この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
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がんもです。
今年の沢登りの締めに,台高の古川岩屋谷へ行ってきました。
軽く報告。
17日の夕方,レンタカーを借りて奈良の坂本貯水池まで。
国道425号に入ってからは,鹿やらタヌキやらがいっぱいいた。
古川岩屋谷出合まで行って就寝。
18日,6時起床。
冷え込むと思っていたけど,やけに暖かかった。
朝食を食べて7時前に入谷。
まずはダムに直接注ぐ不動滝(30mくらい)を左の分流から巻く。
沢靴が使い古しだったせいなのか,岩の性質なのか,やけに滑りやすくて緊張した。
10分ほどで巻き上がり,しばらく遡行すると15mくらいの滝。
手も足も出ないという感じだったので,資料通り左岸から巻く。
ここは踏み跡もあって簡単。
巻き終わると銚子滝(50m?)の下に出た。ここで休憩(7:39~48)
この滝は,頑張れば直登できそうだったけど,今回は単独なので大人しく巻くことにした。
左岸のルンゼから岩壁の切れ目まで登って落ち口へトラバース。これもそれほど難しくなかった。
でも,すぐ上の8mくらいの滝が登れず,結局落ち口右のナイフリッジに戻ってもう一段巻くことになった。
この巻きが何だか嫌らしくて,結構大変だった。
巻き終わると30m位の滝下。これも直登できるかも
。
ここも左のルンゼから巻くが,岩壁が切れないので結局ルンゼの頭まで登る大巻き(8:15~9:07)になった。
ここから先は簡単と資料にあったので,すぐ上の10m滝に気軽に取り付いたのだけど,結構難しくて,更に体重をかけた蔦が急に緩んで,もうちょっとで滑落するところだった。
ギリギリ踏ん張ったけど,あちこち擦りむいたし服も破れるし,ちょっと油断しすぎたみたい。
この先は小さな滝が幾つかあって,その後は河原。
飽きたので,9:45に左岸をちょっと登って下山用の林業作業道に。
この道はヤブヤブしていたりガレ場を下ったり,あんまり良い道じゃなかった。
10:23に下山。
時間があったので,またしても潮岬廻りで京都に帰還。
結構難しい沢だったので,今年の沢納めとしては上出来でした。
ただ,最後の10m滝突破でのミスが残念です。
もっと登攀力を磨く必要を感じました。
大滝3つの直登を目標に,いつか再チャレンジしたい沢です。
この記事へのコメント
そっちは雨は大丈夫だったのかな?
俺は山小屋もそうだったけど、京都に戻ってからの木枯らし一号がやたらと寒く感じたよ。
そろそろ冬篭りの時期がやってきちゃったかな。
Posted by お疲れさん at 2007年11月19日 04:18