この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
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すっかり秋めいてきました。Nです。
今日は、高校の時の連れと台高の布引谷を遡行してまいりました。
(布引谷は、最近ではKUWV部員が行ったという記録が見当たらないので、記録を書くかもしれません。)
最初、入山した時に階段の方を行ってしまって林業道を歩く羽目になってしまって苦労しました。
入渓してからはというと、2段7mなど最初になかなかのゴルジュがあった後、ナメが広がり、そして遂には谷が超だだっ広くなり、遡行意欲が減退しました。しかし、トユ状2段20m,幅広10mやメインの布引谷でややテンションがアップし持ち直しました。そして、途中に布引滝の落ち口に行きつつも大巻きをこなしました。
その後は、やや豪快な渓相で、直登を中心とした張りのある遡行を楽しめました。そのうちナメっぽくなり、植林小屋が見えると、二俣を2,3通過し、水を汲んで尾根に乗って、迷岳の近くに詰め上がりました。迷岳からの下りは、特に意識して「布引谷登山道」を忠実に歩いて元の入山地に戻るように心掛けていました。幸いにも滝の巻き道に乗れ、思ったとおりに下山することが出来ました。
この布引谷は水も綺麗で、途中の開けた部分に目をつぶればなかなか遡行し甲斐のある沢で、おすすめです。また、今回は連れが間断なく冴えたサポートを私にしてくれることにより、山行は成功したのでした。
この記事へのコメント
お疲れ様。
単独行に引き続いて今回はワンゲルの先輩のアドバイスなしで布引谷を遡行できたようだな。おめでとう。
縦走ではBoxに記録が残っていない山に行くこと自体が稀で、行ったとしてもメインピークがしょんぼりだったりして残念な山行になるのだけど、情報の少ない山を歩き通せた達成感はひとしおだったね。そういう山行は潜在的な危険があるけれど、逆にそういう危険性を体験することで山行に対する意識も変わってくると思う。
まあ、とにかく夏休み最後の山行も無事に終わったようで何よりです。てっきりH澤さんと比良に行くものとばかり思ってたのでちょっと驚いた。
Posted by at 2008年09月29日 11:59
単独行は、ビレイヤーがいないのでつまらないですね。会話も無いですし。同行者がいると、会話をして緊張もほぐれるし、TOPorSECビレイがあると一人では直登しにくい所も安心して直登に挑戦出来るので、やっぱ2~4人がベストですね。
最近は精神が老化してきて縦走はしんどいだけという刷り込みが効いていますよ。若返りのためにも敢えて縦走するのもいいかもしれませんね。
そう言えばこの夏休みはなぜか予定が合わずH澤さんと沢に行くことは一度もありませんでした。ふしぎ!
Posted by N at 2008年09月29日 22:20