佐藤party part1


比良

6/3(土)~6/4(日)で比良に行ってきました。1か月前にも新歓で行きましたが、咲いている花が違ったり、前回とは違うルートも行けたのでとても楽しかったです。風は強いときもありましたが、前回の新歓PW同様によく晴れて素晴らしい眺めでした。長いルートでしたが無事に完遂することができて良かったです。


メンバー

 S藤(CL)、O橋(SL)、えむまつ(装補)、Q滝(装備)、K(食当)、Sもん(食補)


概念図は以下の通り

1日目:平~蓬莱山~八雲ヶ原

7:00 box集合

天気予報では雨だったが、予定日に近づくにつれて天気は回復していった。前日金曜日の天気は大荒れだったが、朝には雨は止んでおり最高の出だしとなった。共同装備の確認、分配をして出町柳へ向かう。

7:45 出町柳発

バス停に到着すると、いつもは長い列があるはずだが今回は2グループほどしかいなかった。台風が過ぎ去ったあとだったからだろうか。全員席に座ることができ、快適な道中だった。7:00集合でみんなお疲れだったのか、寝ている人が多かった。

8:31~8:46 平(入山)

平に到着すると他のグループもここで降りていた。そのため平以外のバス停で降りる人はほとんどいなかったことになる。自分たちもここで降りて出発の準備をする。天気は曇りで少し肌寒かった。O橋、K、えむまつ、Sもん、Q滝、S藤の順で出発。バスで来た道を少し戻るのだが、歩道がないので車が通ると怖かった。細い道に入ると車は通れなさそうだったので落ち着いた。合計で10分ほど歩くと登山道に入った。谷の左側を登っていく。最初のうちは涼しかったが、風がなかったのでだんだん蒸し暑くなっていった。

登山道開始

9:23~9:37アキラ峠

えむまつがキツそうにしていたのでレストをとった。急に風が吹き出したので、蒸し暑かったのが一気に涼しくなった。ここで読図テストをするとみんな正解だった。簡単すぎたかもしれない。サイモンは折立山にピストンしたそうにしていたが、展望がないことを伝えると納得してくれた。まだまだ行程は長いしピークハンターでもないので、序盤にわざわざ行かなくてもいいかな。1回生は元気そうだったが、2回生のO橋はおなかの調子が良くなさそうで、えむまつはバテていた。えむまつとKを交代して出発。カッコウが鳴いていた。(カッコー)

10:01~10: 12 権現山

アキラ峠から20分ほど歩くと突然森を抜け、景色が良くなった。朝は雲で覆われていた空にも青空がチラリ。すぐに権現山に到着。思っていたよりも早く到着した。雲は多いが期待していた以上に景色が良かったので大満足だった。お手軽なわりに景色がよいので日帰りでここを目指すのも良いと思う。琵琶湖や琵琶湖大橋、南の霊仙山がきれいに見えた。少し進むと道を少し外れたところに祠があった。お賽銭があったが10円玉より高い硬貨はなかったようで、ケチとか言っている人がいた。そんなもんだろう。ホトトギスが鳴いていた。(ホットットトトギス)

森を抜けた!

10:33 ホッケ山

なんかいい感じの坂を登りきったらホッケ山。ここも景色は良いが風が強いし、それほど歩いていなかったので通過した。次に目指す蓬莱山の建物が良く見えた。琵琶湖を見ながらのんびりと歩いていると何体かお地蔵さんを見かけた。天気が良いから気持よさそうに見えた。適当だけど。ホッケ山と蓬莱山の中間あたりの小女郎峠は雰囲気が良かった。小女郎ヶ池にここから行けるらしいが今回は行かない。きれいらしいから今度行ってみたい。ウグイスが鳴いていた。(ホー、ホケキョッ)

ホッケ山からの蓬莱山

小女郎峠

11:17~11:37 蓬莱山

蓬莱山到着直前にSもんが落ちていたゴミを拾っていて感心した。歩きづらい坂を登ったら蓬莱山に到着。ここも風が強かった。山頂に着いた瞬間、登山ではなさそうな人たちが目に入った。さすがはびわ湖バレイ、ロープウェイがあるから普通に来られるのか。ちょうどよい広場があったのでそこで長めのレストをとりランチタイム。景色は良いのだが、風が強すぎて寒いし落ち着かなかった。眠っていたえむまつを傍らにSもんは腕立てをしていた。元気さが対照的で面白かった。

11:54~12:00 打見山

リフトを左にしてスキー場を下って行った。ヤッホー!ホーンやKANADERUといった遊具で遊びながら下って行ったのでなんやかんや時間がかかってしまった。ブランコもあって楽しそうだった。スキー場をおりて階段を上ると左側にはリフトに乗っている人が、右側にはジップラインで滑っていく人がいた。その間をザックを背負って通り抜けることに場違いさを感じつつも歩くこと数分、打見山に到着。トイレがあったのでトイレ休憩をした。打見山を過ぎると再び人が見当たらなくなった。さようなら、びわ湖バレイ。今度はロープウェイで来てみたいな。

ヤッホー!ホーン

KANADERU

左にリフト、右にはジップライン

13:10〜13:20烏谷山手前

これまでの道では景色が良く楽しすぎたため、ここからみんなの士気が下がった気がした。打見山を下った木戸峠付近で少し道を外れてしまった。すぐに復帰し鬱蒼とした道を進む。川のそばを通り、比良岳への分岐を通過し、大きな岩を巻いて下る。葛川越までは急な下りでそこから急登。ここの急登にはコアジサイらしき植物があった。時期がもう少し遅かったら咲いているのかな。山頂は風が強いかもしれないので、山頂の直前でレストをとった。烏谷山も景色はよく蓬莱山、打見山が見えた。遠くに見えたので、それを歩いたという達成感を感じた。多少のアップダウンをして荒川峠を通り過ぎ、南比良峠に到着。ここの近くに水たまりがあり、きれいだった。

