20220618-19_奥口

天気が良かったので、奥口に行ってきました。メンバーはHM(top)、T田(sec)、KMT(syokutou)、T郷(CL)です。初めて、自分達だけで沢に行くことになったのですが、誰も死なずに帰ってくることができました。

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6/18

4:00 BOX集合 ん〜、睡・眠・不・足

縦走面がいた。一緒に沢に行かないかい?

4:30 出発、CLがサワーサンダルを忘れていたので取りに帰った。

5:35 入山

6:20 入渓

7:02~8:00 2段10m 支点をハーケン3枚でとった。セカンドであるT田が利き手じゃない方でビレイをしようとしていた。カムがなかなか決まらず、HMが手こずっていた。登攀自体は特に問題はなかった。CLはフリーで登ったのだが、ぬめりがあり怖かったので、以後のランビレでは中間で行くことにした。

入渓前は、エセ沢屋の釜が不安だったがついてみたら意外と行けそうだったので、へつりつつ泳ぎつつ突破。

2段10m

エセ沢屋の釜

9:00 美瀑。左岸巻き。美瀑手前のへつりが高度感があり怖かった。RF要員が3人もいるので巻道を探すのが捗る。

どこかしらにウォータースライダーがあった。仲良くみんなですべった。吸引力のある左岸だった。

スライダーして欲しそう

1日目の核心

美瀑

10:15~11:30 斜7m。上にめぼしい支点がなかったため、カムとハーケンの2支点でランビレを行った。本当は3支点取りたかったのだが、セカンドの支点でハーケンを3つ使っており、ハーケンが足りなかった。また、一番大きなカム以外は決まりそうもなく、かつ2支点とも頑丈だったので、2支点でランビレを行った。ハーケンがもう2枚欲しい。

11:35~12:00 逆くの字。それぞれがそれぞれのルートで巻いた。CLはみんなを見届け、一番登りやすそうなところを登った。

沢メンをさがせ!

RFに積極的なムキムキたち

13:35 大橋。遡行終了。幻の大橋を見つけた。

14:45 金糞峠。去年の山行の何がまずかったのかをやっと理解した。これはいけない。

15:15 中峠。電波が届いた。ザックの値下げ交渉に割り込まれているのが発覚し、HMがブチギレていた。

15:35 CS1。遡行終了してからは、休憩をとりつつのんびり歩いたつもりだが、それでも早かった。まったり過ごした。食当の実技試験を行った。まずい飯を作る食当は解雇されるらしい。テン場が信じられないぐらい水平だった。八重山諸島のテン場に教えてあげたい。

星が見える前に寝た。

大橋

大橋2

大橋3

炎?

6/19

4:10 起床。相変わらず全然起きない。

昨晩干してあったセパレート雨具が全然乾いておらず、T田が悪態をついていた。ゴアテックスを買うためにパチンコを始めるらしい。たぶん。おそらく。きっと。

HMは連結されたザイルが重いため、2度と懸垂下降をしないとぼやいていた。

5:27 出発。なかなか早いのではないか。今なら縦走面に勝てる気がする。

5:53 15m。右岸を巻いて、ガリーから水線に降りた。

6:35 ザックピストン・チムニーC.D.  穴を通るのは怖かったので、穴の上側を通った。HMとT田はよくわからないところから突破していた。気づいたら突破し終わっていた。自分とKMTはチムニーC.D.をして、突破した。KMTも上手にチムっていた。

15m滝

ガリーを下る

チムるKMT

9:00~9:35 斜12m。前回はへつりで突破したが、今回は少し上に登ってから懸垂下降を行った。ザイルの連結部分が支点のところにきていたため、ザイルを引き抜くのに苦労していた。KMTにとっては初めての沢中懸垂下降であり、少々戸惑っていた。KMTは特殊で、ATCにザイルを入れるとき、左右を間違える人はよくいるが、彼の場合、上下がわからなくなるらしい。なんか自分の教え方が悪い気がする。いや、悪い。家庭?教師を雇いたい。

10:03~11:00 13m飛瀑。早い。早すぎる。ついにコースタイムまでもまいてしまった。懸垂下降を行った。システム構築地点が高度感があり怖かったため、時間がかかった。

懸垂下降も2回終わったし、登山道が出てきたら登山道に乗ろうと言っていたそばから、沢を横断する登山道が出現した。11:35下降終了。

12:22 牛こば 登山道に入ってからも所々難しいRFポイントがあったと思うがそれぞれ現在地の把握ができていた。みんなのRF力に涙が出ました。

13:02 下山。HMの狙っていたザックはすでに売れていた。

懸垂下降をするKMT

懸垂下降をするT田

登山道

台湾料理屋は開店前だった。

充実度の高い山行だった。特に奥ノ深が想像以上に綺麗だった。口ノ深は想像通りだった。

HM:山行計画全体の把握度が高い。下調べをよくしてくれていたので、助かった。

T田:一番RFが正確だった気がする。secのシステムなどに関しても特に問題はなかった。あとは、天気図を書くだけ。

KMT:割と早いペースであったが、ついてこれていた。登攀についても特段苦労しているようなところはなかったと思う。懸垂下降のシステムを復習しておきましょう。

T郷:ブヨにかまれてとてもかゆい。ブヨは綺麗な水のあるところでしか生きられないらしい。どうやら比良の水は綺麗なようだ。