多様な教育の未来を描く
教育映画上映プロジェクト
あなたは「学校」にどのようなイメージをもっていますか?
大人から将来のためだと言われ、嫌々ながら勉強した記憶がある人も多いのではないでしょうか?なぜ日本では、勉強に対してネガティブなイメージが強いのでしょうか?
現在、不登校児童数は急激に増えており、大きな教育問題となっています。
なぜ、子供たちは学校に行かないという選択をしたのでしょうか?
そして多くの大人たちがその背後にある原因を子供の問題として扱い、「社会不適合者」としてのレッテルを貼る傾向にありますが、その価値観は正しいのでしょうか?
日本の公教育は多くの長所を持ちながらも、時代の変化に追いつけていない部分があります。明治時代から変わらぬ画一的な教育システムは、子供たちの多様性や個々のニーズに十分に対応できていないことが指摘されています。
多くの大人たちは子供が学校に合わせるべきだと考えていますが、学校が子供に合わせてもよいのではないでしょうか?
そこで、私たちは学校や教育について多くの方と考えるきっかけをつくるために、この教育映画上映プロジェクトを立ち上げました。
ご興味を持たれた方は、ぜひご参加ください。
◎Kodona 上映会プロジェクトチーム
(やどめ、おっけー、みきよん、ゆっきー、もどき、にしだ)
<参考サイト>
➡️ 小学校教育は150年不変 「次の授業のカタチ」はこうすれば拡がる!
書き手:苫野 一徳さん | 哲学者、教育学者、熊本大学教育学部准教授
(リンク元:こども、子育て、本、読書にまつわるWebメディア[コクリコ cocreco])
第1回 上映映画「夢みる小学校」
(プロデューサー・監督・撮影:オオタヴィン / 制作:まほろばスタジオ / 91分)
▸日時:2024年6月1日(土)
【午前の部】 9:30開場、10:00上映開始
【午後の部】13:30開場、14:00上映開始
*上映後、希望者の方で1時間程度のシェア会を実施します。
*当日、申込みなしの方の参加も受付ますが、定員(各部72名)に達している場合はお断りすることがあります。
▸場所:生涯学習センター 情報・創作棟1F 視聴覚室(岡山県岡山市北区伊島町3-1-1、無料Pあり)
▸参加料:一般 1,000円 / 大学生以下 無料(要学生証)
*無料の託児室を設けます(2歳以上、定員あり)
▸申込み:下のフォームからお申し込みください(5/30締切)
▸主催/お問合せ: 私の学校準備室 Kodona
📞080-1940-1026(にしだ)
▸後援:岡山市教育委員会
2024年上映予定作品(詳細は後日このHPでお知らせします)
▼第2回 8月3日(土)
「夢みる校長先生」
▼第3回 10月
「みんなの学校」
▼第4回 12月
「夢みる小学校 完結編」
《 定期上映会のPOINT 》
*これらの映画は、従来の学び⽅に疑問を投げかけるドキュメンタリー映画です。
*上映後は参加者同⼠でシェア会(映画内容や教育について話し合う)を実施します。
*参加費はお⼦さん連れかどうかに関わらず⼀律料金とし、参加者全員で(地域全体で)⼦育て世代を⽀える構図とします。
過去の上映会
🎬「屋根の上に吹く風は」上映会&座談会(2022年11月 岡山市東公民館)
「屋根の上に吹く風は」上映会参加者の声
👍何度もこみあげることがあり、見終わっても何かうまく言葉にはできないものを感じています。
子どもを信じることは自分を信じることだなと思いました。 たくさんの選択肢が増えるといいなと思います。ありがとうございました。
(右の矢印タップでもっと見る)
👍ずっと見たかった映画でした。今回託児もついて大人だけでゆっくり見ることができて、みなさまには感謝しかありません。参加者のみなさまとのトークタイムも楽しかったです。
👍子どもってすごいなって思いました。
大人は子どもが学ぼうとする力を信頼して見るのみ。 学び方は多様。
今、小5の息子が学校に行かない日が増えているので、そんなことが心に響きました。
正解はない。道すじがない。それを大人の私自身も 子どもと一緒に楽しんでいきたいなって思いました。 これからの学校、学びの場が楽しみです 。
👍長谷さんのお話や映画を観ることができてとてもよかったです。
グループトークでの話し合いも、今も捉えて、今後を考えていくのにとも参考になりました。どうもありがとうございました!
