「ことのは」とは
「言の葉=ことば」。私たちは、患者さん・ご家族とのコミュニケーションを何より大事にしたいと思っています。自宅で過ごすためには、日常生活に医療が寄り沿う必要があります。医療が先ではなく、日常が先。だから、皆さんの言葉にならない言葉にも、耳を傾けていきます。
コラボレーションとは
多種多様な専門職のコラボーレーション(協働)を意味しています。在宅医療は医師だけでは成り立ちません。看護師、セラピスト(リハビリ専門職)、薬剤師、栄養士、歯科医師、事務職員、ケアマネジャー、訪問介護士等の多様な職種で生活をサポートしていく必要があります。
また、在宅の場は生活の場。その人らしい、日常の場。自宅に私達が伺うことは、それ自体が患者さんとのコラボレーションを意味しています。
✓ 「総合診療」と「緩和ケア」を融合した医療で、在宅の可能性を最大化します。
✓ ご自宅での生活を維持・向上できるように、多職種・他事業所と密に連携します。
私たち、「ことのは コラボーレーションクリニック」のチームメンバーを紹介します。
今はまだ数人のスタッフですが、これから同じ思いを持った仲間が増えていくと思います。
まずは、医師のプロフィールを掲載します。
冨岡 慎一
医師
専門領域
内科認定医 総合内科専門医 プライマリケア認定医
在宅医療専門医 社会医学系専門医・指導医
WHOコンサルタント(2021年3月~) 広島大学客員准教授(2021年4月~)
学位
医療政策修士(ロンドン大学 LSHTM/LSE) 社会政策修士(ロンドン大学 LSE)
医学博士(産業医科大学)
略歴
中間市生まれ。九州大学医学部を卒業。武蔵野赤十字病院にて初期研修と中期研修を修了。東京都立墨東病院にて一般内科医として勤務。
その後、2008年より松下政経塾にて在宅医療を中心とした超高齢社会の医療介護をテーマに研究。ロンドン大学(LSE/LSHTM)にて医療政策と社会政策のダブルマスターを取得。産業医科大学にて医学博士号を取得。2013年から2015年までハーバード公衆衛生大学院研究員。その後、産業医科大学公衆衛生学、広島大学公衆衛生学にて研究教育活動を行う。
その傍ら、2016年より在宅サポートながさきクリニック(北九州市小倉北区)にて在宅医としての勤務を開始。2020年以降はコールメディカルクリニック福岡(宗像市)にて勤務。重症患者・困難事例の在宅ケアを行う。
同時に、2021年3月より世界保健機関(WHO)のコンサルタントとして臨床と研究の知識を活かしたテクニカルサポートを提供。データに基づいた医療介護システムや理想的なプライマリケアシステムの構築・設計のために、国や自治体とも協働している。
2023年、在宅医として地域医療に没頭するため、多職種の仲間とともに『ことのはコラボレーションクリニック』をスタート。
こちらのリンクもご参照ください。
松下政経塾プロフィール
WHOプロフィール
2021年度 宗像市・福津市 在宅医療・介護連携推進事業分析報告書
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