この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
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がんもです。
現在岩手の民宿にいます。
沢登りの方が終了したので、報告。
裏岩手連峰・葛根田川・玉川大深沢連続遡下降
8/24
新幹線で京都から盛岡まで移動。
その後鈍行で雫石駅まで移動し、駅寝。
翌日の朝から葛根田川に沢登りに行く人(Aさん)とであったので、同行させてもらうことに。
8/25
朝5時に、2人でタクシーに乗って入渓地点まで移動。
地熱発電所があり、蒸気と硫黄臭がすごかった。
6時ごろ沢に入り、先行するAさんと別れる。
ここからは、時折見事なゴルジュが出てくるものの特に困難なところは無かった。
滝ノ又沢出合いの下についたのは10時ごろ。
もっと先まで進んでも良かったのだが、のんびりしようと思ったのでここで行動終了。
昼寝をしてマッタリすごす。
夜、寝る前にラジオを聴いていたら、翌日の夜から雨が降るとの予報が聞こえた。
マッタリした事を後悔。
8/26
夜は寒くてぜんぜん眠れなかった。
北東北をなめていた。
天気も曇りがちで、いかにもあと12時間しか持ちませんという感じ。
日程を一日縮めることに決定し、朝5時に出発。
葛根田川は本流をつめず、一般的な支流をつめるルートを選択し、2時間でつめあがり、八瀬森湿原へ。
そこから関東沢の支流を下る。
岩魚がうじゃうじゃいた。白神級かも。
2時間で沢の下降を終え、大深沢の遡行に移る。
途中のナイアガラっぽい滝とその上のナメは見事。
三又からは、北ノ又沢をつめあがる。
ここは遡行記録がほとんど無く、情報不足で結構わくわくした。
全体的にナメが多い沢だったが、一部難しいところもあった。
コケが沢中に生えていて、水が安定している雰囲気。
ここも岩魚がうじゃうじゃいた。
釣り道具を持参し、日程に余裕を持たせれば楽しい沢登りが出来そう。
最後は背丈以上あるド藪を東へトラバースし、登山道に出て山小屋に至って行動終了。
二日分弱行動し、コースタイムは10時間を軽く超えていたが、結局小屋に着いたのは13時半ごろ。
休憩を考えると、7時間ちょっとの行動で済んだみたい。
小屋は非常にきれいで快適。ほかに5人登山客がいたおかげか、夜寒い思いをすることは無かった。
8/27
5時ごろ起床。
夜中かなり雨が降ったようだ。
小屋まで行って正解だった。
ツェルトだったら大変な思いをしただろう。
6時過ぎに出発し、縦走路を北上して八幡平を目指す。
平坦な道で歩きやすく、2時間半ほどで車道に出た。
この後、八幡平周辺を散策し、ヒッチハイクで下界に。
初めての山域、未知の沢でしたが、かなり楽しい思いが出来ました。
特に大深沢は自然度がかなり高く、お勧めです。
夏はぶよが多くて大変でしょうけど。
明日は一日休んで、明後日岩手山に登り、30日に京都に帰還する予定です。
この記事へのコメント
お疲れさん。
戻ってきたら今度は、その沢で蓄えたエネルギーをぜひとも卓の上に放出してくれ。
Posted by 雀鬼ひろゆき at 2007年08月27日 18:02
内臓が職務放棄してしまった・・・。
仕方ないから、岩手山には登らずに、29日に京都に帰るよ。
Posted by がんも at 2007年08月28日 10:52