろ浴びずぶ濡れ直登が何度もあってコンタクトが飛びそうでした。でも爽快。水流が激しかった分、貫井名物のヌメリが少なかったのはラッキーでした。
10:20-27 レスト。
第1ゴルジュは両岸立って狭く険悪な雰囲気。歴代沢面CLが使えるという必殺の奥義を交えつつ越えていきました。
出口の8mは水流を浴びて途中まで登ってから右に移って抜けましたが、移るところが激しくヌメってなかなか恐ろしかったです。それ以外は問題なし。
ゴルジュ直後の10mは登れそうに思ったんですが、きのや先輩が取り付いてみたところ結構厳しそうだったので無理せず右岸を巻きました。
この谷は「楽勝だな」と思って軽く取り付くと途中で「こんなはずでは」ってなるパターンが多かったですね。
第2ゴルジュは3段15mの上部で1ムーブ微妙なとこがありましたが、それ以外は楽しく直登で突破。
11:17-51 第2ゴルジュ出口付近で昼食レスト。きのや先輩はお手製アルコールバーナーでカップヌードルを作ってました。僕はソイジョイ。
その後もバンバン出てくる滝群は全部快適に直登。
ただ最後のほうの8mくらいの滝は、ホールド・スタンスが乏しく、外傾していて印象的には今日登った中で一番悪かったです。
12:46 ドンピシャ武奈ヶ岳。詰めの途中で水晶を探すも見つからず。代わりにヒルを発見しました。
13:25 バスまでかなり時間があったので細川尾根は下らず、イクワタ峠経由のルートで下山開始。
14:03-11 釣瓶岳でレスト。荒谷を遡行してきた2人パーティーに会いました。
14:27 イクワタ峠。
15:34 下山。途中できのや先輩にキノコを教えてもらいました。
バスまで時間があったので、近くの自販機でビールを買ってバス停裏にあったブランコに腰掛けて乾杯。最高ですね。
貫井谷はまさに滝ですべてが構成されてるような感じで、緊張感のあるシャワークライムが最高に楽しい谷でした。
今回作戦名が「いのちだいじに」、でも「ザイルつかうな」だったので全部ノーザイルで登りましたが、積極的にザイル出してリードすればかなりいい登攀練習になるんじゃないかと思いました。
忙しい中付き合ってくれたきのや先輩ありがとうございました。