金毘羅(5/21)

核心Y懸の消えた義務金毘羅、まるでポケットのないドラえもん

日程:5月21日(火)
メンバー:F間, AKK

土日で都合のつかなかったAKKにpart1に行ってもらうため、平日午前の金毘羅を決行。7:50のバスに乗るために7時半集合とし、見事寝坊せず。...完徹で朝集まり山に登ることが常態化しているためほんとうによくない。ヘルメットを持ってバスに乗った。AKKは工事用ヘルメットを持ってきており、強度は問題なさそうだったのでそれでよしとした。重くないだろうか?

8:30ぐらいに花尻橋バス停で降り、江文神社へ向かう。3年前、下村さんにワンゲルの現状をあれこれ尋ねていた記憶がある。よく退部しなかったなと我ながら思った。

8:50 江文神社より入山。道の記憶はここで途切れているため、T部たちのYAMAPの軌跡を追っかけながら歩く。Tnbさんとハチでわめいた思い出がただあるのみである。まじで覚えておらず一応AKKに地図を見せてみると、どの尾根に最終的にとっつけばいいのかすぐ理解していたようで、読図は慣れていることがわかった。

セーブポイント

未セーブ地点

ほどなくしてY懸尾根にさしかかると、あらかた思い出した。一応、三点支持、姿勢、鎖ハーケンの扱い、岩のトレースの見つけ方、落石しにくい歩き方、などなどを随時説明しながら登っていった。AKKは全く問題なく登れていた。途中ジャンプ岩とおぼしきものを見つけたが、スルーした。曇っていたので眺望は重視しなかった。

9:30 Y懸到着〜登山道分岐へ。規定の登山はこなした。金毘羅ごときになんの展望を期待しよう?今は平日朝(3限有)だ。ということで、満場一致で山頂をカットしてさっさと下山することにした。2人なのでとても迅速に行動終了できた。そういえば他登山客はおらず誰ともすれ違わなかった。AKKは院から東京→京都へきており、向こうのワンゲル事情をしることができ、またKUWVには貴重な文系の院生なので学問の話が多少通じるのが新鮮であった。
10時前にバス停に到着。しばづけソフトクリームは酸っぱかった。

偉大なる虚無

バス待ち中、大量の中国人を乗せたバスが大原方面へ走ってゆくのをみた。土地でも買いに行ってるのだろうか?
自分たちが乗ったバスにもやはり大量の外人がのっており、大原の観光地としての求心力に驚く。中国人は途中ご老人が乗ってくると必ず降りて席を譲るのが興味深かった。遠慮まみれの日本人とは違い彼らは好意を全面に押し出せるのか、または儒教思想のもたらす年功序列文化に強く規定されているのか。が、当のご老人が降りたあと、日本人男性が別の老人を差し置いてしれっとその席に座るのを見たとき、どうやら日本が東アジア他国に対する道徳的優位を叫ぶにはまだ早いとわれわれは思った。

全く問題なし!これで新入部員全員とも金毘羅まで完了させられたでしょう。おつかれさまです。