剣山・三嶺

とりぱ、6/15~16で、四国に行ってきました。楽しかったです。順調な錬成がなされております。

メンバー:TS(CL)、F澤(SL)、K浦(食当)、S井(装備)、N川、S藤(ドライバー)

行程

Day1

5:37 入山
6:20 亀尻峠
8:10 牛の背
8:55 天狗峠
9:15 お亀岩避難小屋
10:53 三嶺
12:03 カヤハゲ
12:50 白髪避難小屋 

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Day2

4:00 白髪避難小屋
5:10 中東山分岐
6:15 丸石避難小屋
6:50 スーパー林道分岐
8:10 剣山
9:04 ロープウエイ西島駅
9:46 見ノ越登山口

概念図を以下に示す。

Fri  20:00  box集合

 boxに皆20時前後に集合した。N川とK浦はboxにいたK蔵・N井と麻雀をしていた。楽しそうでよろしい。車にザックを詰め込み、しゅぱつ。先週も同じように高速に乗ったよななどと話しながら、F澤お気に入りのラブホ達を横目に見ながら、四国へLet'sゴー。今回は徳島のラ・ムーで買い出し。お馴染みのテーマソングを聴きながら、ついつい買う過ぎる。ドライバーのS藤も謎に大量に買っていた。こっからケチって一般道を選択し、ハードなドライブが始まった。道は舗装されていたが、鹿など野生動物がわんさか。車に慣れているのか、全然どいてくれない。しかのこのこのここしたんたん、しかのこのこのここしたんたん。。
 亀尻峠登山口までは、最後の1km程度が未舗装道路だったので車はここまでにしてもらった。着いた頃には、周囲は明るくなりかけており、無睡眠登山はヤバいので1時間ほど寝かせてもらった。

準備中

出発

5:37 入山

 5時に起き、準備をして出発。オーダーは、F澤N川→K浦S井(装備)TSとした。15分ほど歩いたところで亀尻登山口が見えた。S井が車校に通い始めたなどの「いい話」を聞きながら登っていく。CLは1回生でチャリに興味がある人が多く、チャリ面が創れるかもなと嬉しく思いながらも、眠気を必死に嚙み殺し進んだ。

6:20 亀尻峠

 亀尻峠までの登りは、登山道というよりは、未舗装道路を歩いていく感じだった。亀尻峠から牛の背までは、かなりきつい急登があった。流石に無言になったが、問題なく登れていた。読図クイズも途中何回か行った。大丈夫そうだった。K浦の腕の皮膚が日焼けで剥けているのを見せられた。早くない?日焼け止めは塗らないと。樹林帯を抜け、景色が見え始めると眠気は吹っ飛んでいった。

急登~

最高

8:10 牛の背

 牛の背からの眺望は素晴らしかった。風もすごかった。楽しい縦走。残念ながら景色はここがピークだった。マイナールートなだけあって、誰ともすれ違わない。天狗塚のVariationはカット。今回はどのVariationも行かなかった。基本的行かないつもりだったのでオーケー。

うぇーい

うぉーい

9:15 お亀岩避難小屋

 歩いていると、鹿の白骨化した遺体が落ちていて驚いたが、前の人達はスルーしていて寂しかった。お亀岩避難小屋でレスト。綺麗な避難小屋だった。トイレ・水場あり。水場は少し遠かったので涸れているかの確認はしなかった。置いてあったノートにトイレ利用の感謝を記し出発。外に出ると空が曇り出していた。心も曇り始めた。

おかめ

ふぇるでぃ~

10:53 三嶺

 お亀岩避難小屋から三嶺までの道のりは記憶にあまりない。無心で歩いた。三嶺で晴れることだけを祈った。祈りは届かず、どんどんガスっていく三嶺に向かった。山頂ではガスが晴れるのを待つ登山客が他にも数名いた。我々も同様に40分程度粘ったが、完全に晴れることはなく、その後の天候も気にしてテン場へ向かった。山頂でF澤だけでなくK浦もぬい撮りをしていて、F澤が喜んでいた。ぬいどりやるか~。

12:03 カヤハゲ

 三嶺からの下りはかなり急だった。相変わらず下りが速いF澤にペースを落とすように指示した。鎖場の下りはF澤の的確な指示の元全員無事に下った。次の谷川岳で西黒尾根を下る場合はこんな道になると思われる。ガスの中を歩いている感じで、水蒸気を肌で感じられるほどだった。蒸し暑い。F澤とこんな道通ったっけ?などと言い合った。