14:26〜14:35 金糞峠

南比良峠を過ぎたら堂満岳を巻いていく。堂満岳は南から見るより北から見た方がカッコイイと思う。堂満岳から金糞峠に至る道はシャクナゲが多いがさすがに花は咲いていなかった。1か月前と咲いている花が違っていて面白い。金糞峠はこの日で一番風が強かった。

あと一息なのでさっと出発していく。前山を越えて北比良峠を通り過ぎるとあっという間な感じがする。実際、北比良峠からは10分程度で到着した。 

南比良峠付近の水たまり

ベニドウダンと堂満岳

15:16 八雲ヶ原(CS1)

八雲ヶ原に着くとパッと見たところテントは張られていなかった。貸し切りしているようでうれしい。しかも風がほとんどなくなっていたので快適だった。テントを立てて、夕食の準備をする。テントのポールが違っていて立てるのに苦労した。しっかりと確認してから行くべきだった。O橋には天気図を書かせたかったが、準備が間に合わず諦めたようだった。仕事しろ。夕食はミートソースパスタだった。K川のライフハックを活用してパスタ完成。美味しかった。夏至が近いので就寝時間になっても明るかった。

八雲ヶ原

イモリ君×4

2日目:八雲ヶ原~武奈ヶ岳~くつき温泉

5:30 八雲が原

4時に起床すると1回生はみんなすぐに起きて準備をし始めた。朝食はあんこトースト。Kのホットサンドメーカーにより美味しくいただくことができた。ただ、1つしかないため作るのに結構な時間がかかってしまった。そうはいっても最初にしては早めに出発できたと思う。2日目も登りからスタート。荒れた坂を登るとテントが張ってあった。そこを過ぎてさらに登るとコヤマノ分岐に到着。そういえばコヤマノ岳には行ったことがないので行ってみたい。武奈ヶ岳への最後の登りに差し掛かったところで、えむまつがキツそうにしていたので小レストをとった。再出発したところで武奈ヶ岳から降りてくる人がいた。テントを持っていそうな感じではなかったので何時から登っていたのか気になる。

ミートソースパスタ(夕食)

あんこトースト(朝食)

6:28~6:47 武奈ヶ岳

きれい。360°の展望。前回行った釈迦岳や、今回の1日目に登った蓬莱山などが見えたし、2日目にこれから登る釣瓶岳や蛇谷ヶ峰も見えた。朝日が雲に反射していい景色だった。まだ集合写真を撮っていなかったのでここで撮った。逆光だった。下りに下って釣瓶岳に向かう。道はしっかりあるが、植物が生い茂っていて歩きづらかった。小虫も多かった。釣瓶岳自体は景色は良くなかったが、少し下ると良かった。釣瓶岳の形はきれいだからなんか残念。 

武奈ヶ岳に到着

釣瓶岳(下り道)からの伊吹山

きれいな形の釣瓶岳

7:47〜8:02 イクワタ峠

ここもいい雰囲気だった。ここからEscape 3にも進めるが、みんなくつき温泉に行きたそうにしていた。今までは進行方向右手に琵琶湖が見えていたが、今度はリトル比良と琵琶湖の向こうの鈴鹿が見えた。蛇谷ヶ峰も近くに見え、長い行程の終わりが見えてきた。笹峠に着くとショベルカーがあり進むべきルートとは別に道があった。ほんの少しだけ景色が見える地蔵山を過ぎて、すぐに地蔵峠を過ぎたら謎の道は消えた。

笹峠の謎の道

8:55〜9:11 横谷峠

パッとしない道で暇だったので横谷峠手前でQ滝に読図テストをしてみた。分かっていたようでよかった。横谷峠でレストをとったらみんなお疲れの表情を浮かべていたので、少し時間を延ばした。えむまつは気持ち的にここの一時間でとても疲れたらしい。15分ほどで荒谷峠に、さらに10分でボボフダ峠に到着。温泉行きたいというモチベーションしかなかった。

9:59〜10:10 レスト

あと150mほど登れば蛇谷ヶ峰到着というところでえむまつがダウンした。小レストをとるが、50mほど登ってまた辛そうにしていたのでザックを預かって身一つで登ってもらった。Q滝やSもんもダブルザックをしようとしてくれた。元気で頼もしい。残り標高50mほどで木が少なくなり、景色が良くなってきた。心の中でカウントダウンをいしながらダブルザックをする。そしてついに蛇谷ヶ峰に到着。 

10:42~11:00 蛇谷が峰

よく頑張った。ここも360°見渡せていい景色だった。最終目的地のくつき温泉も見えた。さあ、あとは下るだけ。温泉を目指して出発。えむまつも下山は問題なくできていた。KはSもんに下山のアドバイスを求めていた。「歩けないなら転がればいいじゃない。」元気そうで何よりです。途中蛇谷ヶ峰まであと13 kmという標識があった。1.3 kmだろう。下りは等高線が詰まっていたわりに歩きやすい道だった。ジグザクな道を下ったら川を渡って下って舗装路に合流した。最後の最後の分岐でO橋は間違った方向に進んだ。最後に油断したかな。


蛇谷ヶ峰からのくつき温泉

温泉!

12:08 くつき温泉てんくう

温泉に入ってスッキリしたあと、シャトルバスでバスで朽木学校前まで行き湖西線で帰ってきた。計算されつくしたシャトルバスの時間により、乗り継ぎが非常にスムーズで感動した。