👍新田サドベリースクールでゲームをしているという前情報があった中、映画を観ましたが、ゲームがいけないというのは大人の価値感という理由で、 子どもたちとの話し合いで民主的に決めているというのが印象的でした。 自由の裏付けが話し合いであったことが、勉強になりました。
👍今日は素敵な会をありがとうございました。
映画もとっても良かったし、そのあとみなさんと話して共有できる場があって、豊かな時間でした!!!
👍「自分で決める環境」の本質は「私は尊重されている」「私には力がある」「私の人生は私が決める」という感覚を培うところにあると思いました。そして、自分の人生のハンドルを握っている」に つながっていくと思いました 。
👍自分と向きあえているから、自分の意見、思いが話し合いにつながってるんだな。と最後、長谷さんのお話で感じました 。
上映会をみて、賛否両論あると思いますが、私は、こういった 学校が増えれば、選択が増え子供たちの可能性がひろがると思っています。
またこのような企画がひろがることで多くの方に知っていただき みんなで意見をいいながら新しい型のものができるといいな。
👍学校の先生以外にも地域の人や 有名な方、知り合いの方 のいろんな方に スクールに参加してみてほしい。いろんな大人の姿を見る経験してほしい 。
大人も子どもも、もっと自由にのびのびと幸せを実感できる世の中にしたい。と思いました。
自分と違う価値観も、 様々な価値観を尊重し、他者への 寛容さを持つ人に 私自身も子どもも育ってほしいと思います。
👍映画を見た後、その事について話し合える場…とっても良かったです。
これからの子供に想いを寄せる大人が大勢いてくれる事を嬉しく思います。
ありがとうございます 。"kodona 基金“ 広めようと思います。
👍とても楽しそうな学校でした。今娘は高1、小さい頃に通わせたいと思っていましたが(権力を感じない環境が良くて)、娘に今、開くと、普通の学校でよいとのこと。
それでもよく学校の疑問を話す親子で、今、生徒会に入り、校則を変えようと動き始めました。 きっと、この映画は、参考になりそうだな~と、一緒に見に来ました。たぶん力になりそうです 。
子ども達の力は、ほんとに大人を越えていますね。
中高校生 が、参加できる企画まってます!生徒会のみんなで共有したい そうです 。
👍子どもの持っている力を信じる大人の覚悟大切だと感じました。
学校へ行く→〇、行かない→×、の風潮を変えていきたいな、と感じています。
行かないことで自分を責めてしまう子どもたちを救いたいです。
👍子どもを見守る、「待つ」ことのむずかしさを感じました。
サドベリーの学校に行っている間の子どもと家での子どもは? サドベリーのスタッフと家庭の親との関わり、理解、協力 はどうなっているのだろうかと思いました。
集団の中に入れない子どもは? 言葉に出せない子どもは?? という声がグループトークでありました。
子どもの気付き、声を待つことと、大人がどこまで関わるのか、でも大人も悩みながら、子どもに関わっている姿もとても大切だ と思いました。
よい勉強になりました。ありがとうございました。
👍見たかった映画が見れて嬉しかったです。ありがとうございます。 どこまで子供の自主性とするかを悩むなど、自由に対する関わりや子供達の責任など考えさせられます。
型にはめるでもなく、大人の都合にしたがわせるでもなく、子供達に任せて場を作っていく、そういう場があるんだなぁと思いました。
👍言うは易しで、子供の可能性は無限大だけど、環境、スタッフ、仲間どれも必要に感じた。初めてお会いする人も多く、これだけ関心ある人が 集まるのは嬉しく感じた。
👍やはり教育は他人任せにしてはいけないと思いました。
👍今の公教育で拾いきれない子どもの居場所がもっと増えたら皆幸せになれると思いました。
どんな選択をしても失敗やおちこぼれとならない社会になってほしいです。
主催団体 [ 私の学校準備室 Kodona ] について
「私の学校準備室 Kodona(こどな)」は、不登校増加や日本の子どもの幸福度の低さを受け、子どもがこの世界で生きるために本当に必要な学びが得られる場所作りをする、市民プロジェクトです。Kodonaでは、地球教育・科学の目・情報リテラシー・社会参加・心の根っこ作り、など多角的かつ独自の視点をもった、年齢を超えて学び合えるコンセプトを特徴としています。(2022年設立)
▼活動の様子はFacebookをご覧ください
https://www.facebook.com/kodona.okayama
生態系と「私」のつながりを実感し、私の「存在」について根っこを持つことができること。
