世界観
強大な力を持つ魔女・ウランが自身の力をティーカップに注ぎ作った小さな世界、「杯世界」。ウランはいくつもの杯世界を作り、自らの力の均衡を保っていた。しかしある日、ウランは死亡。ウランの創造物であるヒュウはそれを悲しみウランの蘇生を試みるが、蘇生は不完全なものとなってしまった。不完全な存在となったウランは厄災の種を杯世界に落とし、杯世界を滅亡へと誘った。ウランを元に戻すための鍵を求めて、ヒュウは滅亡した杯世界を修復する旅に出る。
世界観
強大な力を持つ魔女・ウランが自身の力をティーカップに注ぎ作った小さな世界、「杯世界」。ウランはいくつもの杯世界を作り、自らの力の均衡を保っていた。しかしある日、ウランは死亡。ウランの創造物であるヒュウはそれを悲しみウランの蘇生を試みるが、蘇生は不完全なものとなってしまった。不完全な存在となったウランは厄災の種を杯世界に落とし、杯世界を滅亡へと誘った。ウランを元に戻すための鍵を求めて、ヒュウは滅亡した杯世界を修復する旅に出る。
用語
杯世界(ハイセカイ)
魔女ウランの力を注ぐことでティーカップの中に作られた小さな世界。世界にはそれぞれ文明があり、ウランの意思とは無関係に運営されている。また、基本的に杯世界は一つ一つが独立しており、互いに干渉しない。杯世界の住民たちは他の杯世界や外の世界について感知していない。
厄災の種(ヤクサイノタネ)
蘇生後のウランによって作られた角砂糖状の運命因子。杯世界に落とされるとその世界の中から滅亡をもたらすのに最もふさわしい者を選び融合する。
厄災者(ヤクサイシャ)
厄災の種と融合した者のこと。厄災者となった者はそれぞれ滅亡に関係する特殊な能力を発現する。また、自身の所属する杯世界を滅亡させる運命を背負う。この運命には強制力があり、自身・世界が自ら滅亡への道を進むようになっている。何らかの原因で厄災の種から「滅亡をもたらす運命を放棄した」とみなされた時、厄災者から厄災の種が分離し回収可能となる。
魔女(マジョ)
かつて迫害を受けていた、魔術を扱う女性たち。知的好奇心が強く、世界の構造を分解し、設計図を作り保存することを種族全体での定めとしていた。生まれながらに封印を受けており、解除すると強大な力を手に入れることができるが、そのためにはそれぞれ個人によって異なる条件を満たさなければならない。魔女狩りを経てほとんどが死に絶え、種族としての絶滅を果たした。
登場人物
○ウラン関係者
○厄災者