この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
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Nです。OBのH澤さんと沢登りに行ってきました。
例によって、さわナビの遡行図をご覧になりながら読まれるといいかと思います。
参考:http://anshade.zone.ne.jp/sawanavi/2006/06okufuka/06okufuka.htm
今回は赤い車に送迎を全面的に依頼していました。エロフィギュア。
坊村に着くとD志社大の若者や中高年の登山者で溢れていました。
9:50ごろ、白滝谷との出合から入渓。今日は基本的に僕がTopをすることになりました。
幾つか斜瀑を越え、4段40mに到着。
ここで、僕のカメラにSDカードが入ってない事が発覚。僅かな内蔵メモリに頼ることになりました。この滝は全体が長く、高く、途中で折れているので、存在感がある割には写真撮影にはかなり不向きです。ここは基本的に左岸から巻きます。途中の通称「洗濯機」とかいう所で虹が見えたのですが、写真には写ってませんでした…残念。
その後、10mと7mの滝を合わせて左岸から巻きました。
その次は斜4mと3mを合わせて右岸から巻きました。
その後、8mの滝は右岸からの高巻きなのですが、ややスリルがありました。ナッツの練習になりそうな幅1cm前後のスキマとかがあったのですが、そういう悠長なことをしていられるほど余裕も無く、木の根っこを掴んで高度感のある直登をして巻きました。
そして、ようわからん斜5m、斜4mを過ぎ、大きめの釜に到着。「斜8m・釜大きい・泳いで直登」の所です。さわナビでは右岸から巻くという記録もありましたが、普通に攻略。尻まで浸かりながら釜を越え、ヌルヌルしていたので「泳いで直登」はせず、左岸を直登しました。
そして斜4m、斜10mを過ぎ、2段4mへ。
この辺りは、右岸のだいぶ高いところをへつっていくのですが、今回一番スリリングでした。飛び込んで泳いで遊んでいた某部の部員が死んだとかいう逸話を聞いてビビッたというのもあります。残置ハーケン&スリングがあったのですが、ビビッで腕に通してたら今度は外せなくなりそうになって逆に焦ったりとかね…。
その後は、岩間小滝です。僕は上から行きましたがH澤さんはヒグチムニーで突破してました。残念ながらその写真は撮れませんでしたが、最後らへんの写真をどうぞ。
こっち見んな
その後は平凡に遡行し、11:33に登山道に出て遡行は終了しました。いい時間なのでお昼ご飯に。H澤さんが一方的に岩質の話をしてまして、僕は聞き役に徹してました。12:07、出発。
その後もやたらお喋りなH澤さん。
12:30、油断がたたって、とうとう――
(中略)
12:56、金糞峠に到着。ここからはガレていて不安定なので気をつけました。
13:18、青ガレに到着。ここで、赤い車氏に電話をしました。
13:58、下山。というか赤い車を発見しました。
なんか、12:30ぐらいからあんまり記憶がなくってどうもスイマセン。(勿論、綾波レイ的な意味で。)
沢に関してのみ言うと、マイペースでTopをさせてもらえて、レベル的にも過不足なく、非常に楽しくて、きわめて良かったです。自信に繋がりました。
あと、今日得た教訓は、「家に帰るまでが登山だという初心を忘るべからず」と「保険証はコピーを必ず持って行く」と「現金はある程度持って行く」ですね。