20220315-17屋久島
こんにちは、4回生のW木です。完成編として屋久島に行ってきました。
準備から道中、帰路に至るまで大小やらかしごまかし今日も元気に生きています。詩を書くよりは野蛮にならぬようブログを書いていこうと思います。あくまで個人の感想ですが全体的にとても楽しく充実した山行でした。
○1日目
9:00 入山
9:42 白谷山荘 〜9:52R
10:16 辻峠 〜10:23R
10:31 太鼓岩
10:46 辻峠
11:24 楠川別れ 〜11:38R
12:20〜30 R
12:46 大株歩道入口 〜13:18R
13:34 ウィルソン株 〜13:39R
14:46 縄文杉 〜14:53R
14:59 高塚小屋【CS1】
○2日目
6:10 出発
6:51 新高塚小屋 〜7:10R
7:46 坊主岩横 〜7:56R
8:19 平岩 〜8:49R
9:12 焼野三叉路
9:30 宮之浦岳 〜10:07R
11:57 黒味岳分かれ
12:32 黒味岳 〜13:05R
13:21 黒味岳分かれ 〜13:32R
13:43 花之江河
14:29 石塚小屋【CS2】
○3日目
5:00 出発
5:42 みはらし台 〜5:45R
6:56 ビャクシン川渡渉店 〜7:13R
9:24 ヤクスギランド【下山】
○入山前
まず日程の問題でやらかしポイントを稼いでしまった。当初は3/14~16で実施しようと思っていたのだが、フェリーはいびすかすには令和3年度より日曜運休という物が創設されており、CLの目論みは阻まれた。どうにもならず、飛行機を取ったり宿を取ったりしていた全員に24時間を追加供給して15~17日で行くことになった。
はいびすかすのサイトには鹿児島中央駅~谷山港に接続バスがあると書いてあるが、何のことはない路線バスである。今回は同じような巨大ザックを持った九州大学ワンダーフォーゲル部の方々がいらっしゃったので非常に分りやすかったが、時間に余裕を持って到着するのがお勧めである。
はいびすかすの乗船時にもやらかしポイントを稼いでしまった。コンビニに行って最後の文化を補給したり、ついでにパシられたりしてたらうっかり乗船開始してしまっていた。場所取りは花見よりも熾烈を極め余計な心労をかけるなどした。船自体はいい感じに進んでいて乗り心地も悪くなかった。
○1日目
・9:00 入山
宮之浦港ではスコールのような雨が降っていた。下界用の荷物を屋久島観光センターのコインロッカーに預けて8:00発のまつばんだ交通白谷雲水峡行きのバスに乗る。560円で標高が爆上がりして非常に満足度の高いバスだった。到着の頃には雨も小雨になっていて天気予報の通りに晴れる事を願いながら入山した。協力金は日帰りなら500円、泊まりなら2000円だが泊まりの分は観光協会で払うことになっているらしいのでそのまま素通り。
3日分の雨
入場ゲート
9:42 白谷山荘 〜9:52R
ペースは快調、この頃には雨も上がって暑くなってきた。手頃な台があったので卒業写真と称して集合写真を撮った。
10:16 辻峠 〜10:23R
10:31 太鼓岩
10:46 辻峠
ピストン装備にして太鼓岩に向かった。上までは10分程度で着いたが若干空は霞んでいた。辻峠に帰ってくるとガイドのオジサン①がいて蘊蓄を語ってくれた。
11:24 楠川別れ 〜11:38R
そろそろ疲れてきた。初めは屋久島の自然に感動していたが早々に慣れてしまって北山と何が違うんだろうと思いながら歩いていた。所々巨岩があるとかだろうか。種子島が付加帯から出来ていて標高が低いのに対して、屋久島はそれに花崗岩が貫入したことで標高の高い山のなったらしい。へぇ。
どこかで見た写真
太鼓岩の上
行軍演習開始
12:20〜30 R
トロッコ道を延々と歩く。十数分は列車ごっこや写真撮影が行われたが、その後は行軍演習だった。途中地図を見なくなって現在地が分からなくなったりしたが一本道なので歩き続けた。
12:46 大株歩道入口 〜13:18R
楠川別れから1時間程度で到着した。長めにレストして水と戯れるなどした。上から日帰り縄文杉の人やそれに付随するガイドのオジサン②等が降りて来る中を進んだ。本日の急登タイムが始まった。
13:34 ウィルソン株 〜13:39R
同じく人が多かったのであまり長居は出来なかったが件の写真は撮ることができた。この後ぐらいから自身も含めてパーティーの疲れが出始めた。
最初の数分
飽きた頃
どこかで見た写真2
14:46 縄文杉 〜14:53R
適宜休みながら縄文杉まで辿り着いた。新高塚小屋まで行けるか怪しいとは思ったがとりあえず高塚小谷まで行って決めることにした。
14:59 高塚小屋【CS1】
新高塚までのコースタイムが1時間15分なのと、この後が登りなので、ここでCSして残りは明日の自分達に任せることにした。
小屋は3回建ての収容人数が20人程度、外に多少のテン場あり。水場は縄文杉の手前の水場を利用することになる。この後も含めて小屋にはトイレあり。2.3階は先客がいて1階が空いていたので4回生が小屋、1回生がテントで寝ることにした。食当の麻婆豆腐は美味しかった。
縄文杉
高塚小屋
○2日目
6:10 出発
