撮影:ぐるぐる☆すっくん(@0122Sug)様
Identification Number : Type-SYK ___
Manufacture Date : unknown Body Type : Female
Note : 日系企業である天羽財閥を取り切っていた女傑が自身をモデルに作ったとされるクローン。
財閥は企業間抗争にて淘汰され、クローンの権利保持者は不明。
一時期、設計図が闇市場に流れ、量産されたが、現在は製造されていない。
製造中止の理由に、誤作動多発の報告があることや、闇に流れる際に一部情報の書き換えが行われた等の噂があるが、あくまでも噂の域を出ないため、時代の流れにより旧式になったことが製造中止になった理由だと考えられる。
Postscript : 最近、元天羽財閥の重鎮だった人物が次々と殺害される事件が報告されている。
防犯型ヒューマノイドロボット。武器屋レアワークス(@rarerarerare)の懐刀や新城技術工房(@ShinnjouEi)のカランビット等小型の刃物を装備していることが多いが、武器屋レアワークス(@rarerarerare)の剛刀を用いる個体も確認されている。
構内警備の他、用心警備にも使用していたとの記録有。
製造会社、製造時期共に不明だが、その形状から旧式のパーツが用いられているとみられる。
なお、サポート会社及び後継機の情報は入っていない。
所持機体の改造は自己責任の元に行うこと。
撮影:夕景(@uke_vol)様
撮影:ぐるぐる☆すっくん(@0122Sug)様
こちらは、同型機の初期Modelと、某所有者自己改造Model。
初期Modelにおいては、用心警備を主に考えられていたらしく、格闘戦闘用のGlobeが装着されていた。
自己改造ModelにてParts使用しているのは、半機人研究所(@cyborgrabo2021)の製品。回線接続の相性がいいため、初期Modelと比べると、かなりの性能向上が見込まれる。
尚、改造は自己責任で行うこととし、保証はされないものとする。
撮影:ぐるぐる☆すっくん(@0122Sug)様
その噂を聞いた時は、バカげた話だと一笑に付していた。「かの女傑の呪い」だと狼狽える者たちを「噂に踊らされるな」と叱咤するほどに欠片も信じていなかったのだ。
目の前に現れた女は、あの時の女傑と同じように此方を嘲り嗤う。
カタカタと震えながら拳銃を構え引き金を引くも、カチカチと乾いた音しか響かず……拳銃を投げ捨てて、護身用の刀を構えた。
だが、そんな状態でまともに戦うことなどできるはずもなく……床に崩れ落ちた。
私は、その懐刀を手にしたとき、奇妙な懐かしさに捕らわれた。
七色に輝く虹色の刀身に心奪われる。
「これは、私の……」
かの女傑が愛用した懐刀。
この無機質な身体にDNAがあるのだとしたら、そこに刻まれているのだろう。
そんな奇妙な感傷に捕らわれた。
「返してもらうよ」
倒れた男はピクリとも動かず、否の応えがないことを理由に、彼女は手にした懐刀を持ち去った。
武器屋レアワークス(@rarerarerare)にて、一人の男と出会った。彼は、様々なモノを扱う売人で、此処には仕入れに訪れたのだという。
修繕の依頼していた懐刀の仕上がりを眺める私に彼はニヤリと嗤う。
「この煌めきに魅せられたのかい? たまにいるんだよね、そういう奴が……」
眇めながら刀を眺めていた男は、スッと私に視線を移す。
「だがよ、本気でソレを手にする覚悟はあるのかい?」
私は「ある」とも「ない」ともは答えられなかった。
クローンでしかない自分がこの懐刀を手にする価値があるのか否か……自分の方が知りたいくらいなのだから。
無言で立ち去る私に、彼はそれ以上声をかけることはしなかった。
売人:JIRO(@kaworu3821)様
撮影:トモタカ(@tomotakaaiz)様
音もなく近付いて来た男が「あの情報は役に立ったかい?」と囁いた。
「思ったよりも良かったわ」
賑やかなバーカウンターの片隅。カウンターに広がるピザに客が集まりだし、その熱気に二人を気にする者はいない。
「でも、完全ではなかったわ。そこは如何補填してくれるのかしら?」
「業突婆め……足元を見やがって」
「あら、でも貴方とはいい関係でいたいのは本当なのよ」
スッと見せた扇子の裏には、振込完了を示す画面が表示されていた。
情報屋:JIN(@JIN_WPlus)様
客:かいざぁ(@kaiser_wave666)様
撮影:トモタカ(@tomotakaaiz)様