この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
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京大創立記念日(6/18)を利用して沢登りに行ってきました。
メンバーはK村とOBのH澤さん、そして僕ことNです。
前夜にBOXに集合し、レンタカーで出発。夕食は沢面らしく奈良の王将にて舌鼓を打ちました。車内でかけていたBGMが新手の耳○○プだったり、カオスな停車をするトラックなどもいて、ドライブはなかなかにエンジョイ(?)できました。温泉・スメールに駐車し、就寝。車中泊しようかと思いましたが、暑くて寝付けず、外寝しました。
当日は4時に起床し、入山地近くの林道まで車を走らせました。準備をして、5時すぎに出発。
40分ほどで夫婦滝に到着。結構いいペースでしたが、レストもほどほどにし、左岸から巻きました。巻きの途中、大きな夫婦滝の全体を写真に収めることができるスポットがあります。
7時前には50mの不動滝に到着。滝の裏側に行けたので、対岸から写真を撮りました。顔とかわからないですが。レスト後、巻き始めました。左岸(というか滝の対岸)から。途中、なかなかいいテン場がありました。
その後、V字のナメ床がありましたが、ここではH澤さんはヒグチムニーで、K村は股を大きく開いて、僕は水線を歩いて突破しました。個性が出るなぁ~。
その後、2つの大きな枝谷の登場でRFもうまくいき、7:45に2段40mの滝に到着。これは僕にはあまりパッとしなかった。右岸にある巻き道っぽいのを使って巻き開始。巻き道がよく、6分ぐらいで攻略。
この辺りから、どこから詰め上がるのがいいかということが話題に。20mの滝を左岸から巻くついでにさっさと詰め上がりたがっていた現役たちでしたが、本流を行くべきというH澤さんに諭されついていくと、なんとまぁ、そこはびっくりするほどユートピア。
何時までも涸れることのない水。美しい原っぱ。向こうに見える景色。本流を選んだのは大成功でした。その後、水が完全に涸れてから、稜線に詰め上がるまでわずか1分。これには皆驚くばかりでした。
靴をはきかえ、9時に稜線歩き開始。桧塚奥峰を越え、桧塚付近は「ここってほんまに台高?」というぐらいの見晴らし。そして良好な天気。沢登りではほとんどやらない風景の写真撮影をやってました。
9:45にヌタハラ林道に下りる分岐に到着。H澤さんが4年前に来た時にはこの分岐道はなかったそうです。僕は地下足袋でしかも適当に履いていたので2~3回すべりました。ちゃんと履くべきですね。
10:11、林道に到着。その後、林道歩きをしました。林道には木いちごがたくさんなっていて、みんな貪って食っていました。赤色よりオレンジ色のやつがオススメですよ!
木いちごに夢中になっていたため、きっかり1時間かけて、元の車の所にたどり着きました。下山。
時間はたっぷりあるので、スメールに寄りました。帰りの道中、24号沿いのとんかつ屋で昼食を食べました。話題は進路・就活と至って真面目なものでした。京都には5時台に着き、役員会には十分に間に合いました。
今回は、休みをうまく利用して、すごくいい沢に行けたと思います。3人ともほぼ100%をつける山行となり、有意義なものとなりました。山行の中身もそこそこあり、楽しいイベントもあったからです。今回行かなかったH○澤はめっちゃ勿体ないよ。
今回、何度かある滝の巻きをH澤さんにうまく誘導していただいたので、時間的にスムースに行けたと思います。その辺はやはり経験がものをいうということが実感できました。