新歓比良PW

新歓PWで新入生3人と共にで比良に行ってきました。

何度か行ったことはありましたが、今までで一番楽しく満足度の高い比良でした。


新歓PW:比良

日程:4/22(土)~4/23(日)

メンバー:S (CL/医療/記録)、F (SL/気象/装備)、O (食当)、新入生3人

概念図は以下の通り↓

1日目:北小松登山口~八雲ヶ原

7:00 ルネ集合

6:30ぐらいにboxに着くと京北へ行くIとTがいた。リンゴをくれた。新入生3人は集合時間ちょうどにほぼ同時に来た。3人のうち2人は同じ高校で山岳部らしく、もう1人は2回生だそう。新入生に装備を貸して7:15発の市バス17号系統で京都駅へ向かった。間違った方面の電車に乗ってしまい、山科で乗り換えて北小松へ向かった。電車の中ではみんな眠っていた。CLは窓からはこれから登る比良の山々を見てのんびりと過ごしていた。

9:02 北小松駅到着

強風の影響で予定より少し到着が遅れた。トイレを済まして出発。天気予報では風が強いらしかったがそれほど強くなく、天気は快晴で最高に良かった。北小松登山口まで歩いていった。途中民家の屋根の上にサルが登っていた。目を合わせないようにしながら、坂道をのんびり上り北小松登山口に到着。

9:35~9:43 北小松登山口(入山)

準備をして、SL、新入生、O、新入生、新入生、CLの順番で出発。橋を渡って登っていく。風が全くなかったので暑かった。10分ちょっとで楊梅の滝と涼峠の分岐に到着。登り始めて初めて景色が開け、琵琶湖が見えた。滝見に行きたいなーと思っていたら、SLが滝の方向に進んだ。テレパシーか。すぐに大迫力の雄滝に到着した。

10:02~10:07 楊梅の滝 雄滝

滝を満喫したら来た道を引き返して先ほどの分岐まで戻ってきた。今度こそ涼峠方面へ進んだ。たまに木の隙間から琵琶湖が見えてよかった。最初のほうは道に紫色の花が散っていたが、途中から木に咲いているものも出てきて、ヤケ山近くでは満開だった。アセビの花も咲いていた。ある程度登ったところで風が強くなり始めた。

10:55~11:05 ヤケ山

山頂は開けていて、比良山地最北の蛇谷ヶ峰やこれから登る釈迦岳がきれいに見えた。風が強くて涼しかった。休憩して出発するも風が強すぎて寒かったため、上着を着るために一時停止。少し緩やかな下りが続くが、そこで新入生の1人が足をひねってしまった。すぐに歩けていたので問題はなさそうだった。下りが終わると急登だった。あまり印象には残らなったが、この日で一番の急登だったと思う。

11:52~12:14 ヤケオ山

ここも展望は良かった。山頂はもはや暴風だったので、少し下にあった岩を風をよけにして休憩&昼食タイムとした。もっと時間がかかると思っていたが意外と早く着いた。山頂を出発すると景色の良い稜線歩きだった。琵琶湖はきれいに見えるし、これまで登ってきたルートも見えていい道だった。進む方向に変な塔が小さく見えた。

12:40 釈迦岳

気が付いたら釈迦岳についていた。山頂は広くて木で覆われていたため展望はなかった。休憩はせず進もうとしたら大津ワンゲル道(escape1)で下山しようとしていた(が、未然にSLは気づいたらしい(文責F))。OがSLを引き留め、本来の方向へ進んだ。15分ほどで先ほどの塔に着いた。ここがカラ岳らしく、塔は電波塔だったらしい。中身カラカラ岳。ここからの道には崩落した道が何か所かあった。しかし新入生はスムーズに通過していた。さらに進むと急に道が広くなり八雲ヶ原の方向を示す看板があった。そこからは10分もせずに八雲ヶ原に到着した。

電車から見る比良

準備中

楊梅の滝

崩落地

カラ岳の電波塔

13:30~14:15 八雲ヶ原(CS1)

