個人山行

ワンゲル小屋

5月22日にワンゲル小屋に行ったことがなかった2回生4人(T部、H田、仲M、F間)でワンゲル小屋の視察にいってきました。近い内に小屋を使用するかもしれなかったので、小屋の状況や道のりの確認を行いました。写真はAmazonPhotosに一応保存してあります。

日程

10:18蓬莱駅着

11:07入山

13:20ワンゲル小屋

15:30志賀駅


行程

入山まで

白川今出川集合7:30…のはずだったが時間内に来たのは仲MとT部だけだった。仲Mの生存確認の電話はF間、H田のモーニングコールとなったようだった。

出発8:15 後述するが、仲Mのアイデアで帰りに草津市の温泉施設水春に訪れることになっていたため大津駅まで自転車で行くことに。3人がクロスバイクと電チャリの中で独りママチャリで立ち向かったH田は見事に潰れていたが、なんとか到着。ここからJRで蓬莱駅まで。

蓬莱駅着10:18~ 徒歩。シームレスに林っぽさと傾斜と増していく舗装道を延々と上っていく途中で,登山届入れのようなものが出現。登山口っぽかったので登山靴を装着したが、正しい登山口は遥か舗装道を行った先とのこと。ここからH田は少しずつおかしくなり始めた。

ぐだぐだと舗装道を登っていくアプローチに辟易しているころ,H田の右手にヒルが出現。疲れで判断力が鈍っていたH田はなんとF間になすり付けようとする奇行に走った。危険なので,冷静に対応するようにしよう。結局ヒルは叩き落した。羽虫が無限沸きする謎の切り株や琵琶湖眺望,無茶をする乗用車などを経て,なんとか真の登山口に到着。

入山~山頂

シン・入山口11:07 何もない舗装道を抜けたはいいもののここからもただ九十九折りの山道が続くだけだった。疲労困憊のH田をよそにその他の面々は愚痴はこぼしながらもすいすい上っていた。山頂までなにもなかった。危険なところも特になし。蓬莱山山頂へ続く分岐に着くも,早く小屋に着きたかった仲MとF間・疲労困憊のH田は反対し,T部の説得も虚しく蓬莱山はカット。山頂付近には申し訳程度のロープ等もあった。

低解像度

 そのまま打見山に到着。山頂のロープウェイなどあるエリアの立ち入り禁止の看板をくぐって出没する怪しい四人組となっていたが,幸い家族連ればかりだったので(?)好奇の目で見られることはなかった……と思う。

音に聞くびわ湖バレイは綺麗に整備されており,休日ということもあってマスク必須級の賑わい。食事を軽くすませ,小屋へ向かった。

ワンゲル小屋着

 びわこバレイの広場から少し歩きワンゲル小屋に到着すると、ちょうどOBの方が小屋の補修をしてくださっていた。入口部分のトタン屋根が補強され、小屋内のロフト部分に新しいハシゴが備え付けられていた。ありがとうございます。過去の記録よりも綺麗な小屋だった。

おまたせ

新調されたハシゴ

下山

ワンゲル小屋を眺めた後、すぐに下山開始した。T部はアイゼン講習の時の記憶を頼りに下山道の入口を探すもなかなか見つからず困っていた。なんのこともないところにあった。たぶん雪が無かったせい。たぶん。入口を見つけてからはただひたすらに下山・下山・下山。途中でみんな走り始めたが、強い日差しと急登とゴミカスアプローチの疲れから長続きしなかった。15:30志賀駅着。5月の日差しのなかで延々と続く急斜面舗装路+九十九折りの坂ラッシュを征くのはつらかったです。重い荷物を背負って小屋まで行くならもっとしんどいのかもしれない。

その後

志賀駅からJRで大津駅まで戻り、そこからチャリで草津温泉(滋賀)へ向かった。辛い行程を忘れるぐらい良い温泉施設でした。丸源ラーメンで夕食を取り,行きと同じ峠を自転車で越えて帰った。自転車+公共交通機関のアプローチはやっぱりゴミカスだと今回のH田を見て分かったが、T部以外の3人はこの1週間後にpart1にて同じ轍を高らかに踏むことになる。

まとめ

ワンゲル小屋に異常がなくてよかったです。

小屋を保全してくださっているOBの方にこの場を借りてお礼申し上げます。

文責:T部(ゴーストライター:F間、H田)