5時起床で準備開始。テントの撤収もまあまあ早くていい感じだったが朝食を食べてから若干もたついての出発。朝食のパン雑炊は食べやすくていい感じだった。日の出と共に出発。
6:51 新高塚小屋 〜7:10R
コースタイムよりだいぶ早く着いたが昨日の時点でこれを越えれていたかは若干疑問の残る道だった。結果論。昨日の朝に大雨が降った割には水場が非常に弱かった。
新高塚小屋
7:46 坊主岩横 〜7:56R
10分ぐらいレスト。
8:19 平岩 〜8:49R
名前の通り巨岩があった。登ったり飛んだりしてる人がいたりいなかったりした。天気はまさに快晴で、岩の上からはこれまでの道と宮之浦岳が見えた。合宿のレジュメの表紙に使えるレベル。
長めに遊んでいたら暑くなってきた。少し行った所で水を汲む。
9:12 焼野三叉路
山頂に近づいているにも関わらず登山道に水が流れて沢のようになっていた。天気は晴れているのにどこから地下水が湧くのか不思議。三叉路を誰も止まらずにスルーしていったのだが見落としたとかではなく宮之浦岳しか見えなかったのだろう。しらんけど
坊主岩
平岩
快晴の宮之浦岳
9:30 宮之浦岳 〜10:07R
山頂は晴れて遮るものはなく、これまでの人徳ポイントを使い切ったような天気だった。完全勝利。その分気温が暑くて夏山のような気分だったがこれで思い残すことなく引退できるなと感じた。行きの鹿児島駅で知り合った九大ワンゲルの人やフェリーで知り合った北大サイクリング部の人は淀川小屋の方から上がって来ていて、丁度いいタイミングで再会した。
集合写真
永田岳
11:57 黒味岳分かれ
下りは快調だったが単調な道が続いたので途中から飽きてきた。気温も上がって暑苦しくなってきたので黒味岳に行きたい人は少なかったが時間的に余裕があったのとサイコロで奇数が出たために行くことになった。
12:32 黒味岳 〜13:05R
黒味岳頂上は平岩以上の巨石の上で、遠くに宮之浦岳や永田岳が見えた。1回生達は新歓ツイッター用に写真を撮っていた。ピストン装備だったので距離の割には疲れも少なく、皆山頂を楽しんでいるようだった。
13:21 黒味岳分かれ 〜13:32R
気温が高くなってきて疲れてきた様子。フルザックに戻して花之江河に向かう。
でかいいし
山頂
13:43 花之江河
日本最南端の泥炭湿原らしいがまあ湿地だなという見た目をしていた。先ほどレストしたので写真を撮る程度にして石塚小屋に向かった。
HANANOEGO
14:29 石塚小屋【CS2】
花之江河から石塚小屋への道は足が沈み込むような所が多々あり、たまに前方から奇声が聞こえてきた。石塚小屋の水場は石塚小屋から花之江河へ5分の所にあり看板が置いてある。水量は上々で少し下流に行くと使いやすい場所があった。
小屋では我々の他に後から1人宿泊の人がいた。小屋自体はそこまで大きい小屋ではなかったので運が悪いと入れない可能性もあるが、淀川小屋ほどの人気はないらしい。夕食は豚丼でこれもまた美味しかった。明日は5時出発と伝えて就寝。
石塚小屋水場
石塚小屋
○3日目
5:00 出発
4時に起床して朝食。朝ご飯のうどんは若干酸っぱいような気がした。もしかしたらちゃんと酸っぱかったかもしれない。外は月が出ていて気温はちょうど良い。パーティーが離れないようにオーダーを調整後ヘッドライトをつけて5時ちょうどに出発する。
5:42 みはらし台 〜5:45R
足下がぬかるんでいる所がいくつかあったが、コースタイムの半分ぐらいの時間でみはらし台に到着した。休憩も早々に先へ進んだ。木々の間から朝焼けが見えた。
6:56 ビャクシン川渡渉点 〜7:13R
かなり水量の多い沢で、雨が降ったら渡渉が危険になりそうな場所だった。幸い問題なく渡ることができたが、天気の悪い日が続いた後などは注意が必要だろう。
出発
夜明け
ビャクシン沢渡渉点
9:24 ヤクスギランド【下山】
下山手前でヤクスギランドの敷地内に入るのだが、道の流れに沿って歩いていたら逆の方に登ってしまっていた。方角がおかしい上に以後標高が上がるはずがないので気付いて引き返したが最後に気が緩んでしまったようだった。下山してからはヤクスギランドの売店の2階が休憩所になっているのでそこでバスを待った。その後合庁前で乗り換えて宮之浦港へ向かい、1330宮之浦港発のフェリー屋久島2に乗って屋久島を後にした。レジュメに記載された運賃から値上がっていたので以後屋久島に行くパーティーは調べ直して。
12番の方向が正解
下山
○その後
屋久島2から下船して九大ワンゲルの方と別れて宿へ向かった。着いたのは天文館(鹿児島中央東側の繁華街)にある貸部屋で、ユニットバスがやたら狭い割にバーカウンターがついていたり室内の装飾がなんとも言えない感じだったりして面白かった。打ち上げは近くのとんかつ屋だった。1回生の注文が遠慮しがちで4回生は豪遊していた。
○まとめ
天候に恵まれ、充実した山行になりました。メンバーは前回と比べて体力が安定していたような印象を受けましたが、やはり読図に関してはまだ改善の余地ありと行ったところでしょうか。
とはいえSLに関してはこれまでの実績的に十分だと思います、今後はCLとして頑張ってください。
お疲れ様でした。