T村party パート2
鳳凰三山(撤退)
鳳凰三山(撤退)
T村です。今回は今パーティー最初で最後の南アルプスである鳳凰三山に行ってきました。梅雨の合間ということもあり延期されながらようやく行くことができました。しかし結果としては天候や路面状況等を考え、2/3の観音岳までで撤退する結果となりました。ただパーティーとして学びの多い山行になったかなと思います。
日程:7/4-5
メンバー:T村(CL)M口(SL)K山(装備)K石(食当)H口(装補)Ymd(客人)
Day1
4:45夜叉神峠駐車場
5:40夜叉神峠/夜叉神峠小屋
7:10杖立峠
8:45苺平
9:15南御室小屋
Day2
4:00南御室小屋
4:40砂払岳
4:45薬師が岳小屋
4:55薬師岳
5:25観音岳
6:10薬師岳
6:20薬師が岳山荘
6:25砂払岳
6:55南御室小屋
8:15苺平
9:15杖立峠
9:55夜叉神峠/夜叉神峠小屋
10:40夜叉神峠駐車場
19:45にboxに集合した。ちょうどNちかパーティーが出発するタイミングで少し混雑しているなか大きく遅れることなく皆集合できた。そして今回は買い出し等を済ませて集合しており、スムーズに装点することができた。そんなこんなで20:30ごろにboxを出発した。Ymdさん、SL、CLで交互に運転し、入山口である夜叉神峠を目指した。前回に引き続きにぎやかな車内であった。1回生3人にとっては人生初の日本アルプスであり、なんとか晴れてほしく思いながら向かった。CLにとっても今期の山行で一番行きたいと思っていた山域の一つであるので雨予報ながらも少しの晴れ間を期待していた。結局26:00ごろに駐車場に到着した。メンバーに4:00起床を伝え、少し仮眠をとった。
夜叉神峠駐車場4:45
夜叉神峠5:40(15分休憩)
予定通り4:00に起床し各自準備をした。そして4:45に出発。駐車場は天気が良くないこともあってか半分ほどでかなり余裕があった。夜叉神峠への登りはかなり整備の行き届いた登山道であり、急登でありながらも登りやすくあった。朝一はペースが荒れやすいのでSLにこまめにペースを確認するように伝えた。夜叉神峠に到着すると、目の前に白峰三山が広がっていた。今回は天気が悪く展望は期待していなかった中で思わぬ展望を得られた。
白峰三山
みんなで読図頑張りましょう
杖立峠7:10(15分休憩)
苺平8:45(5分休憩)
夜叉神峠からはひたすらに樹林帯を登るのみ。気温は高くはないが湿度が高く体感はかなり暑かった。そのため水分補給を適度にとり、その都度に読図の練習を行った。読図に関してはK石、H口はもともとしっかりとできており何の問題もなかった。K山に関しても読図のポイントをしっかりと学んでおり、パート1からは確実に成長しており順調であった。今回は装備の4テンや食当の分配をほとんど行わなかったこともあり、1回生3人はまあまあしんどそうであった。H口とK山は車であまり寝付けなく、かなりの寝不足の様子で休憩中に今にも寝てしまいそうであった。そのような状況ではあったがペース自体はかなり良く、コースタイムをまくほどであった。
南御室小屋9:15
苺平を過ぎ、少し下りながらCS1である南御室小屋を目指した。もう少しで小屋という箇所があったので翌日の天気を確認するなどした。そんなこんなで9時過ぎという早すぎる時間に泊地についてしまった。そのまま小屋で受付を済ませテントを張った。まだ前日泊まっていた人のテントが残っていたが、かなり平らな場所に張ることができた。
テント場にて
夕方まで何もすることがないので各々好きなように過ごしていた。1回生sは前日あまり眠れなかったためかすぐにテントで熟睡している様子であった。
CL,SL,Ymdさんの3人は小屋の前のベンチで行動食の残りを食べるなどしてゆったりしていた。すると小屋の方がやってきて少しばかりの山トークなどをした。やはり小屋の方は果てしなく山に詳しく、大変興味深い話をしてくれる。また2日目の行程の相談にものっていただけた。するとその方によると2日目の白鳳峠以降の道は今シーズン行っている人がおらず、倒木の処理が終わっていないほか、連日の雨で状況が想定以上に悪いそうだ。さらに悪天候も予想されるためにそこに行くのは危険と判断し行程を再検討することにした。状況としては車が夜叉神峠にあるため緊急時以外は青木鉱泉側におりたくなかった。そのため、南御室小屋にデポして薬師岳、観音岳までピストンし、南御室小屋に戻りそのまま夜叉神峠に下山することとした。
その後のテント場はというと、続々と大学のワンゲルや山岳部と思われる団体が到着し、かつて見たことのないくらいの4テン、6テンが大集結していた。そして15:30ごろにご飯を作り始めた。今回の食当のK石のもとポトフを作った。野菜だけでも何種類もあり、それに豚肉に加えてベーコンまで持ってきておりとても具沢山で山の中とは思えないくらい健康的でとてもおいしかった。そしてそのまま翌朝のために炊事を行った。なんとこれが大失敗。たしかに焦げ臭かったがこんなにも焦げるのかというくらいに焦げた。ただ食べられないこともなく、お茶漬けなのでまあ何とかなった。その後隣のテントのNUWVの方々と共にK石とM口が天気図を書いた。その間CLとYmdさんはNUWVの方と話しており、CLは実家がN大の目の前のため地元トークに浸っていた。またワンゲルの制度やこれまでよかった山などの話をして大変参考になることが多かった。そんなこんなで、翌日は4:00に出発したいので20:00前に就寝した。