風がないとよかったのだがここも強風だった。池にはイモリがいた。張られているテントもおおくてのどかだった。自分たちもテントを張り、お米に吸水させのんびりした。新入生は元気そうだったし天気もいいのでこの日に武奈ヶ岳に登ることにした。大きな荷物は置いて山頂へと出発した。途中の道は花粉か何かでかすんでいた。風はそれほどなかったのはよかったが、地味に長い道のりだった。

15:03~15:12 武奈ヶ岳

山頂は360°の展望だった。ヤケオ山、釈迦岳、カラ岳などの辿ってきた道や琵琶湖、蓬莱山のびわ湖バレイも見えた。やはり風が強かったので集合写真を撮り、さっと下山した。今度行くならコヤマノ分岐をまっすぐ進んでコヤマノ岳にいってみたい。

15:53 八雲ヶ原(CS1)

八雲ヶ原に着くとのんびりと夕食の準備をした。お米は吸水させておいたのでいい感じに炊けた。鶏肉と玉ねぎはラードで固めてきたし、出汁も作ってきたので、煮立たせて卵が少し固まったら完成。日も沈みかけ、風は強いままだったので寒かったので、温かい親子丼がとてもおいしかった。デザートにIからもらったリンゴで焼きリンゴを食べた。柔らかくて芯まで食べられた。甘くておいしかった。特にやることもないので新入生でまとめて寝た。

18:00 就寝

風が強すぎてテントが吹き飛ばされそうだった。

八雲ヶ原

イモリ君

2日目:八雲ヶ原~堂満岳~イン谷口

7:30 起床

前日に武奈ヶ岳に登っているし、行程も短いので恐ろしいほどのんびりしていた。朝食は混ぜうどんだった。ソースはOがつくってきてくれたが、うどんが塩辛かった。お湯で薄めたらおいしく食べられたが、汁は飲まない人が多かった。

9:10 八雲ヶ原出発

八雲ヶ原の朝は遅い。ものすごく遅い出発だが、まだ他のテントは結構残っていた。10分ほどで北比良峠に到着した。北比良峠からも琵琶湖が見えた。前日よりは少しかすんでいて風は弱くなったような気がした。北比良峠から少し登ると、灰色の棒状のものが何本も生えていた。ネットをかぶせた木だろうか?謎の物体からは緩やかな下りだった。金糞峠直前で一日目で足を捻った新入生が捻ってしまった。今度は結構痛そうにしていたため、少し休憩して様子見をした。痛みは引いたみたいだったので出発した。

9:57 金糞峠

直前で休憩しているため、そのまま通過した。ここから登りだが、この付近はシャクナゲの花が咲いていてきれいだった。木の隙間から前方右手に堂満岳が見えた。どっしりと構えた感じがかっこよかった。今回の山行で一番の急登だった。

10:30~10:40 堂満岳

山頂は人が多かった。前日の風が嘘のようでポカポカだった。シャクナゲはここも咲いていて、琵琶湖も見えて個人的には今回の山で一番良かった。下りはとても急で、少しペースが落ちた。琵琶湖に近づきながら下って行った。崩落地を巻いて下って、尾根から外れて下った。ここから琵琶湖が見えなくなり、グネグネした道を下った。傾斜が緩やかになって尾根に沿うようにゆっくりと歩いた。涼しい道だった。

11:48~12:00 休憩

1時間以上歩いていたので休憩した。ここからノタノホリまでは10分ほどだった。落ち着いた雰囲気の池で和んだ。下っているときに釈迦岳がちらっと見えた。最後に木の橋を渡って下山した。

12:34 下山

イン谷口まで少し登り、車道を歩いて、比良とぴあまで向かった。比良とぴあ近くでは比良の山がきれいに見えた。温泉に入り、送迎バスで比良駅に行き山科で乗り換えをし、歩くのを極限まで減らして市バスで百万遍へ帰った。打ち上げは火楓源でしましたとさ。

謎の物体

シャクナゲ

ノタノホリ

比良とぴあからの堂満岳

2日とも快晴で気持ちよく歩くことができました。風が強すぎましたが、それはそれで楽しかった気もします。今回の山行で比良のイメージがものすごく上がったので、また近いうちに登りたいです。

新入生はバテることもなくしっかりと歩けていたと思います。ぜひ入部してください!そして!一緒に!山に!登りましょーう!