4回生Party② Part1
比良山地

どうも皆さんこんにちは。4回生Party② Part1CLのN田です。我々は6/2223比良に行ってきました。天候不順によりトラブルはあったものの、無事に山行を終えることが出来ました。

メンバー:N田(CL, 医療, 記録)、TV(SL, 気象)、O崎(装備)、YG(食当)、I藤(装補)、S原(装補)

行程

Day1】6/22

9:12 北小松駅出発(入山地点)

9:39-45 梅滝?

10:17-23 R

11:00-15 ヤケ山R

12:11-23 ヤケオ山R

12:52 釈迦岳(通過)

13:07-15 カラ岳R

13:38-45 比良ロッジ跡R(平均台東)

13:54-14:00 北比良峠R

14:15 CS1(八雲ヶ原)


【Day2】6/23(Esc1)

5:30? 起床

7:15 出発

7:28 北比良峠(通過)

7:55-8:03 セパ脱ぎR

8:08-19 カモシカ台R

8:47 大山口通過

9:05 イン谷口(下山地点)

Day1

6/22 くもり時々晴れ その後 大雨

~入山

BOXには6:45集合としていたが、CLSL以外のメンバーは全員しっかりと時間通りに集合できていたようだ。それに比べてCLは5分ほど、SLは10分ほどの遅れで重役出勤を果たしたようだ。情けないですね。

集合後は装備点検を行い、出町柳駅7:52発の電車で北小松駅(8:49着)まで向かった。電車は乗り換えが面倒ではあるが、バスでのアプローチと違って座れるため入山前に疲労する心配がないのがよい。

北小松駅で各自トイレ・準備を済ませてから出発した。登山届ポストも北小松駅に存在した。

9:12 北小松駅出発(入山)

北小松駅から登山口までは緩やか?な登りの舗装路だった。CLは早速遅れ始め、しばしば前の5人を待たせていた。なんでそんなにスイスイ登れるの?

登山口から楊梅の滝?まではよくある谷沿いのハイキングの道で、5分ほどで到着した。

9:39-45 楊梅の滝?

楊梅の滝は想像していたよりも小さく感じ、TVにとっては少し期待外れなようだった。しかし、実際の楊梅の滝(雄滝)はさらに奥にあり、我々が目にしたのは雌滝だったことを後々になって知る。

地形図上では楊梅の滝から西側に延びる登山道を行く予定だったが、それらしきものが見当たらなかった(そもそも滝を間違っていたためあるはずがない)ため、引き返して本来の登山口から登山道に入った。

すぐに尾根線に入り、しばらくしたところで服脱ぎ・水分補給のため軽くレストをとった。レスト地点からは本来の楊梅の滝(雄滝)が見えて、圧巻だった。近くで見るともっと迫力があるのだろう。

ここからオーダーを決め、前からTV(SL)-I藤-O崎-S原-YG-N田(CL)とした。

10:17-23 R

レスト地点から少し登ったところで読図クイズをTVが出していたが、CLはあまり位置を把握しておらず、SLのTVも間違った場所を正解としていたようだ。本当に大丈夫ですか。まあ尾根の途中の地点だったから仕方ないかなと思いますが。

その後は少し緩やかな登りとなった。涼峠という地名が地形図に書かれている箇所には特に何もなかった。ヤケ山の手前では休憩していた10人ほどのグループ(関西大学?)を追い越した。この後、八雲ヶ原に到着するまで何度か抜きつ抜かれつを繰り返す。


楊梅の滝(雌滝)

11:00-15 ヤケ山R

ヤケ山からはあまり良い展望は拝めず、これから登る釈迦岳が見えるくらいだった。休憩中にはなぜヤケ山とヤケオ山という紛らわしい名前なのかについて議論している人たちもいた。覚えている範囲では以下のような説が出ていた。

説①:ヤケオはヤケの弟という意味ではないか? ヤケオの方が高いから違和感があるという意見も。

説②:ヤケはヤケエの省略形であり、本来ヤケエとヤケオのようにアイウエオ順になっているのではないか?

閑話休題、ヤケからヤケオまでの道はこの山行を通して一番急な登りであり、なかなかに時間がかかったように思う。一方で景色に関しては東西いずれも開けており、西には武奈ヶ岳から蛇谷方面、東には琵琶湖とその湖畔が望めた。一時日が指すこともあった。

12:11-23 ヤケオ山R

このあたりから次第に悪い色の雲が天を覆い始める。


12:52 釈迦岳(通過)

釈迦岳はヤケオとは打って変わって森の中で、全く景色はない。

釈迦岳では関西大学のグループがレストをとっていたため、そのまま通過してカラ岳まで直交することにした。

13:07-15 カラ岳R

カラ岳の電波塔の下でレスト。

13:38-45 比良ロッジ跡R(平均台東)

比良ロッジ跡から北比良峠までは崩落しているとの事前情報があった箇所。実際に通過してみると思ったよりは危険ではないと感じた。しかし、幅が非常に狭いことには変わりないため、慎重に通過する必要がある。

13:54-14:00 北比良峠R

翌日は満足のいく景色が見られないことは想定済みだったので、ここからの琵琶湖が最後の景色。各自景色の見納めをし、全体写真を撮った。

本来のCS1はこの北比良峠だったが、事前の予報(現地でも再確認)により、風が非常に強まることが予想されていたため、八雲ヶ原をCS地点とすることにした。

14:15 CS1(八雲ヶ原)

