第56回光学四学会関西支部連合講演会
光と芸術
2023年12月11日(月)13:00〜17:00 オンライン開催(Zoom)
更新情報
2023年11月6日:第56回講演会のお知らせを公開しました.
講演会の趣旨
これまで光学関連学会の関西支部合同で年一回の連合講演会が開催され,今年で56回目を数えます.本講演会は,幅広い分野の講師の方々にご講演頂いて見識を広めることを目的にしております.参加者は専門分野の知識を深めると共に,他分野の最新の研究技術について学ぶことができます.今回は,光と芸術というテーマで,第一線でご活躍されている方々をお招きしてご講演いただきます.
講演プログラム
13:00〜13:05
開会挨拶
13:05〜13:55
光空間のプログラミングとアート体験による新しい学びの可能性
渡邉 健太 氏 パナソニック(株)エレクトリックワークス社 ライティング開発センター 主務
学習指導要領の範囲を超えた新しい学びとして,教育現場にSTEAM教育が普及し始めている.「プログラミング思考」や「アート思考」といった現代社会に必要とされる思考法とも親和性が高い「光」を活用してアート作品を創造するという新しい学びに関して,教育現場での実証試験から得られた様々な知見を紹介する.(照明学会より)
14:00〜14:50
光反射計測と3DCG技術に基づいた文化財デジタルアーカイブ
田中 法博 氏 長野大学 企業情報学部 教授
高度な技能を持つ職人によって創り出された有形文化財の視覚的質感(色,光沢,陰影などの材質の見え方)を光反射計測に基づき定量的に記録し,
3DCGで再現する手法を紹介する.この方法では,材料の性質や状態を光反射モデル(数学モデル)で記述し,実際の文化財を3DCGで再現する.(日本色彩学会より)
15:05〜15:55
絵画を観察する話 〜出来るだけ広帯域で絵を観たい〜
福永 香 氏 情報通信研究機構 電磁波研究所 電磁波先進研究センター長
我々が鑑賞している古典絵画には修復の歴史がある.処置前に必要な調査を行う文化財科学の分野では,電波から光さらにX線に至る電磁波を用いた非破壊検査が広く行われている.本発表では祭壇画の調査例等を用いて電磁波計測技術のアート分野への貢献について紹介する.(日本分光学会より)
16:00〜16:50
サイエンスとアートの協奏
菱田 真史 氏 東京理科大学 理学部第一部 准教授
講演者である菱田は,物理化学系の研究者として普段は大学で研究を行う傍ら,サイエンスの知見を活かした現代アート作品の制作と展示を行っている.(参考:https://hishidamafumi.editorx.io/homepage/art)本講演では,これまでの活動の経緯や光をテーマにした作品の紹介,また,このような活動を行っている背景などについてお話ししたい.(日本光学会より)
16:50〜17:00
閉会挨拶
参加費
主催・協賛学会員/2,000円 会員外/2,500円 学生/無料
参加申込 申込締切:2023年 12月 7日(木)
申込フォーム(締め切りました)よりお申込みください.フォームがご利用になれない場合は,氏名,所属,連絡先,所属学会および「光学四学会講演会の申込み」とご明記の上,下記のお問い合わせ先にE-mailでお申し込みください.
講演会3日前(12月8日)を目処に,予稿集とZoomへのリンクURLを記載した当日案内メールを送付いたします.予稿集はそちらからダウンロードをお願いいたします.
協賛学会
電気学会関西支部 電子情報通信学会関西支部 映像情報メディア学会関西支部 レーザー学会 応用物理学会関西支部 日本画像学会関西委員会 画像電子学会 日本赤外線学会 日本照明工業会
お問合せ先
大阪電気通信大学 西 省吾
大阪電気通信大学 西 省吾
E-mail/s-nishi@osakac.ac.jp (※@を半角文字に要変更)