「すばらしい」地球を知ること、「おかしい」に気づき、「私が解決できる」ことに気づくこと。
そして子どもも大人も、何より「楽しい」が原動力に。
* 代表挨拶 *
現代の人間社会における、節操があるとはいえない大量消費、経済優先思考は、動植物の生息環境に対して破壊力を持っているだけでなく、子どもたちの心まで蝕んでいると感じます。
2022年度文科省調査(最新)では、全国の不登校の小中学生は29万9048人で最多、岡山でも3668人となっており、年々増加するこの数字の原因は、無気力や自己肯定感の低さが根底にあることが指摘されています。
子どもたちが健やかに好奇心を持ち、のびのびと世界に羽ばたいていくためには、社会と自分の繋がりや命の循環など、従来方式の学校では学びきれない「自己肯定感の根っこ」を育てることが重要な要素だと考えます。
Kodonaでは、子どもと大人が集い、誰もが楽しんで自然環境や生き物に興味を持ったり、食べ物や商品のでき方、また消費後の行き先などを自ら探求心を持って調べ、自分と世界の成り立ちを体系的に身に着けていくような学び場を作りたいと思っています。それによって、「私」がどのように地球と関わって生きているのかを認知し、あらゆる物事を「自分事」として捉えることができるだけでなく、子どもが自分の感性を大事に行動に繋げ、社会と関わっていくことで、ゆるぎない根っこ(自己愛と地域愛)を育てていくことができると考えています。
私たちが描く人物像は、既成の価値観にとらわれず自信をもって自分らしい生き方をデザインできる人、地球規模の広い視野をもって問題を解決できる人、また、それを次世代に繋いでいけるような人です。
また私たちが実現したい社会は、多様性を理解し他者を尊重し(私⇔他の人、人間⇔動植物、大人⇔子ども)、マイノリティーの声に耳を傾けることのできる非暴力の社会です。
無垢な子どもたちの作る未来が、そのまま無垢であるために、どうぞみなさま、お力添えください。
Kodona代表 西田
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これまでの活動
【2022年度】
10月:これまでにない新しいスタイルの“プログレッシブスクール”設立を目指し活動スタート。Kodonaサポーター募集開始。
10月:映画「夢みる小学校 」上映会(中国短期大学主催)後のシェア会を企画、きのくに子どもの村学園卒業生を招き意見交換(託児付き)。
11月:鳥取県の新田サドベリースクールの1年を追ったドキュメンタリー映画「屋根の上に吹く風は」上映会と座談会を開催(託児付き)。母親の社会参加のための託児用募金「Kodona基金」を設立。
【2023年度】
3月/4月:親子体験型環境教育イベント「野外ごはんとネイチャーゲーム」を開催。野生生物を題材としたプログラム、野草摘み、火起こし体験と野外調理を実施。
4月:岡山ESDプロジェクト団体認定
7月:動物福祉と社会参加をテーマにした「子どもと大人で考える、生きたい社会のつくり方。~堀越けいにんさんお話会~」を開催。「私の生きたい社会」アートパネル展示、食育パネル展示、「私が選ぶ思いやりごはん」としてエシカル食材による野外ごはんを実施。
8月:サマーキャンプ開催。ブルーベリー狩り、川遊び、野外調理、温泉、夜は天文学の専門家によるミニ講義と天体観測を実施。
8月:第10回 岡山環境教育ミーティング出展
9月:教育・社会を討論する「KODONA会議」スタート
【2024年度予定】
4月:“楽しい” が未来をつくる!「EARTH SCHOOL」スタート
🌏EARTH SCHOOL 特設サイトhttps://kodonaokayama.wixsite.com/earthschool
6月:「多様な教育の未来を描く:教育映画上映プロジェクト」スタート
一緒に学校を作ろう!Kodonaサポーター募集中!
◎「Kodonaサポーター」とは
活動理念に賛同してくださる人たちで作っているLINEグループで、教育関連の情報シェアや、主催イベントのスタッフ募集、お茶会やごはん会の参加確認などに使っています💡(2024年3月現在20数名)
プロジェクトが立ち上がったら、プロジェクトごとの少人数グループLINEに分かれています。
◎年間を通していろいろな企画をしていきます
タイミングの合う時に興味のあるプロジェクトだけお手伝いしてもらうのもOK👌
学校作りに本気でコミットしていただくのもOK👌
サポーターさん主導の企画や、やりたいことがあればみんなで実現していきましょう。
◎参加してくださる方は
メール、Facebook、Instagram、公式LINE などよりお気軽にメッセージください😊