弘法松の由来

この地には、かつて高さ三十メートル、根廻り十一メートル余りある大きな松の木がありました。その松には次のような伝説がありました。

弘法大師が諸国を行脚していた折に、この地にお寺を建てようとしました。しかし、見渡したところ山々の谷は九十九谷で百谷に一つ足りませんでした。そこで弘法大師は、なぜか寺をあきらめ、そこに一本の松を植えました。それがのちに大きくなり、弘法松といわれるようになりました。

この地はかつての都築郡と橘樹郡の境界にあたる峠であり、津久井街道を行きかう旅人に、この巨松はよき道標でもありました。

その松も昭和三十一年の火難のため衰退し、その後枯死してしまいました。現在の松は数回の代替わりを経て、平成十五年に植えられたものです。

公園全体地図

滑り台

ブランコ

鉄棒


四季、花々

やまゆり

見晴らし

弘法松公園から見える山々:天城山、星ヶ山、下二子山、上二子山、駒ケ岳、神山、明神ヶ岳、大山、三ノ塔、行者ヶ岳、塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳、富士山、袖平山、黍殻山、菜畑山、赤鞍ヶ岳、三ツ峠山、本社ヶ丸、塩見岳、広河内岳、西農鳥岳、間ノ岳、滝子山、大谷ヶ丸、扇山、高尾山、ハマイバ丸、大蔵高丸、黒岳、小金沢山、三頭山、国師岳、飛龍山、御前山、大岳山、雲取山、御岳山、西谷山、川苔山、蕎麦粒山、有間山、大持山、武甲山

快適な利用のために

マナー

犬等の糞はお持ち帰りください。ゴミは持ち帰りましょう。


禁止事項

公園内での火気の使用は禁止されています。公園内は禁煙です。