この記事は旧KUWV-BLOGから移植したものです。
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3回のMです。
折角北海道まで行ったのだから、他の山にも登ろうと思い立ち、
百名山である十勝岳と羊蹄山に、それぞれ日帰りに単独で行ってきました。
時間の都合から、どちらの山も超高速で登り降りをしたため、
特に羊蹄山ではゆっくりする時間が少なかったのが心残りですが、
いずれの山も独特の趣があって、とても楽しかったです。
しかも、これにより踏んだことのある百名山が20座を突破しました。万歳!
以下簡単な行程と感想
十勝岳(9月1日)
旭川駅を朝出発し、美瑛駅からのバスに乗り、7時半頃に白金温泉から入山。登山口まではダラダラした退屈な道で、登山口に入っても最初のうちは、平坦であまり面白くない道が続く。しかし、雲ノ平分岐を過ぎたところから、岩場というと大げさだが、火山質の岩々した急坂になる。そこを全力で駆け上がったら、身体から汗が吹き出てきた。一度緩やかな稜線上でゆっくりと息を落ち着けたあと、最期の登りも高速で登り、山頂には10時前に到着。しかし、雲で景色が悪いので、天候の回復を待って山頂で一時間ほどボーっとしていた。おかげで、数度雲の切れ間から、美しい青空が見えた。山頂でのんびりしていたので、他の登山客と会話をしていたら、面白い事実が発覚した。確か、こんな感じだったと思う。
女性A 「どこから来たの?」
俺 「京都からです」
女性A 「えっ、京都! 私京都で看護婦をしてるの。どこの大学?」
俺 「京都大学です」
男性B&C「えっ、京大! 僕たち京都大学のOBですよ」
何と、山頂にいた5名のうち4名が京都の関係者。北海道の山頂でこんなこともあるのかと吃驚した。その後は、天候が徐々に崩れ行く中、レストを一度も取らずに十勝温泉まで高速下山。この日は、総コースタイム8時間15分を4時間(山頂でのレストを除く)に短縮することに成功し、無事に雨でビショビショになった身体を温泉で温め、予定していたバスに間に合うことが出来た。その後、明日の登山に向け、残りの半日を使って電車で移動。倶知安駅で駅寝した。
羊蹄岳(9月2日)
朝、倶知安駅からバスに乗り、7時過ぎに入山口付近のバス停に到着。ガイドブックで美しいと記された半月湖周辺を周遊した後(然程美しくなかった。時間が押している時に行くべきでなかった)、7時40分頃に登山口から山道へと入る。2合目過ぎぐらいまでは平坦な道が続くが、その後はただひたすらに登り続ける。8合目あたりまではずっと樹林帯の中と聞いていたが、木々の隙間からニセコの山々が時折見えて、景色を結構楽しめた。お茶を飲むために軽く足を止める以外には、ほとんどレストも取らずに、山頂まで一気に駆け上がる。羊蹄山は蝦夷富士と呼ばれるぐらいに綺麗な円錐形をした単独峰なので、山頂からは北海道の雄大な自然が360度見渡せる。天候もこれ以上ないというほどの晴天で、何時間でもそこで転がっていたい気分に駆られた。しかし、バスの時間が迫っているために、15分ほど休んで下山開始。バスに間に合うだけでなく、温泉につかる時間も確保しようと、標高差1500mを45分という超高速で駆け下りた(コースタイムは2時間50分)。お陰で、慌しいながらも温泉に入ることが出来、バスにも間に合った。その後、18切符で青森県の蟹田駅まで移動し駅寝。次の日、そこから千葉県にある実家まで丸一日かけて移動した。途中、古本屋で買い物をしすぎて、財布の中が残金52円になり、夕食が食べれなくなると言うアクシデントは発生したものの、こうして北海道の旅は無事終了した。
この記事へのコメント
かなり充実した旅だったみたいだな。お疲れさん。
俺も久々に北海道に行きたくなってきた。
Posted by 茸屋 at 2006年09月05日 23:09
ふ、踏んだ百名山の数なんて飾りですよ。別に俺がまだ8つだからって、気にしてるわけじゃないんだから。長旅お疲れさま。
Posted by がんも at 2006年09月06日 16:41
↑甘いな。
俺なんかこの間福島の中津川行った時、吾妻山の近く通ったけどわざと無視してやったぜ!
百名山だかなんだか知らないが吾妻山的には相当屈辱だったはずだ。
Posted by hoshinoko at 2006年09月06日 20:22