もりしゅーparty part3 八ヶ岳
どうも、もりしゅーです。part3(完成編)として八ヶ岳に行ってきました。2日目がハードでしたが、木曽駒で鍛えた心と体で何とか全行程を達成することが出来ました。行動中は雨に降られることはなく、快適な山行となりました。それでは報告です。
メンバー:F﨑・川村・もりしゅー
写真はこちら。
8/8 木 晴れ
10:10 入山
10:58~11:11 やまのこ村
11:55~12:12 1870m付近
12:58~13:11 2100m付近
14:03~14:12 行者小屋手前
14:20 行者小屋(CS1) 着
集合は9時に茅野駅としていた。メンバーの体調だが、自分は前日に茅野入りし、part2の反省から12時間睡眠していたので万全だった。F﨑さんは前日までK松partyの木曽駒ヶ岳に行っており、初めからかなりお疲れ気味だった(早くに分かっていれば日程をずらせたかも...申し訳なかったです)。川村は京都―茅野間の夜行バスで来ており、しっかり休めたか少し心配だった。25分発のアルピコ交通のバスに乗り、入山地点の美濃戸口に向かう。美濃戸口から美濃戸山荘までは車で乗り入れ出来るよう整備されており、歩きやすかった。美濃戸山荘からは赤岳鉱泉に向かう北沢と行者小屋に向かう南沢とに分かれ、本格的な登山道になる。沢は水量があり、そのおかげでいくらか気温も涼しく感じられた。
いざ入山!
奇しくも八ヶ岳の日だった
流行を捉える赤岳山荘
途中、川村に熱中症の気が出てきたそうだったので荷物を再分配した。それ以降は体調を伺いながら適宜レストをとり、無事行者小屋にたどり着く。行者小屋には自分たちより先に高校生が合宿で来ており、なかなか騒がしかった。
涼しげ
行者小屋(CS1)
夕食は八宝菜
着いたときは晴れていたのだが、16時頃から急に雲行きが怪しくなり、雷が鳴り始めた。素早く夕食をとってテントに避難するも、雷は段々ひどくなっていった。ネット天気図によると、高気圧の残りがどんどん北上していくようだったので、翌日は良くて曇りかという予想だった。19時頃就寝するも、この時には10秒に1回まぶしく光るほどで、時々どこかに落雷していた。うとうとしているといつの間にか雨も激しく降り始め、CLは翌日以降の山行がどうなるか、そもそも翌日生きているのか不安であった。
8/9 金 晴れ
5:00 起床
6:35 出発
7:17~7:22 中岳のコル
7:55~8:03 中岳山頂
8:28~8:32 中岳のコル
9:12~9:22 2750m付近
9:50~10:05 赤岳山頂・赤岳頂上山荘
10:25~10:33 赤岳天望荘
11:16~11:26 横岳頂上手前
11:46 横岳頂上 通過
12:20~12:47 硫黄岳山荘
13:08~13:25 硫黄岳山頂
14:00 夏沢峠 通過
14:20 オーレン小屋(CS可)着
9日の朝は昨晩の雷雨とは打って変わって快晴だった。高気圧の残りが頑張ってくれていたのだろうか。てっきり曇りだと思っていたCLは俄然やる気が出てきた。逸る気持ちを抑えつつ中岳のコルへ登ると、想像以上の素晴らしい景色を拝むことが出来た。ここから阿弥陀岳へピストンし、赤岳、横岳、硫黄岳と順に縦走していく。中岳のコルから赤岳への登りが辛かったが、これを超えるとそれほどしんどいところはなかった。終始快晴というわけではなく、段々東側から雲が湧いてきたが、山行に支障は無かった。
中岳のコルから富士山を望む
阿弥陀岳山頂にて
赤岳からの眺め
この山行で感動したことの一つに、山小屋の快適具合というのがあった。特に硫黄岳山荘とオーレン小屋のトイレは4共のそれよりもきれいだったように思われる。八ヶ岳へ行かれる際はぜひ利用して頂きたい。
山頂や小屋で逐一休憩をとっていたことと、平坦なところが少なかったことなどから、コースタイムと同じか少し遅いくらいの速さで進んでいた。そのため行程通りCS2の黒百合ヒュッテまで行くと、前日雷が鳴り始めた頃を過ぎそうだったので、大事をとり夏沢峠からCS可にしていたオーレン小屋へ向かった。案の定、夕食の調理中に雷が鳴り始め雨も降り始めたので、すぐにテントに避難。翌日の朝の時点で雨が降っていればEscape2で下山、晴れていれば行程通り白駒池まで行って下山することにして、4時起床を決め就寝した。
なかなかの高度感
硫黄岳山荘
オーレン小屋
8/10 土 晴れ
4:00 起床
5:25 出発
6:00~6:10 箕冠山
6:20 根石岳 通過
6:45~7:05 東天狗岳
8:03~8:22 黒百合ヒュッテ
9:17~9:26 2300m 付近
9:54~10:12 高見石小屋
10:32 白駒池 周遊開始
11:05~11:22 青苔荘
11:35 周遊終了
12:02~12:14 高見石小屋
12:59~13:09 2050m付近
14:06 渋の湯(下山)
10日の朝も快晴だった。正直ここまで好天が続くとは思っていなかったので驚いた。前日の行程の残りがあるので西天狗岳へのピストンはカットした。東天狗岳までは縦走らしかったが、それ以降はあまり起伏もなく、白駒池周遊がメインのボーナスステージという感じだった。高見石小屋のテラスにザックをデポさせてもらい、白駒池へ向かう。近くには国道が通っており、池周辺は登山者に比べ観光客のほうが多かった。 途中湖畔の青苔荘でレストする際、F﨑さんが青ノリ荘と読み違えていて面白かった。
東側は雲海だった
東天狗岳にて
白駒池
下山道は苔生していて、視界一面が苔の黄緑色という感じでとても綺麗だった。谷沿いでは大きな岩がゴロゴロしており、岩の隙間に足を吸い込まれがちな川村は苦戦していたが、14時ごろ無事に渋の湯に下山した。渋の湯はK林さん激押しの理由が分かる良い温泉だった。入浴後バスで茅野駅まで行き、解散した。
苔がきれいだった(小並感)
気持ち良い下山道
渋の湯に下山
以上、もりしゅーParty part3の報告でした。天候に恵まれ、八ヶ岳を堪能出来た良い山行になりました。早いもので残すところ合宿(白峰三山・塩見岳)のみです。しっかり準備して、天気のいい時を見計らって行きたいと思います。それではまた。