12:50 白髪避難小屋

 O橋partyでも鳴らした鐘を鳴らし、本日最後の登りが始まる。きつい登りで、鹿がこちらをジッと見つめていた。何か伝えたいことがあったのかも。登りは結構きつかったと思う。思わず声が漏れるほど。CLとしては大峰よりもきついと思ったが、賛同は得られなかった。
 白髪避難小屋に到着。雨が降り始める前に到着することに成功し、いそいそとテントを張った。今回は広島partyのpart2八ヶ岳で酷評されていた6テンを持って行った。使う場合はそちらを参照したれり。感想としては、part2八ヶ岳と同じような感じである。しかし、今回のテン場は広々使えたので、★4といったところだろ。ペグは替えておいた。
 避難小屋に泊まる人は少なかったので、食事はそちらで行わせてもらった。北白川出身の方がいらっしゃって、驚いた。世間はせまいな。F澤の秘密兵器をいただき、晩御飯の準備に取り掛かった。メニューは「懐かしの中華丼」である。K浦の気合の入った食当、おいしかった。うずらの水煮汁はまずかった。トランプを忘れてきたので、紙とペンでできるゲームということで、禁止ワードゲームを行った。難しいね。こういう時に話題ってどうやって振ればいいの?

フルーツゼリーポンチ

おいしい

4:00 白髪避難小屋

 臭くないテントで、8時間爆睡。3時に起床すると星が見えていてテンションが上がった。朝の用意は相変わらず速かった。スパッツをつけ、歩き始めると周囲はガスだった。あんなに星が見えてたのに。。

平和丸

5:10 中東山分岐

 特に何もなく歩く。平和丸を越えて、中東山分岐でレスト。天気が悪いときはピークよりもコルで休憩した方がいいよね。笹によって膝ぐらいまでビショビショ。セパも着ればよかったと後悔。徳島と高知の県境を歩いていた。実感はなかった。

県境かな

6:15 丸石避難小屋

 高ノ瀬を通過し、丸石避難小屋でレスト。まだガスっていた。たまに雲の切れ目から青空が見えたりするのにテンションを上げたりした。ペースは速かった。誰もきつそうではなかった。しかし、この日の天気(天気は良くなっていく)を考慮すると、もう少しゆっくり行けば良かった。

6:50 スーパー林道分岐

 何事もなくスーパー林道まで到着し、10分レスト。何がスーパーなのだろうかと考えていると、10分経っていた。

8:10 剣山

 最後の登りはきつかった。残念ながら、山頂はガスっていた。O橋partyのリベンジは果たせず、半年前とほぼ同じ写真が撮れてしまった。山頂ヒュッテで長めの休憩をとった。それぞれ売店で思い思いの買い物を行う。”あめゆ”をいただいた。うまいな。前回来たときはノートが置いてあった気がしたが、見当たらなかった。ゆっくり休憩をしたつもりだったが、山頂ヒュッテを出ると山頂付近はまだ曇っていた。晴れる兆候はあったものの、三嶺でも天気に裏切られたメンバーには山頂に戻って晴れを待つ気力は残っていなかったようだ。下山開始。

晴れ...?

風はまし

9:04 ロープウエイ西島駅

 下山中、刀掛の松付近で振り返ると剣山山頂付近が晴れていることに気づいてしまった。しかし、引き返すことはできな。もう少し粘れば良かった。晴れた剣山に来れる日は来るのだろうか。

9:46 見ノ越登山口

 結局、2時間ほど巻いて下山。早い下山は運転する身としては嬉しかったが、全然山頂で粘れたことに後悔しかない。しょうがない。

その後

 前述のように早く下りてきたので、四国観光の時間が少しできた。徳島出身の人から聞いていた徳島ラーメンを食す。うまかった。「くるくるなると」には今回は行かず、うずしおビューテラスに向かった。ソフトクリームなんかを食ったりした。ちょっと渦潮を見ることができた。淡路島はまたチャリで来たいな。
 京都に帰ってくると、相当雨がスコールのように降っていてレンタカーの時間に余裕があったので、boxに共同装備とK浦を置き、それぞれ家まで送って解散した。

オニオン

徳島ラーメン

天気は微妙でしたが、無事に終わって一安心。楽しかったですね。

F澤:ペースが速くなりがちです。気を付けましょう。
K浦:食当おいしかったです。イーブイいいですね。
S井:今回ザック重かったと思いますが、お疲れさまでした。
N川:安定感があります。素晴らしい。