この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
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木戸です。
6/28に山岳部のロボ氏(3)とJAL氏(4)と貫井谷の右俣を遡行してきました。
貫井谷というと普通左俣を遡行しますが、なんで我々は右俣を行ったかというと、途中で右に入ったことに気づいたけど戻るのがめんどくさくなったからです。そういうわけで遡行図や事前情報無しなのでなかなかあれはあれで面白かったです。
7時前に京大を出て、8時くらいに出合いに着きます。
適当に登っていき、右俣に入りました。
しばらくは適当に小滝をこなし、最初の多段20mくらいの滝はロボ氏がリード。ここはスムーズに通過。
その後あんま覚えてないけどしばらく登って、多段の滝で僕がリード。1ピン目はハーケンですがあんま効いてない嫌な予感。2ピン目がなかなかとれず苦し紛れで倒木(触ると動くタイプ)から。この滝は傾斜がきついカチっぽい壁で、支点が弱いのが怖くてなかなか登れずちょっと悔しかったです。核心を越えてから3ピン目は立木で、終了点も立木。
ここで僕がカラビナを落としましたが、JAL氏がわざわざ取りに行ってくれました。ありがとうございました。
しばらく行くと20mくらいの滝。でこぼこだし途中でテラスみたいなのあるし見た目は楽そう。ここはJAL氏がリードしましたが、実際登ってみるとなかなかえげつない壁でした。ヌメヌメだし岩が脆いし浮き石だらけだしで、ビレイ中も巨大な落石があってかなり怖かったです。あそこをTopで行くのはなかなか大変だと思います。
そこを越えるとさしたるイベントも無く詰め上がり。ガレガレ斜面が延々と続きかなり疲れました。
武奈ヶ岳に登り(実は初めて)エイオーと叫び細川尾根を滑って下山。15時くらいに降りたかな。
今回は緊張感のある登攀がありなかなか充実した山行になったと思います。ザイルワーク等で反省点もあります。がんばります。やっぱ比良はザイルを使ったほうが練習になっていいですね。
忙しいところを付き合っていただきありがとうございました。