CS1の八雲ヶ原に到着。レストを含めておおよそコースタイム通りだった。


CS1到着~就寝

CS1到着後は、雨が予想されていたため早めにテントを張ることにした。ヤクモ池の近くの良い場所はすでに関西大学の皆様が使用していたので、我々は少し離れたところに張ることにした。今回、4テンを2つという構成だったが、2つのテントを並べて張れる場所がなく、50 mほど離れて張ることになった。

事前にテントの建て方を確認していたこと&経験者もいたことより、テントの設営に時間はかからなかった。しかし、いずれのテントにもペグがついておらず、単体のペグも持ってきていなかったため、木の枝と石をペグ替わりとした(なかなかにうまくいった)。

テントはEspaceの4(5?)テンとmont-bellの4テンで、組分けにより前者にはS原・O崎・I藤、後者にはN田・TV・YGとなった。CLとSLはそれぞれ別のテントにしたほうが良かったのではないかと思ったが、居住性の良いEspaceに3人の新入生が入ったことがその後幸いした。


16:00ごろから夕食の準備を始めた。このあたりからぽつぽつと雨が降り始め、夕食が完成する頃には毎時5~10 mm程度の雨となっていたように思う。

夕食はバーモンドカレー(具材:にんじん、玉ねぎ、ひき肉)だったので、失敗する恐れもなく特に問題なかった。白米についても同様に問題なかった。

夕食を食べ終え、翌日の朝は6:30起床(※1)ということにして各自テントに戻った。mont-bellテントでは、端に置いたものが濡れ始めていた。雨は次第に強くなっており、急いで就寝の準備を行った。

※1:翌日の早朝は大雨が予想されていたため

あまり覚えていないが、19:00ごろに就寝したと思う。就寝する頃には端だけではなく床面全体が濡れるどころか、床面に数センチほど水が張っていた。mont-bellテントの3人はセパを着てそのままマットの上に寝ることにした。結局CLとSLはどちらもあまり寝付けず、2, 3時間ほどしか眠っていなかったと思う。

より詳細なテントの状況については以下も参照されたい。

mont-bell 4テンについて


★☆☆☆☆ 1.0/5.0                 2024/07/01 

これはひどい

年季が入ったmont-bellの4テンを雨の中で使ってみた。結論、雨の中で使うのは強くお勧めしない。小雨であれば問題なく使用できるが、それ以上になるとフライと本体が下からくっつき始め、容易に浸水する。ペグでどれだけ強くフライを張ろうとも無意味である。さらに、このテントには付属のはり綱によってテント上部のフライと本体を分離しやすくすることが出来るが、これも無意味である。ある程度強い雨が降ると簡単にフライと本体が張り付く。その結果、下からだけではなく上からも浸水し、就寝中の顔を雨水が直撃することになる。多少雨風がしのげるだけで、テントとしての体をなしていない。本来ならば0点で1点もつけたくないレベルの代物。

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また、参考までに、周辺のアメダスのデータを添付する。これらはいずれも標高の低いふもとの地点のデータであるため、CS地点ではより多くの雨が降っていたと考えられる。


Day2

6/18 雨

5:30ごろ? 起床

前日の段階では6:30頃起床としていたが、5時ごろからは雨も収まりあたりも明るくなってきたので、流れ的に起床した。Espaceの3人も起きていたようだった。朝食はそれぞれのテントで済ませ、7時出発予定でテントの撤収・出発準備を行った。この時はほとんど雨が降っていなかったので、幸いだった。

7:15 出発

出発前に天候の確認をしたところ、10~12時ごろに強い雨が予想されていた&雷の予報もあったことにより、武奈ヶ岳を含む初めての道を通るのは危険であると判断したため、Esc1を使って大山口→イン谷口方面へ下山することにした。

7:28  北比良峠(通過)

7:55-8:03 セパ脱ぎR

森に入り、雨もほとんど降っていなかったためセパ脱ぎを兼ねてレストをとった。

8:08-19 カモシカ台R

比良とぴあの開店が10時であり、あまり早く下りても意味がないため、時間調整もかねて追加のレストとした。

その後は登山道に川が流れているような典型的な谷沿いの道だったので、滑らないように注意しながら降りていった。

大山口の手前は渡渉地点で、増水により通れない心配をしていたが、何とかギリギリ渡れるくらいの流量だった。

8:47 大山口通過

9:05 イン谷口(下山地点)

イン谷口に下山。ここから比良とぴあまで歩き、疲れ切った体を癒すことが出来た。

雨によってあまり満足のいくものとはならなかったものの、経験値を積むことが出来た山行だったと思う。

1日目の様子を見る限り、YG・S原あたりが比較的遅れ気味の様子だった。特にYGは最後の方で少し足がつり気味になったとのことだった。YG曰く、塩分補給できるものをあまり持ってきていなかったことが原因かもしれないとのことだ。Part2には塩分チャージのご準備を。 

TV:色々とありがとうございました。Part2, 3ではCLとしてよろしくお願いします。

O崎:新入生ながら経験者として頼りになりました。これからもよろしくお願いします。

YG:基本的には問題なしですが、もう少し早め早めに行動するとよいかも?

I藤:体力があって良いと思いました。次回の食当もお願いします。

S原:Part2では装備を担当してもらうので荷物が重めになると思いますが頑張りましょう。