ご参加ありがとうございました 

日本ナレッジ・マネジメント学会 第23回年次大会

2020年11月21日(土)09:30-17:30 on Zoom Meeting 

ニュー・ノーマル時代のナレッジ・マネジメント

ご挨拶

日本ナレッジ・マネジメント学会 

会長  一條和生

デジタルとアナログ、理論と実践。日本と世界。これらの健全なコンフリクトの中から、知の世界とその実践は発展してきました。それを組織として担うのが日本ナレッジ・マネジメント学会です。

日本ナレッジ・マネジメント学会は極めてユニークな学会です。学会員は企業の第一線で活躍する方と最先端の研究を行う学術研究者から構成されます。理論を磨き上げると共に、それをいかに実践につながるかを重視します。ガバナンスも組織運営も企業の第一線で活躍する方と最先端の研究を行う学術研究者のチームワークで行われます。

日本ナレッジ・マネジメント学会はオープンで、フラットで、そして何よりも楽しい場(intellectually fun!)です。知とその実践の最先端を切り開くために、より多くの方が会員になり、日本を、世界を、より良い社会にできればと願っています。

ぜひ、このようなエキサイティングな場にご参加ください。

特別講演(午前)

大阪大学・社会ソリューションイニシアティブ 教授堂目 卓生様

ご講演の後、一條会長とディスカッションを行います

特別対談(午後)

富士通株式会社 執行役員常務CIO(最高情報責任者)兼CDXO(最高デジタル変革責任者)補佐福田 譲様

一條会長との対談を行います

会場からの質問やコメントは「チャット」で受け付けます。

開催趣旨

大会テーマは「ニューノーマル時代のナレッジ・マネジメント」です。2020年は新型コロナウイルスへの対応に始まり、私達の生活のあらゆる面に影響がありました。しかし、「コロナ禍」と言われる状況で、注目されているのが、デジタル・トランスフォーメーション(DX)による新たな働き方や生き方です。

コロナ禍がいつ収束するのか見通せない状況にあっても、私達は生活やそのための経済を止めるわけにはいきません。また、コロナ禍以前から取り組んできたSDGsに代表される社会変革も急務です。いま私達は、大きな変換点に立っていることは間違いありません。そこで重要なカギを握るのは、我々人間が本来持っている力、つまり知識や知恵をどう活かすかにあると考えます。

こうした点を踏まえて、本大会では、ニューノーマル時代にナレッジ・マネジメントがどうあるべきか、どのように役立つかについて、ご登壇される識者の方々と、ご参加されるみなさまとで考え、深めていくことを目指します。

基調講演では、本学会理事・会長、一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻 専攻長、一橋大学教授の一條和生より、新たな知の探究を目指すDX実現の課題について話をいたします。

午前の特別講演には、大阪大学・社会ソリューションイニシアティブ、大阪大学教授堂目卓生様に、コロナ禍における善き生き方に関するご講演を頂き、その後一條会長と対話を行います。

午後の特別対談には、株式会社富士通・CIO(最高情報責任者)兼、CDXO(最高デジタルトランスフォーメーション責任者)補佐、常務の福田譲様にご登壇頂き、DXを推進する際の組織や人材育成などに関して一條会長と対談を行います。

また、会員の交流の場として、Zoom Meetingのブレイクアウト機能を使い、自己紹介のセッションと、講演内容を振り返り学会活動について意見交換を行うフューチャーセッションを行います。

知を共創する場への皆様のご参加をお待ちしております。

大会世話人・理事 名古屋大学教授 栗本英和

注意事項
録音・録画は、登壇者の皆様の知的財産と肖像権を守るため、厳禁です。
注意事項に反する行為や迷惑行為をされる方は通告なく退場して頂きます。
あらかじめご承知おきください。

進行表

開始 コンテンツ

9:00 受付開始

9:30 開会挨拶と基調講演 日本ナレッジ・マネジメント学会会長 一條和生

9:50 自己紹介セッション@ブレイクアウトルーム

10:10 【特別講演】ニュー・ノーマルと共感資本主義

      講師:堂目卓生教授(大阪大学SSI)

