佐藤party part2
北八ヶ岳
S藤partyは8/4(金)~8/5(土)で蓼科山・北八ヶ岳に行ってきました。前回の比良が約2か月前だったので久しぶりのparty山行な気がしました。本来の2泊3日の計画は完遂できず1泊2日となってしまいましたが、満足度のある楽しい山行でした。
メンバー
S藤(CL)、O橋(SL)、えむまつ(装補)、Q滝(食補)、K(装備)、Sもん(食当)、I坂(客人)
概念図は以下の通り
行程
Day1 蓼科山登山口~双子池キャンプ場
9:00 茅野駅集合
9:20 茅野駅発
10:30-45 蓼科山登山口
13:55-14:45 蓼科山
15:15 蓼科山荘
16:30-40 大河原峠
17:05 双子山
17:40-17:55 双子池ヒュッテ
18:00 双子池キャンプ場
Day2 双子池キャンプ場~北八ヶ岳RW
6:45 双子池キャンプ場発
8:50-9:05 大岳
10:25-45 北横岳 北峰
10:50 北横岳 南峰
11:40 北八ヶ岳RW 山頂駅
Day1
9:00 茅野駅集合
9:20発のバスに乗るために9時に茅野駅集合とした。CLはえむまつ・I坂と前日16時に京都駅を出発して、青春18きっぷで長野に泊まった。えむまつは下諏訪のネットカフェで、CLとI坂の2人は茅野のカラオケで一夜を過ごした。我々2人は6時頃から茅野駅周辺をぶらついていた。8:30を過ぎたぐらいにえむまつ、K、Q滝が集まりはじめた。Kは松本で泊まってから、Q滝は夜行バスで来たようだった。最後にO橋とSもんが東京からやって来て、みんな集合時間前にそろった。O橋、Sもんが来たところでバス停に並び始めた。並んでいる人はいなかったが、東京方面から来る人が多く、すぐに後ろに列ができていった。列の先頭だったので自分たちは座ることはできたが、バスは満員で立っている人もいた。
9:20 茅野駅発
道中はこれから登る蓼科山がチラリと見えてワクワクした。途中の北八ヶ岳RWで大勢の人が下車していた。ロープウェイで登って北八ヶ岳を周回する人たちが多いということだろう。それも楽しそうで羨ましい…。北八ヶ岳RWを過ぎて以降は満員だったはずの車内はガラガラになってしまった。
10:30-45 蓼科山登山口(入山)
バスは10分ほど遅れ蓼科山登山口に到着した。トイレを済ませ準備をして出発。バスで来た道をほんの少し下って登山道に入る。一面木と笹の道でいい感じの雰囲気だった。笹があるうちは傾斜はそれほど急ではなかったが、30分ほど歩くと苔むした岩が多くなり急登になっていった。そこらへんでえむまつからレストの要求があったのでレストをとった。
バスから見える蓼科山
出発!
蝶々
11:20-30 レスト
11:50-55 レスト
12:25-55 レスト
ただただ急登であった。3回目のレストでようやく後ろにきれいに八ヶ岳が見えた。あときれいな蝶もいた。えむえむまつが辛そうでこまめにレストをとったが、3回目のレストでは明らかに体調がよくなかった。長めのレストをとり荷物を再分配したがずっと辛そうだった。CLはいつものことだと思っていたのと、もう少しで山頂までたどり着くと考えていたので頑張らせた。反省点。ここからは背後の景色がきれいで、植物が少なくなっていき岩が多くなっていった。山頂が近いと言い聞かせながらゆっくりと登った。植物が完全になくなり、岩だらけになるとすぐに傾斜が緩やかになり、それから10分しないうちに蓼科山頂ヒュッテに着いた。長い登りだった。
13:55-14:15 蓼科山頂ヒュッテ
少し遅いランチタイム。荷物をデポして山頂にサッと行ってきます。
八ヶ岳
14:20-14:30 蓼科山
中心に祠があってなんかいい感じだった。八ヶ岳や霧ヶ峰の方向もきれいに見渡すことができた。ここでキャンプ場に16時に到着するのは不可能だとの判断から双子池ヒュッテに到着が遅れることを連絡した。
14:35-45 蓼科山頂ヒュッテ
山頂から戻ってきたら今度は下り道。下りだが岩場で急斜面だっだのでそれほど登りのときとペースは変わらず。
15:15 蓼科山荘
傾斜が突然緩やかになって小屋が見えた。これが蓼科山荘かーという感じで休憩はせずに通過。森の中の道を進んでいくと突然立ち枯れした木が多くなった。白っぽい木と青空がきれいで気持ちよかった。16:00頃に5分ほどレストして下った。
16:30-40 大河原峠
道路が見えた!小屋が見えた!という達成感に浸りたかったが、雲行きが怪しい。そのまま進もうとしたところで雨が降ってきた。ベンチがあったのでそこでセパを着て出発した。ちなみに大河原ヒュッテは休業中でひっそりしていた。
17:05 双子山
雨の中20分ほど登ると双子山に到着した。それと同時に雨も上がった。すると空に虹がかかっているではありませんか。後ろを振り返ると蓼科山が、正面には明日登る大岳、横岳がドッシリと構えていた。雨で疲れていたからか楽園のような場所に感じた。下り始めると再び雨が降り出し、雷も鳴り出した。双子山山頂には結界でもあるのだろうか。
虹だ!
