この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
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ご無沙汰しております。M1のH澤です。
今日単独日帰りで台高の中奥川戸倉谷を遡行してきました。
ワンゲルではたぶん行かれてない谷ですが、結構よかったので報告を入れておきます。
7/6 晴れ
4:00 京都発。
7:05 出合に駐車。目印は本流左岸の大岩壁とちょっと上流にある堰堤。
7:13 本流を渡渉して入渓。出合から遡行終了地点まで延々狭いゴルジュが続く。
・最初のほうの斜5mは左直登。エンジンかかってない状態だったのでしんどく感じた。そこから最初の大滝までの間は、2mくらい泳いだ淵以外は特に問題なし。
・20mの最初の大滝は右岸巻き。トラバースがズルズルで悪かった。
・直後の12mは左岸リッジを登攀。落ち口へのトラバースが高度感あって緊張した。
・樋状3段15mは2段目まで直登してから右岸小巻き。3段目も直登できそうだったけど恐いのでやめた。
・2段25mは左岸から取り付いて滝の中をトラバースして右岸ルンゼから巻く。全身ずぶ濡れ。
7:53 V字3段40m。美しい。2段目までは直登、3段目は左岸巻き。これもズルズルで嫌な感じだった。
ゴルジュ最後の20mは右岸ルンゼから取り付いて、ルンゼ左岸の斜面、というか壁を腕力まかせのモンキークライムで落ち口へ。結構厳しい。
8:17 20m滝上の植林小屋で遡行終了。レストを取るほど疲れてなかったのでとっとと下山開始。
下山に使う踏み跡は朽ちた木の梯子を降りるあたりまでは割と明瞭(それでも1回なぜか断崖絶壁の上に出て詰んだので登り返した)。
でも結局崩壊などでわからなくなったので、方向を見つつ斜面をトラバースして、中奥川の河原が見えるあたりから急泥斜面を一気に滑り降りて下山。
強引だったけど堰堤ちょい上に出たのでだいたい合ってたっぽい。よい子は真似しないでね。
9:13 下山。早い・・・。行動時間は2時間ピッタリですね。
戸倉谷は普通の谷の平凡な部分を全部除いて核心部だけつなげたような濃い谷でした。
行程は短かったですが、連続する大滝群とゾクゾクするような狭いゴルジュに大満足の山行でした。
僕は大台までドライブに行ったため京都に帰ってきたのは夕方でしたが、0付すれば普通に3限の授業に間に合うのでは?
以上報告でした。
この記事へのコメント
2時間て!
Posted by nmt at 2011年07月06日 23:40
はやいですね。行けばよかったな…
Posted by 木戸 at 2011年07月07日 03:30