この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
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沢CLのI田です。土日に予備合宿part3の藪に行ってきたので報告します。(都合でpart2やり直しよりpart3が先になっています。)ワンゲルでは久々の乾いたヤブでした。
15日(金) レンタカーにてアプローチ。アプローチは短く、途中のラーメン屋にいた時間も合わせて五時間ほどで日野川沿いの林道二又に到着。そのまま車orテントにて就寝。
16日(土) 天気は晴れ。林道を少し歩き、5時ごろ入山。日野川を徒渉し、急な尾根を登る。ところどころ落ち葉や粘土で滑りやすく、雨の日に行かなくて正解。源平谷山の尾根に上るころには日差しもかなり強くなり、暑くなってきたので飲料水をポカリに。10時半ごろ主稜線のロボット雨量計跡に到着、昼飯。ここから白山がよく見えた。食当のH田さんが持ってきたきゅうりの水分のおかげで乾いたサンドイッチがスムーズに食べられた(感動もの)。日差しは強かったが、涼しい谷風に助けられながら13時ごろにはCS1予定地に到着。皆暑さにやられ気味で、さらにガスが上がってきたので、テン場は進めずそこに泊まった。夕方にはあたり一面ガスに覆われたがまもなく晴れ、夕焼けがやけにきれいだった。
17日(日) 朝のうちガス。笹ヶ峰を過ぎ、RF難ピークについたころにガスが晴れ始め、ここは登り返すことも無く順調に通過。徐々に気温も上がり、藪も濃くなってくる。途中SecのH澤君にトップを交代してもらったりして、13時前にJ.P.到着。ここの急斜面(ほぼ崖)をどう降りようか悩み、偵察に一時間ぐらいかけたのちに、崖の右を巻くことを選択。15時前に無事に巻き終わり、あとはひたすら下山を目指す。主稜線を外れてしまったのでここからはほとんど風が吹かず、本当に暑い。皆軽い熱中症状態でペースもほとんど上がらず、最後のところで少し間違えたりして時間を食ったが、18時前になんとか下山。林道を歩いてレンタカーに戻り、温泉へ向かった。日が変わるころ京都帰着。
下山連絡がなかなか来なかったので、上回生たちが捜索を出そうかと考えていたところだったようです。この時期は日も長いので(CS1では19時半過ぎても明るかった)CLはさほど問題にしていなかったのですがね。本当にご心配をおかけしました。
天気のいい、乾いたヤブは結構大変でしたが、かなり貴重な体験ができたと思います。
この記事へのコメント
暑い藪は経験が無いな。良い体験になったみたいで良かった。
遭対の動き出しは、多少早すぎたかも。でも、下山連絡が七時回ったら、心配になるもんだよ。
Posted by がんも at 2007年06月19日 15:18
お疲れさん。
H澤から電話をもらった時は、「さてどうやってあの奥美濃の薮の中から見つけ出したものか、明日が大学休みでよかった。」などと一瞬まじめに考えてしまったけど、まあ無事帰って来て何よりです。
久しぶりに暑い薮で大変だったみたいだけど、やっぱりこのパーティーは体力面は信用できるね。
今年は梅雨入りした割には雨が少ないので、残りの予備合宿もさくっと終わらせちゃってください。
なんにせよ、合宿いけるといいねえ。
Posted by 雀鬼ひろゆき at 2007年06月19日 17:58
奥美濃だとやはり上回生の皆さんも不安になるんですね。さすが日本で1,2を争う藪山。
今週の役員会での一回生の感想が楽しみだ。
Posted by M×10 at 2007年06月20日 08:33
ロボットは最初の登りがな…。
無茶苦茶きつい割りに俺らのときは一応道が付いてるとかで藪距離に加算されなくて不満が続出したぜ。登ってもロボットいないしな。俺らも初日は笹ヶ峰までいけなかった。
ちなみにあの下りのRF難はわがパーティーが3時間くらい迷ってから付いたものだ。みんなすんなり通過してるけどな。
あと、あの藪なぜか下山直前に濃くなるんだよな。とどめとばかりに。
きつい藪だけど車の回収が楽で人気がある。たまにいい景色がある。
俺らのときもかなり暑くて、だいぶ手こずって下山は18時くらい。京都に深夜についてみんなで東龍で打ち上げしたんだ。順番待ちの間にじゃんけんして、負けたやつがコンビニで缶ビール買ってきて店の前で乾杯したんだよな。
以上ロートルの思い出話。
なんか懐かしくなったので。
Posted by 星の弧D1 at 2007年06月22日 02:23