2010年に始まった卒業論文発表会も、今年で10回目という節目を迎えました。今年はテーマを設けず、ご来場頂いた皆様一人一人が、心理学の様々な側面を感じていただきたいと考えております。
私たちの心は様々なものに刺激を受けて、時には、知らず知らずのうちに動かされているものです。私たちは誰でも自分の心と寄り添い、心との対話を経て生活しています。
その中で心理学専攻の学生たちは、大学生活の中でより心理学に触れ、学び、考えてきました。卒業論文発表会は、その成果を多くの人に知ってもらう場です。発表者の皆様が、存分に成果を発揮できるよう、スタッフ一同サポートさせていただきますので、皆様ぜひご来場していただき、心理学の面白さや新たな発見などをご自身の"心"で感じていただければと思っております。
卒論発表会実行委員会 委員長
250名を超える多くの方々にお越しいただき、盛況のうちに閉幕することができました。
ご来場誠にありがとうございました。
日時:2020年 1月 31日(金)
受付開始 10:00
開会 10:25
閉会 15:30
事前予約不要・参加無料
場所:関西大学千里山キャンパス 第3学舎
※関大前駅北側(千里山方面)出口を出てすぐの西門から見える「関西大学」と大きく書かれた建物です
受付・口頭発表 ……ソシオAVホール
ポスター発表 …… A205コモンズ
かんさいだいがく で しんりがく の
そつぎょう ろんぶん はっぴょうかい
が おこわなれ ます
いろいろな たしのい けんきゅう を
しょうかい します
ぜひ ごさんか くさだい
チラシに書かれた上記の文章には間違いがあるのですが、気づきましたか? 1行目の「おこわなれます」と2行目の「たしのい」はあえて文字の順序を入れ替えているのですが、それに気づかずに読んでいた人も多いのではないでしょうか。この現象を最初に報告したのは、ノッティンガム大学のRawlinson氏が1976年に発表した学位論文「The significance of letter position in word recognition(単語認識における文字の位置の重要性)」だと言われています。具体的な規則は不明なのですが、私たちは最初と最後の文字が正しければ、その間の文字が多少入れ替わっていても問題なく知っている単語として読めてしまいます。これは私たちの脳が決して間違いを犯しやすいわけではなく、むしろ多少の間違いを自動的に修正し、物事をスムーズに処理できる頑健性(頑丈さ)を持ち合わせていることを意味していています。こうした脳の機能を調べることも心理学の重要なテーマのひとつです。