この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
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縦走CLの吹上です。part3の報告をします。
月曜の夕方4時ごろ京都駅に集合し、電車を乗り継いで木曽福島駅へ。
駅横の休憩所にて就寝。
次の朝、7時前のバスに乗って大原へ。大原から1時間ほど歩いて入山。
4合目までは何ということもない道でしたが、4合目から7合目までが傾斜のある登りで、非常にきつく感じました。7合目に着いた所で昼食タイム。
昼食後2時間ほどでようやく主稜線に出ることができました。30分程で駒ケ岳山頂へ。記念撮影などしたあと、頂上山荘キャンプ場へ下りCS1。夕食のソーセージカレーを食べ、秘密兵器を消費して寝ました。
2日目は6時にテントを畳んで出発。早朝はガスっていましたが、7時を過ぎるころにはすっかり晴れ、檜尾岳周辺までは快適な稜線歩きが楽しめました。檜尾岳から熊沢岳までの道はなかなか厄介で、岩場の登りをやっと登りきったと思ったら山頂はまだ先だったというフェイントが3回ぐらいあり、かなり体力を削られました。
熊沢岳を過ぎたところの雪渓で水を汲む予定でしたが、雪渓は残っていたものの水が流れておらず、仕方なく雪渓の水を溶かして飲み水にしました。3人分の水を作り終わり、そろそろ出発するかというときに、急に大雨が降ってきました。雷も鳴っていたので稜線を歩くのは危険と判断し、30分ほど雨宿りをしていましたが一向に雷雨が止む気配がありませんでした。このままじっとしていてもじり貧だと判断し、危険を承知で行程を進めることにしました。
幸いにも落雷に遭うことなく、1時間で木曽殿山荘に着くことができました。木曽殿山荘からさらに空木避難小屋まで行くかどうか20分程迷っていましたが、雨も止み、雷の音も遠くに行っていたので、避難小屋まで行くことにしました。結局空木岳山頂まで雷雨はなく、無事CS2の空木避難小屋まで行くことができました。
3日目はただ下るだけ。大地獄も特に問題となる箇所は無く、4時間ほどで下山しました。非常に歩きやすい良い道でした。温泉に浸かり、駒ヶ根名物のソースかつ丼を食べ、電車を乗り継いで帰宅しました。
全体を振り返ってみると、とにかくしんどい山行でした。ですが、稜線歩きはやはりアルプスに来て良かったと感じさせるものでしたし、天候の変わりやすさなど勉強になる山行でした。また、RFの練習も数回行うことができ、新人にもいい経験になったのではないかと思います。
役員会では天候のことも含め詳しい報告をしたいと思います。
この記事へのコメント
おおおお
無事だったか、よかった
Posted by N at 2008年08月08日 00:29
5日の降雨量が中央アルプスでえげつないことになったから心配してたけど。無事に完成できて何よりです。
Posted by A at 2008年08月08日 13:06