今年の大学祭のテーマは、「Start Afresh 〜新たに始まる〜」であるとお聞きしました。現在、皆さんはコロナ禍の真っただ中にいて、どうやったら充実した学生生活を送れるのだろうか、これからどうやって生きて行こうか、など日々もがき苦しんでいることと思います。しかし、ワクチン、治療薬、治療法等の開発によってコロナ禍もそろそろ終わりが見えてきたように思います。このような状況の中で開催される大学祭が、まさに「新たに始まる」これからの社会や生活を模索し、それに向かって踏み出すきっかけになることを願っています。これまで人類は苦境に立たされるとその度にそれを克服する知恵を編み出してきました。コロナ禍で開かれる大学祭だからこその素晴らしいアイデアや新たな発見が生まれるものと期待しております。それらが大学祭参加者それぞれにとって「新たに始まる」世界を予感させるものになることを願っています。終わりに、大学祭の開催にあたり、ご尽力いただいた関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。
第2回呉羽キャンパス合同大学祭の開催、おめでとうございます。
富山短大として59回目、子ども育成学部として13回目を数える大学祭、まさに「継続は力なり!」1963(昭和38)年の富山女子短期大学の開学以来60周年を迎えようとする呉羽キャンパスにあって、それぞれの歩みの先に新しい歴史を拓く大学祭でもあります。
今回のテーマ「Start Afresh ~新たに始まる~」は、「学びと成長の共同体」呉羽キャンパスの一層の発展と明るい未来を照らす希望の光でもあります。
未曽有の気候変動、戦争と平和、分断と格差、貧困など地球規模の宿題、想定を超える少子化・人口減少、日本経済の低迷、人間関係の希薄化など、内外の課題に向き合う中で開催される第2回合同大学祭。
呉羽キャンパスに集う学生の皆さんが、その思いとエネルギーを結集して、皆さん自身の未来づくりをめざして、主体的に「新たに始める」契機となることを期待しています。