もりしゅーParty part2 木曽駒ケ岳

どうも、もりしゅーです。Part2として中央アルプスの木曽駒ケ岳に行ってきました。豪雨が予想されたため二日目はEscape1で下山することになりましたが、目的だった完成編以降にむけての体力づくりは達成できたのではないかと思います。それでは報告です。

メンバー:T本・川村・A野・もりしゅー

写真はこちら。

集合はBOXに0時としていた。自分はバイト後銭湯に行って15分くらい前に着いたが、この時点でA野以外は来ており、その後すぐにA野もやって来た。準備が早く済み集合時間の5分後にはBOXを出られた。非常に優秀ですね。T本さんに取りに行ってもらったレンタカーに向かうと、およそ山行には不向きそうな黒塗りのセダンだったので驚いた。まあ当日の昼に予約して借りられただけでも感謝するべきでしょうか。楽しくおしゃべりしながら高速をかっ飛ばして4:30に入山地点の滑川砂防公園に到着。登山届は道中の上松Aコース登山口にあった提出箱に出した。6:30に起きることを決め仮眠をとった。 

恒例の見送り。ありがたや

今回の相棒

滑川砂防公園

7/13 曇りのち雨

6:30 起床

7:00 滑川砂防公園(入山)

7:23 敬神の滝小屋

7:50-8:00 R

8:45-8:55 R

9:25 金懸小屋

9:55-10:05  2074mピーク手前R

10:45-10:55 R

11:15-11:20  T本サロンパスR


11:55-12:10 七合半R

12:35-12:50 八合目R

13:23-13:30 木曽前岳手前R

14:05-14:10 木曽前岳R

14:30-14:40 玉乃窪小屋R

15:15 木曽駒ケ岳山頂

15:30 駒ヶ岳頂上山荘(CS1)着

20:00 就寝

某Partyのように寝過ごすことはなく、予定通りに起床し7:00に入山した。この時はまだ曇り時々晴れといった感じで、後に降られるとは信じ難かった。

今回登った上松Aコースは約1700mを登り続ける単調なコースで、しかも八合目手前まではずっと見晴らしの良くない樹林帯の中を歩くので、体力的にも精神的にも辛かった。CL的にはメンバーとの会話と道中の高山植物が唯一の癒しだった。

敬神の滝小屋の脇から本格的に登山道に入る。SLのT本さんの歩く速さは適切で、速過ぎてバテる人はなく順調に登っていく。CS可の金懸小屋は二階建ての綺麗な小屋で、水場は小屋から少し先に在った。八合目を過ぎた後にあるVariation1の分岐を行くと、木曽前岳を巻いて玉乃窪山荘に行ける。八合目でのレスト時にはすでにガスが出始めていたが、分岐に差し掛かった時に辺りが晴れかけており眺望が期待できたのと、天気予報から明日の宝剣岳へのピストンが厳しそうだったので、その分巻かずに正規のルートを登ることにした。しかし登り終えたときにはガスに覆われており、何も見えず残念だった。 

敬神の滝小屋

金懸小屋

金懸小屋内部。QOL高い。

ここでメンバーの体調的なことを書くと、T本さんは七合目を過ぎたあたりで太ももが痛いと言い始めたのでサロンパスで処置した。また川村は序盤、単調な登りがかなりしんどかったらしい(が、登っていくにつれて元気になったそう)。自分は睡眠不足と疲労で木曽前岳辺りから頭痛やふらつきが生じた。高山病という説もあるが、何とかなったので良しとする。だが次からは山行前はしっかり休もうと思う。客人のA野だけは終始ピンピンしていた。今回の山行はエネルギッシュなA野にかなり助けられていたのだと思う。 

CS1の駒ヶ岳頂上山荘に着くころには皆それなりにクタクタであった。すぐテントを張り入り込むも、防水性が0に等しく中はすぐに浸水した。さらに追い打ちをかけるかのようにCLのザックの中で生卵が破裂しているのが見つかり、テント内はいよいよ地獄の様相を呈していた。メンバーは謎テンションに突入しそれはそれで楽しかったのだが、ここで交わされた言葉の数々は低俗極まりなかったので書くには値しない。 

ラジオの電波が入りにくく天気図が書けなかったのでネットの天気予報に頼ると、翌朝6時の1時間当たり降水量が11ミリで、行程通り宝剣岳ピストンに行けそうではなかった。また全員かなり消耗しており、雨の中来た道を下るのはしんどいというのが総意だったので、Escape1下山を考えながら明日の朝4時に起床し最終判断を下すことにした。 

木曽駒ケ岳山頂にて

頂上山荘を見下ろす

奥には宝剣岳が見える

頂上山荘のテン場

夕食後秘密兵器を開けて20時には消灯したのだが、浸水したテントで快適に寝られるはずもなく2時間に一度は目を覚ました。翌朝の川村曰く「疲れに疲れを重ねた感じ」の睡眠だった。今回は1泊なのでまだ耐えたが、3泊4日の合宿でこうなると山行に支障をきたしそうなので、防水対策を考えたい。 

7/14 雨

4:00 起床

5:40 CS1発

6:40 千畳敷駅(Escape1下山)

予定通り4時に起床した。雨は夜通し降り続いており、辺りはガスっていた。朝食を食べながら、Escape1下山することを決定した。CLは朝固い米を食べるのが嫌で今回初めて雑炊にしてみたのだが、食べやすいうえに暖も取れとてもよかった。他のPartyにも是非お勧めしたい。

雨の中での撤収に少々手間取ったが、5:40分にはCS1を発った。中岳を超え千畳敷を降り、無事千畳敷駅にEscape1下山した。わずか1時間で着いてしまい、あっけなかった。

A野と中岳山頂

ここから千畳敷カールへ降りる

ロープウェー千畳敷駅

ここからは公共交通機関に頼りまくった。ロープ―ウェイでしらび平駅に降りた後、バスでJR駒ヶ根駅まで行きJR上松駅に移動、タクシーを利用して車を回収した。例によって近くの温泉で汗を流して京都に帰り、百万遍の王将で打ち上げをした。 

以上、もりしゅーParty part2の報告でした。正直とてもしんどかったです。残雪とテスト期間の関係から、夏休み前に行くには先週またはこの三連休しかなかったのですが、二日目の行動時間の短さから承認されない可能性も無きにしも非ずですね。そうなると代替PWに行かねばならず、頑張って行った意味もなくなってしまいますが…。まあ1700m登り切ったという達成感は得られたので僕としては良かったです。Part3は八ヶ岳です。それではまた。