この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
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沢面OBのM岡です。28~29と大峰・舟ノ川三ツグラ谷を遡行してきました。メンバーは同じくOBのS藤さんとT梨さん。現役に対抗して軽く報告。
5時にBOX集合し、入渓は10時過ぎ。沢の規模はそれほど大きくないものの、全体に壁が立っていて険しい渓相です。10mくらいの滝の巻きが多いのですが、どれも一癖二癖あってすんなり行かず、きわどい場面が続きます。しんどい登りを繰り返し、かなり頑張って17時に2段60m下でCS1。体力的にきつい一日でした。
2日目の朝はかなり冷え込み、8時に出発。いきなり核心の、「三ツグラ」の名の由来にもなった大岩壁から落ちる2段60mの突破です。1段目は左岸のルンゼを登ってから支点をとりつつトラバースし、中段テラスに出ます。ここで水線を横切り、残る2段目の滝横を落ち口まで直登するのですが、これが滑ると滝下まで本当に一直線というかつてない緊張感の場所。ここはS藤さんトップのランビレで突破して頂きました。自分は固定ザイルにプルージックで登りましたが、水が冷たく指の感覚が無くなり、ホールドを掴んでいるかどうかすら判然としない状態で地獄を見ました。この状況で登攀具を駆使して突破する先輩2人はやはりさすがです。登りきった後はさしたるイベントもなく、早めに尾根に上がり、15時前には下山しました。
全体にいやらしく核心もかなり危険で、安易に人を近づけない雰囲気はさすが4級という感じでした。自分ではなかなか行けない所に連れて行ってくれた先輩方には感謝の一言です。
この後温泉でT橋さんにバッタリ出会い、さらにBOXではY田さんとK仁さんに会うというサプライズがあり、この日は謎のワンゲルデーでした。打ち上げは深夜まで続き、自分は今日の始発で帰宅しました。みなさんお疲れ様でした。
この記事へのコメント
ラスト3行が異常。
Posted by 赤い車 at 2007年04月30日 21:22