NUWVの方々と天気図
起床3:30
予定通り3:30に起床した。テントは立てたまま行くのですぐに朝食の準備に取りかかった。準備と言ってもお湯を沸かすだけなのでもののすぐに食べ始めることができた。お茶漬けは夜少し大変になるが朝の準備は抜群に早い気がする。そして起床から30分で準備が終わり出発した。やはりこの時間に出発する団体が多く小屋すぐの道は渋滞していた。天気も予報よりはるかに良く青空を見ることさえできていた。
南御室小屋4:00
砂払岳4:40(休憩5分)
日の出まで30分を切っているので薄明るくなっているが、樹林帯ということもありヘッドライトをつけて歩き進めた。テントの中に荷物を置いてピストン装備と同等であったためにザックが軽く良いペースを刻めていた。また朝一番にもかかわらずいつものことながらこのパーティーはにぎやかであった。
薬師ヶ岳小屋4:45(休憩5分)
薬師岳4:55(休憩15分)
日が出て完全に明るくなった。するとあたり一面に雲海が広がっていた。そして目の前には少し雲を被る白峰三山にO崎Partyがいるであろう仙丈ヶ岳、雲海からNちかPartyのいる八ヶ岳が顔を出していた。そんな最高の景色を見ながら鳳凰三山の一つ目の薬師岳に到着した。ここは本当の山頂は近くの別のピークでそちらには道がなくロープが張ってあるので目の前まで行って引き返した。ここも続々と人がやってくるため各々写真を取ったら次なるピークである観音岳へと向かった。
観音岳5:25(休憩25分)
引き続き予報外れの晴れ間が見える中観音岳に到着した。ここからは行くはずであった地蔵岳のオベリスク、高嶺、広河原方面が見えた。今回は行けないが是非とも行ってみたいルートであった。ここからは甲斐駒ヶ岳、中央アルプス、さらにその奥には北アルプスまで見ることができ、パート4で行く表銀座までもがしっかりと確認することができた。1回生3人は初めて登る日本アルプスでしっかりその魅力を感じることができたかと思う。今回は観音岳までということもありかなりゆったりと時間をとった。H口はひさびさの電波にZ世代アプリで写真や動画をとるなりしていた。そんなことをしていると後ろからI大の大所帯が来たため下山を開始した。
薬師岳6:10
薬師が岳山荘6:20
砂払岳6:30
南御室小屋6:55(休憩1時間)
観音岳からはただ下るのみ。ただ八ヶ岳、千丈、甲斐駒、白峰そして深南部の山を眺め惜しみながらも南御室小屋に戻ってきた。
テントを片付けようとしていると、小屋の方がやってきた。何かと思うと、広河原-夜叉神峠間で大規模な土砂崩れがあったそうでバスが運休しているとのことだった。観音岳では行けたのではないかなどと思ったが、行かなくて正解であった。そして現地でもしっかりと情報収集を行い、冷静に行程を変更することの重要性をひしひしと感じた。また前日に現在の山の情報をくださった小屋の方には感謝しなければならないとも感じた。
そしてテントを畳み、行動食を食べ休憩していると霧のような雨が降ってきた。そのためレインウェアを着て出発することにした。
苺平8:15(休憩5分)
杖立峠9:15(休憩5分)
夜叉神峠/夜叉神峠小屋9:55(休憩20分)
そこからはさらに書くことがない。みなよく眠れたそうで前日より元気に下れていた。雨もあまり強くはならず、蒸し暑いだけだった。そのまま良いペースで下ることができ、夜叉神峠小屋に到着した。ここから駐車場までは30分ほどだが、小屋に入りジュースを飲むなど少し休憩を取った。
夜叉神峠駐車場10:40(下山)
少し休憩したのち再出発し、あっという間に駐車場に到着した。下山するとそこには通行止めとなった2時間に1本のバスが2台も待っていた。
パート2鳳凰三山お疲れさまでした。今回は予定の行程を完遂できず撤退となってしまいましたが、多くの学びを得られたかと思います。鳳凰三山の2/3しか行けませんでしたが「山は逃げない」のでまたリベンジしましょう。全体として前回に引き続き良いペースで歩けており、体力面は問題ないかと思います。終盤、雨に降られましたが安定して歩けていたのでそこも良かったです。その一方でさらに改善できるポイントもあると思うので各自もう一度振り返ってみてください。合宿に向けて今後は2泊3泊と山行のレベルも上がっていくので気持ちを引き締めて頑張っていきましょう。
M口:次第にペースの感覚を掴めており、とても良かったと思います。また今後はパーティーの後方にもすれ違いなどの連絡を適宜できるようになるとよいかと思います。引き続き安定した山行になるよう頑張っていきましょう。
K山:4テンを一人で持ちながらも良いペースで歩けていたので体力はもう問題ないです。山行を重ねるたびにいろいろな改善点を見つけられると思うのでどんどん吸収して成長していきましょう。そしてどんどん山の虜になって楽しみながら登っていきましょう。
K石:食当お疲れさまでした。おいしかったです。体力技術共に申し分なく助かっています。初めてのアルプスはどうでしたか。今後も新たな山域を楽しんでいきましょう。
H口:当パーティーのにぎやか枠助かっています。何の問題なく歩けていたので頼りにしています。アルプスの良さは感じられましたか。これから炊事を頑張ると言っていたので楽しみにしています。頑張ってください。