蓼科山
17:40-17:55 双子池ヒュッテ
雷の音を聞いたからか、みんな歩くのが速かった気がする。そうして双子池ヒュッテに着くと雨はまた止んだ。手続きをして5分ほど歩きキャンプ場に到着。とても長い道のりだったように感じる。
18:00 双子池キャンプ場
双子池きれい。池のほとりでキャンプできるとはいい場所ではないか。優雅に過ごそう…。とはならなかった。6テンのフライがなく、テント本体が二つある…。やってまった。点検はしたはずなんだがフライはしていなかった。結局本体をフライの代わりにしたが、追い打ちをかけるように池の向こうから雨が近づいてきた。Oh... それから冷たい雨のなか傘をさしてリゾットを作った。寒かったので温かったのが幸せだった。
双子池きれい
Day2
前日にそんなことがありもう一泊はできそうにない、えむまつの体調も不安、また一日目の行動時間も大幅に超えており、さらに長い行程の二日目の行動時間を完遂することはできないと判断し、escape 1で下山することにした。
6:45 双子池キャンプ場発
双子池きれい。双子池を眺めて朝食のサンドウィッチを食べる。Sもんが地面に落としてしまったが "This is pepper." と言って平然と食べていた。出発してすぐに今回で一番の急登だった。しかも岩がゴッツゴッツしている。面白い形の岩もあった。天狗の露地という場所なのか。空が澄み切っていて気持ちよかった。
双子池きれい
ゴッツゴッツ
8:50-9:05 大岳
2回ほどレストして、急な坂を登り切ったところが大岳分岐。荷物をデポしていく。荷物がないと体が軽くてすぐに大岳に到着。到着してすぐは南アルプスや蓼科山が見えていたが、だんだんとガスってきてしまった。これ以降、あまりスッキリとは晴れなかったので見ることができて良かった。岩と緑のある独特な雰囲気の場所だった。次は北横岳を目指す。岩々としているが、途中まではとても平坦な道だった。最後の登りが始まるところで南側からガヤガヤと声がした。北横岳ヒュッテからかな。
南アルプスが!
10:25-45 北横岳 北峰
北横岳到着。今まですれ違った人よりも多くの人が山頂にいた。さすがロープウェイで周回できるところ。しかしガスっていて景色は見えなかった。
10:50 北横岳 南峰
北峰から一瞬で着いた。さっきよりも人が多くなった気がする。今回の山行の終わりが近づいてきたな。ここからは道がとても整備されていたので歩きやすかった。北横岳ヒュッテも華麗にスルーし、しばらく歩いてロープウェイが見えてきた。
11:40 北八ヶ岳RW 山頂駅
食料が余っているのでアップルパイを作った。美味しかった。RW下山をして、行きのバスで通った北八ヶ岳RWまで来てしまった。まさかここに来ることになるとは。バスの本数があまりなかったのでパスタを作って時間をつぶした。バスで茅野まで下りてきて解散。いろいろとあって反省点は多いけど、印象的で楽しい山行でした。
アップルパイ?
北八ヶ岳RW