11:10 特別講演を主題にしたパネル・ディスカッション

    ・ファシリテータ:伊藤
    ・パネル:堂目教授、一條会長

11:40 ZOOMによる集合写真

11:50 昼食

※12:20ごろから研究部会の活動報告ビデオ(各部会約3分程度)の配信を行います。

    (1)東海部会 →紹介文はこちら
    (2)知の創造研究部会 →紹介文はこちら
    (3)ソーシャルメディア研究部会 →紹介文はこちら
    (4)ISO等標準化研究部会 →紹介文はこちら
    (5)新産業革命研究部会 →紹介文はこちら
    (6)実践SDGs経営研究部会 →紹介文はこちら
    (7)実践ナレッジイノベーション研究部会 →紹介文はこちら

12:50 休憩(機器の接続点検を含む)

13:00 特別対談:「富士通におけるDX フジトラ – Fujitsu Transformation」

    ・モデレータ:田原
    ・富士通  常務 福田 譲氏
    ・一橋大学 教授 一條和生氏

14:00 休憩(質疑延長,機器接続点検を含む)

14:10 フューチャー・セッション@ブレイクアウトルーム

14:40 各ブレイクアウトルームにおける意見交換の報告と共有

研究発表     

15:00-15:30 研究発表1 迫田会員
15:30-16:00 研究発表2 田原理事
16:00-16:30 研究発表3 栗本理事 名古屋大学研究室
16:30-17:00 研究発表4 栗本理事 名古屋大学研究室

17:00 閉会あいさつ(一條会長から)

17:30 閉会

会場・会費

会場:Zoom Meeting(Peatixにてお申込みをいただいた方に通知いたします)

会費:会員 無料

   非会員 3,000円

   学生(学部生、院生とも) 無料

発表要旨

基調講演

日本ナレッジ・マネジメント学会会長 一橋ビジネススクール国際企業戦略専攻 専攻長、一橋大学教授 一條和生

テーマ:「ポスト・コロナ時代の新たな知の探究を目指せ(仮)」

概要:新型コロナウイルス感染症により、企業活動は⼤きな打撃を受けた。そのような中で、明るい兆しが⾒えてきたのがDX(デジタルトランスフォーメーション)だ。しかしDXは単なるデジタル技術の活⽤ではない。究極的には従来の業務、ビジネスモデル、組織、⼈間、企業⽂化の変⾰まで求めるものであり、新たなビジョンの実現を目指すものである。経営トップは、新たな知の探究、知識創造のためにDXを活⽤し、企業変⾰をリードしなければならない。


特別講演(午前)

大阪大学・社会ソリューションイニシアティブ 教授 堂目 卓生様

テーマ:「ニューノーマルと共感資本主義」

概要:講演要旨:誰もが「弱者」になりうるニューノーマルにおいて、鍵となるのは「共感」である。共感をベースに、いかにして自由な企業、自由な交換、自由な消費を持続可能な社会に結びつけるか。アダム・スミスを起点に、J. S. ミル、アマルティア・センの思想を踏まえ、新しい資本主義社会の思想的基礎を論じる。


特別対談(午後)

富士通株式会社執行役員常務 CIO(最高情報責任者)兼CDXO(最高デジタル変革責任者)補佐  福田 譲様

テーマ:「富士通におけるDX フジトラ – Fujitsu Transformation」

概要:富士通は、IT企業からDX企業への進化を掲げ、自社のDXに取り組んでいます。マネジメントや仕事の仕方、事業やサービスなど広く見直す中で、特に「ヒト」と「カルチャー」に焦点を当てています。変化の時代、あらゆる企業・個人が未来志向で変わっていく方法について考察します。


研究発表1 株式会社オプト 迫田苑子会員

◼️発表タイトル:ナレッジ・マネジメントの組織浸透を促進する3つの実践ポイント

◼️要旨:ナレッジ・マネジメントの実践を通して見えた課題とその解決方法から、組織浸透におけるポイントについて考察する。また、ニューノーマル時代において、デジタルとリアルをどう使い分けて推進していくか、Tipsを交え検討を行う。

ご参加ありがとうございました