世界観
五つの人種が存在する国。ほとんどの種族は、強大な力を持つ「魔女」の脅威にさらされていた。
用語
神子(ミコ)
人種の一つ。最も数の多い人種、ということになっている。実際は神子に化けているものも数多くいるので正確なところはわかっていない。騎士を従属させることができる。
騎士(キシ)
人種の一つ。神子の次に数が多いとされている。しかしこれも定かではない。基本神子は騎士とセットで動くため他の人種のものが化けるときに手を組んで神子と騎士のペアに見せかける場合が多い。騎士は魔女と対等に渡り合える力を持っている。
魔女(マジョ)
人種の一つ。現在確認できる魔女は数少ない。わかっているのは組織に捉えられた魔女くらい。魔女は神子の生気を摂取して生きている。必要な生気の量が尋常じゃなく多いので生気を吸われた神子は大概死ぬ。魔女は目にうつった人がどの人種なのかを知ることができる。魔女は赤い瞳孔をもつ。
継手(ツギテ)
人種の一つ。普通に生活を送っているものが多い。現在継手を取り締まる組織はなく、郊外ではよく彼らの姿が目撃される。魔女と同じく人の生気を摂取するが、その量は魔女よりも少なく、摂取をしなくても生きていけるため継手が生気を摂取するということ自体が公になっていない。必ず体のどこかに継手の紋章がある。
人柱(ヒトバシラ)
人種の一つ。五つの人種の中で最もイレギュラー。謎が多く、詳しいことはまだ何もわかっていない。
組織(名称未定)
魔女の殲滅を目的とした王直属の組織。構成員はほぼ神子と騎士。情報を集める情報班と実際に現場に赴く調査班に分かれる。国での組織の地位はかなり高く「魔女狩り令」などの条例も発令している。仕事の内容は主に魔女の調査と戦闘。(神子の突然死などの事件情報から魔女がいる可能性のある地域に組員を派遣し調査、発見し次第戦闘し魔女を殺す)しかし魔女の強さは計り知れないため返り討ちに遭うこともしばしば。そのため組員の死亡率は高い。
魔女狩り令(マジョガリレイ)
組織が発令した条例。内容は、魔女を発見し次第組織に連絡、または直ちに殲滅すること。国民の大半はこれに従っているが批判的な人もいる。
魔女信仰(マジョシンコウ)
魔女を信仰する宗教があり、その宗教によって成り立っている街がある。しかし普通の人にはわからないようカモフラージュしながら秘密裏に行われているためどこにあるのかなどの情報は一切掴めない。
その街はほぼ継手のみで構成されており、教会によって治められている。教会は魔女の森と深い関わりがあり、教会のトップとなる大司祭のみが魔女の森に入ることと魔女(エルム)に会うことが許されている。
登場人物
身長目安